台湾旅行の二日目は、お料理教室に参加してきました。
一緒に行ったonoさんが、色々調べて比較して下さった結果、日本語で教えて下さるhojaキッチンというところに決めました。
ホジャ というのは 好吃 で、台湾語で美味しい、という意味だそうです。(北京語だとハオツーという発音)
結果的に、日本語の教室にして大正解だったと思います。
英語でも大体は分かるかもしれないけれど、やっぱり情報量が違います。
旅行先でこういう文化的なアクティビティに参加するのは、もしかして、初めてかな?
(いつもは闇雲に歩き回っているだけ・・・)
旅行ってこういう楽しみ方もあるんだわ、と新たな世界が開けました。
onoさん、本当にありがとうございました!
今回教わったメニューは、5品。
・胡瓜の甘酢あえ
・冬瓜のパッションフルーツ和え
・大根餅
・三杯鶏
・酸辣湯
・(おまけ)愛玉子
作業の段取りや空間の使い方なども、とてもシステマティック。勉強になります。
出来上がったらレストラン顔負けの、すごい御馳走になりました。
ざっくりご紹介しますね。

胡瓜の甘酢和えの材料。
全て、時間がかかる計量は既にして頂いているので、さっさと作業が進みます。
胡瓜は麺棒で割るのですが、端っこをまずたたき割り、そこからスタートして割り進めていくといいそうです。
かなり沢山お砂糖が入りますが、食べてみるとさほど甘くはないです。
ほどよい味になったら漬け汁からあげて保存することで、甘すぎない仕上がりになるとか。
あと、このニンニクが日本の(うちの)とは違って辛すぎず、生で食べても全然問題ないです。この種ニンニク、欲しい・・。

冬瓜のパッションフルーツ和え。
冬瓜は、皮に近い部分のみ使います。

大根餅。
これでローフ型2本分になります。
とても手間がかかるので、お正月など人が集まるときに作る御馳走なのだそうです。

台湾の大根は水分がすくなめで固め。
おろしてもあまり水っぽくなりません。
(なので日本の大根で作るときは水を減らすとよいとか)
このおろし金はとっても簡易なつくりですが、パワフルにおろせました。

三杯鶏。
醤油、酒、胡麻油が1:1:1なので三杯といいます。生姜と九層塔(台湾バジル)の香りがポイント。
汁少なめに煎り煮にした、強いて言えば、日本のキンピラぽい感じのものです。
加熱調理は、作業台の上にカセットコンロを置いてやります。

酸辣湯はみんなで一鍋作成。
野菜類は既に切ってありました。
茶色い四角いものは豚の血。
血と塩を混ぜて蒸してあるものです。
台湾のスープ料理によく使われています。
とりたてて変わった味はしなくて、私は好き(でもダンナサマは苦手みたい)。
豆腐はしっかり固め。
大根餅は、具を炒めてから水を注ぎ、そこに粉類(米粉・浮き粉)を入れて、更に鍋で半透明になるまで練ります。
この作業が力が必要で、しかも結構時間がかかります。
二人一組で作業したのですが、交替できて助かった! と実感する程。
一人でつくるとしたら、大変。
結構頑張って、ようやく完成。
おなか減りました!!

じゃーん。
さきほどまで作業台だったところが、食卓に。
(よくあるキッチンカウンターの高さよりこの作業台は低い、ということになりますが、全然問題なかったです)

最初に前菜二品を作り、冷蔵庫に入れておきました。
作業している間に丁度いい漬かり具合です。
パッションフルーツ味の和え物は、半透明な冬瓜が美しく、また、すっごく美味しい!
(その後、ハヤトウリピクルスとリンゴスライスをパッションフルーツで和えたものを自宅で作成。ダンナサマにも大好評)

労力的にはメインディッシュといえる大根餅。
蒸したてはとても切りにくいですが、これをカットして両面をこんがりフライパンで焼いて頂きました。

三杯鶏。
緑色のものが九層塔です。ホーリーバジルに近くないかしら?(違うようですが)
ちょっとミントみたいなスーっとする感じ。

酸辣湯。
とろみをつけた後卵液を回し入れ、しばらくそっと動かさずにおいてからかき混ぜると、スープが濁らないそうです。
この日はとても寒く、スープはとても温まりました・・。

こちらは先生から振る舞って頂いたマコモタケのオーブン焼き。
塩胡椒、バター少々をまぶしてホイルに包んで焼くだけです。
トウモロコシみたいな甘みがあり、これまで食べたマコモタケ料理の中で一番美味しかったです。

食後のフルーツも振る舞って頂きました。
赤いのは蓮霧(大好き!)。
緑色のは蜜棗。

そして先日記事にしましたが、みんなで作った愛玉子。
また台北に行くことがあったら、(違うメニューだったら)また参加したい程、楽しい体験でした。
■参考情報
Hoja kitchen 台北のお料理教室 日本語・英語対応