Quantcast
Channel: 採集生活
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1939

畑のサトイモ4種

$
0
0

今年はサトイモを4種類植えてみました。
サトイモやサツマイモなどの芋類は、植えっぱなしでいいので楽です。

種芋を貰ったりして正式名称は不明なものもありますが、植えた品種は次の通り。
?〜?は去年も植えたもの。種芋をとっておいて植えました。?は、今年はじめて。

?「台湾赤芽芋」
台湾原産種とのこと。
煮崩れない程度にホクホク感が強く、里芋特有の香りというかアクっぽさがしっかりあり、いい香りで美味しいお芋です。

?「八名丸芋(やなまるいも)」
愛知県の品種。まるっこい芋。
日本料理全般、どう使っても大丈夫。きめ細かくやわらかで粘りがあるサトイモ。素揚げも美味しい。

?「台湾タケノコ芋」 
台湾原産種とのこと。親芋を食べる品種。
極めてホクホクしており、普通に煮転がしにするのは煮崩れてしまって不可能。
日本の京芋(タケノコ芋)に比較的似ているが、更にホクホクのように思う。
蒸かしてそのまま食べるほか、コロッケや、台湾風芋餡などに合いそう。

?「鹿児島赤芽芋」
鹿児島の産直で、食用のものを購入し、植えてみた。3個入りの全部を植えてしまったため味は不明。


 

サトイモ

9/30、サトイモの葉っぱの写真を撮ってみました。
青いネットの奥に見えているのが台湾赤芽芋。
高さ2.5mくらいにもなるものすごく立派な葉っぱが茂ります。

 

サトイモ

写真左側の巨大なものが、台湾赤芽芋。
手前に、雑草に埋もれかけて見えるのが八名丸芋。
手前はサツマイモ。
サトイモは掘るような低い畝、サツマイモは高畝にしたとはいえ、サツマイモと同じくらいの背の高さに見えるのはびっくり。

サトイモ

写真左側の、背が低くて丸っこい形状の葉っぱが八名丸芋。
右側の、やや背が高く、縦長で黄色っぽい葉っぱのものが台湾タケノコ芋。 

サトイモ

こちらは鹿児島の赤芽芋。
背は低めで、脇芽が沢山出るような株の姿でした。
葉の裏を見ると、葉脈がうす紫色です。 

 

12月、一部を掘り上げて、写真をとってみました。

 

サトイモ

こちらが巨大な葉っぱの台湾赤芽芋。
地上部があれだけ巨大な割には、小芋のサイズや数は大したことないです。
親芋を食べる品種なのかもしれませんが、小芋だけもぎとって帰り、巨大すぎる親芋は畑に置いて帰ることもあります。

 

サトイモ

これは、一番背が低い葉っぱの八名丸芋。
地上部が貧相な割には、ころころしたいい形の子芋が沢山ついています。

サトイモ

こちらは台湾タケノコ芋。
親芋を食べる品種で、小芋はひょろっと細長いものが数個ついている程度です。
蒸かして食べると薄黄色になり、ホックホクで驚く程です。

サトイモ

今年初挑戦の鹿児島赤芽芋。
なんか貧相、というのはともかくとして、根っこがピンクなので掘り出したときびっくりしました。
小芋は、ひょろりと細長いものが少しついているだけなので、親芋を食べる品種のように見えます。 

それにしても小さい。
通路脇で雑草に埋もれ気味だったせい?肥料不足?
もともとこういう品種?

サトイモ

赤芽芋2種類を比べてみると・・・。
(左が鹿児島、右が台湾)
大きさも色あいも、全然違います。
鹿児島のお芋は、根っこがとっても赤いです。


食べ比べはこれからです。


■参考情報
(1)台湾のサトイモについての昨年の記事 
去年は、台湾赤芽芋と台湾タケノコ芋の区別がつかず、掘ってみて違うのでびっくりしたのでした。 

(2)八名丸芋について (当ブログ) 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1939

Trending Articles