昨年12月、福井の超新鮮なお魚をたっぷり頂く機会があり、慣れないながらも、さばいて冷凍したのでした。
(Nさん、その節はありがとうございました!)
綺麗にフィレにした新鮮なお魚が冷凍庫にあると、ものすごくメニューが豊かになります。
状態がいいお魚って、(お刺身で頂きがちではありますが)塩コショウを振ってムニエルにするだけでも、感動する美味しさ。
スーパーで、夕方遅くあたりに買った魚だとこうはいきません。
なんか触っていても生臭くて、料理してもやっぱりなんかちょっと残念なところがあったり。
(料理の腕があればリカバリーできるのでしょうけれど、あんまりないし)
福井のお魚は、「私、魚料理できる人になっちゃったかも!」と思えるほどの美味しさ。
さばく練習をするためにも、時々こうやってまとめてお魚を加工するといいかもなあ。
冷凍庫の魚もすっかりなくなってしまったので、またやってみることにします。
今度は北海道のタラ。
シーズンは冬かもしれませんが、身を食べるならば今でもいいみたいです。
ダンナサマがたまに「白身魚のフライが食べたい」と言うので、近くのスーパーで何度かタラを買ったことがありましたが、「もう絶対タラは買わない」と毎回ガッカリしています。
(かといって既製品の白身魚フライを買うと、油の味が好みではないし・・・)
まるごとのお魚から自分でさばけば、美味しいフライが作れそうですよね。
という訳で。

立派なマダラ、3匹。
津本式の締め方だそうで、おなかはきれいになっている状態で届きました。
さばき方は予めYoutubeで予習。
タラは初めてだけど、動画は分かりやすいですね。
鱗はスチールウールでこすり取りました。
アラは、前回同様茹でてほじって、モロモロ入りスープの状態にして冷凍。
(タラの身はぽろぽろ固めなので、前回のタイなどのアラ汁とはちょっと違う雰囲気)
雑炊やスープにする予定です。
フィレはこんな感じになりました。

半身を、中心の骨をよけて上下に細長く切り、更に長さを半分に。
塩をぱらっと振ってからピチットシートに包んで一晩冷蔵庫においてから冷凍庫へ。
(実は塩を振ったのは後半。前半は忘れてました・・)
一部は皮を引いて昆布締めにしてみました。お刺身か、蒸し物にしようかなと。
既にだいぶ食べ進んでます。
特によかったのが、目的だったフライ。
冷凍庫から取り出して電子レンジで半解凍。
冷凍する段階で鮮度に問題はなく、臭みもぬめりも全然ないので、衣つけ作業中も生臭さはなし。
あとはさっと揚げるだけ。
ものすごく簡単に美味しいフライが出来て、感激です。
中濃ソースやウスターソースもいいけれど、魚が美味しいと、レモン汁だけでも十分。
作業段階でも、食べる段階でも、我慢したり妥協したりする要素が全然なく、とっても楽チンにおいしいものが食べられて、幸せ~☆