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Channel: 採集生活
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キツブナラタケ大漁

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ナラタケ?

こんなきのこが・・・

ナラタケ?

なんか、そこらじゅうからもこもこ出ていました。

ナラタケ?

とても黄色くて何だろう?と思いましたが、キノコ博士の皆さんに教えて頂いたところ、キツブナラタケ(可食)とのこと。
であれば、摘まないと・・・。
翌日、摘みに行ってきました。

「味見程度」に摘めないのが私の性。
後先考えず、つい、生えている分全部、収穫してしまいます。これはもう、呪いといってもいいかも。
掌に食い込むレジ袋3袋をぶら下げながら、なんでいっつもこうなっちゃうかなぁ・・・・って思ってました。 

キツブナラタケ

夜は怒濤のきのこ掃除。
幸いこの日はダンナサマは出張。

摘むときは薄暗かったので全部摘んできましたが、ほどよい若さのもののみ選び、軸は大胆に短く切り落としていきます。
幸い、粘り(ぬめり)のあるきのこではないので、枯れ葉が貼り付いていることはありませんでした。 

キツブナラタケ

水洗い。
いい部分だけ選り分けてもまだレジ袋2袋分あるので、大きなホウロウ樽に満タンです。

キツブナラタケ

左が茹でる前。発見時より落ち着いた薄茶色になっています。これなら、画像検索したものに近いです(発見時、えらく黄色かったのは、若かったから?濡れていたから?)

右は茹でた後。 ちょっと濃いめの色になり、とても小さくなります。
茹でたあと最初のうちは水で晒しましたが、味見したところ味が薄まって水っぽくなってしまう気がして、後半は晒すのは省きました。
 

キツブナラタケ

後ろのバケツ満タンのきのこをゆでて、大きなボウル2杯分にまで縮みました。
とはいえ、冷凍庫に入れるとなるとシャレにならない分量・・・。

夜もふけて目がうつろになりながら、小分け真空パックして、何とか冷凍庫に収めました。 
(途中日和って大袋サイズで冷凍しそうになったけれど、後から困るのは自分だ、と思い出して全部小分けにしました。絶対小さい方が使いやすいので、頑張った私、エライ!) 


キツブナラタケは、ナラタケ系のなかでは一番美味しい、と言われているそうです。
ほんとかな?と、①塩ゆでしたもの、②ゆで汁、③生をバター炒めしたもの、を食べてみました。

私の印象は、「きのこの香りムンムンで甘く濃厚な味」なのはむしろナラタケかな?
ゆで汁も、捨てるのが勿体ないほどではないです。
ツルツルコリコリした食感は、ナラタケやナラタケもどき同様いいです。
(より繊細な感じかな?)

ほかと違うかも、と思ったのは、ナラタケやナラタケモドキより、おなかがゆるくなりにくいということ。
(気のせいかもしれませんが)
ちょっとくらい沢山食べても大丈夫なので、「一番おいしい」になったのではないかと思いました。


大量のキツブナラタケが冷凍庫を圧迫して、福井の猟師さんから買おうと計画していたイノシシ肉が、入りません。
けんちん汁、イカのトマト煮、ミネストローネスープ、などにコツコツ投入していますが、大勢に影響なし。
冷凍庫を覗き込んでは、はあ、とため息をつく日々。
なんでこうなっちゃうかなぁ。 


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