床下に潜ってみよう、という場合は、装備も結構重要です。
私の場合は、次のような準備をしました。
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外側に着るものは、やっぱりツナギ。
ワークマンで買ってきました。
今回買ったのは木綿素材のものですが、もし床下がとてもジメジメしている場合は、水を通さない素材がいいかもしれません。もしくは、ツナギの内側に、胴体だけでもビニールを着るとか。
ツナギの内側には、フードのついたパーカー。
フードの内側には、少し厚みのあるキャップがあるといいです。
写真には入れそびれましたが、首には手ぬぐいをきっちり巻いておくといいです。
上を向いての作業で、何かが首元に落ちてくる可能性もあるので、首はふさいでおいたほうが。
あとは、ペンキ塗り用のポロシャツとズボンを履いておきました。
1回着て使った場合は、ものすごくホコリや匂いがつきます。
特に匂いは、内側の服や自分自身にもつくので、その日のお風呂は必須です。
あと、絶対必要なのが防塵マスク。
今回、メルカリで買いました。
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結構いいお値段で(5000円くらい)迷ったのですが、買って本当によかったです。
というか、これがない場合は健康被害の可能性もあるので、床下に潜るのはおすすめできないくらい。
口元だけ、という防塵マスクもありますが、このように目もカバーしているものが絶対にいいです。
(床下では、仰向けになって、顔の上あたりで作業して、ゴミや異物がいっぱい顔に落ちてくるため)
アクリル板の向こう側にちょっと写っていますが、マスクの内側で鼻と口元をぴったり覆うようになっていて、呼吸でアクリル板が曇ることがありません。
(プロ用の道具はすごい!)
密閉性がいい代わり、眼鏡をかけて装着することはできません。
ボンヤリした視界のままで作業しましたが、幸か不幸か床下はとても狭く(高さが低く)、近視の私でも作業エリアはなんとか見ることができました。
両脇の白いケースにフィルターを入れるようになっていてこちらが吸気。
中央の黒いもの排気専用のノズル。
吸気用のフィルターは交換式で、ついてこなかったので、自分で買う必要がありました。
そのためにマスクの型番を調べてみたところ、重松製作所の「防じんマスク DR165U2W」(CS面体)のようでした。
新品で買おうとすると、なんと3万円!5000円で買えたのはいい買い物でした。
対応するフィルターは、防じんマスク用フィルタU2W(重松製作所)。
ネットだと5000円以上するので(1セット売り・10個入り)ちょっと高すぎ。
ホームセンターに、このマスクを持参で行って、ハマりそうなものを2個買い、その場で開封・確認してぴったりはまったものをもう一個買う、という方法で何とかゲットしました。
(1個無駄に捨てることにはなりましたが)
このマスク、ほんとに高機能!
ぴったりはめると、最初の一瞬、息を吐くのが苦しかったのですが、中が正圧になるせいかすぐに呼吸しやすくなります。
そして床下に入っても、何の匂いもしません。
玄関の外で、埃だらけのツナギをほうきではたいてもらった後にマスクを外したら、自分自身から猛烈なカビ臭が漂ってきて驚きました。
マスクの中には全く匂いが入ってこなかったのです。
機能はとてもいいマスクですが、その分重さもかなりあります。
床下での移動は、基本的にはうつ伏せの匍匐前進なのだそうです(業者さんに聞いた)。
でも、うつ伏せになって、相当な重量の頭を斜めに支える、というのはかなりキビシイ。
(5秒くらいで、あ、これは首がムリ、とあきらめました)
で、基本からは外れますが、結局仰向けで、ずりずり背中とか頭をつける感じで移動したのでした。