実家の洗面所の水栓の調子が悪いようなので、2/23、交換に行ってきました。
お正月には不調を私も認識していました。
お湯の方の栓が、パッキンがダメになっているのか、渾身の力を込めて締めないとぽたぽたと漏るような状態。
(締める際の摩擦力をあげるため、輪ゴムが巻いてあります。)

そうだよねえ。古いものねえ。
1983年頃に新築の建売住宅だったときからついている水栓です。
そろそろ寿命ですよね。
パッキンを替えればあるいは?
一瞬思いましたが、やはり全部交換した方がいいでしょう。
この古い型番ってわかるのかしら、と思いましたが、検索してみると、
TOTOの型番検索データベースがありました。
「TOTO水栓金具品番特定システム見つかるちゃん」
調べてみると、ありましたよ!
これ、似てる!

微妙なサイズ違いで、 TGL300 型・TGL500 型・TGL600 型とあるようです。
製造年が一番古いTGL500AEXでも、製造年は1989-2005。あれ、1983年にはまだ作られてない?
データベースに乗っていないくらい古い機種ってこと?
でもまあ、厳密に分からなくても大丈夫。
後継機種が分かればいいです。
後継の方はこちら。TOTO TLHG31A。
ほかにも、先端が引き出せるタイプやシャンプー水栓などがありましたが、普通のものでいいとのこと。

メルカリで探して、7000円でゲットしました。
あと、ネジを締めるための専用工具や、穴をふさぐパーツも。
年明けに資材をそろえておきました。
さて工事。

止水栓を閉じて、あちこち外しにかかります。
長年の間に固着して外せないのではないかと心配でしたが、クレ556を吹き付けたりして、スパナで手あたり回してみて、なんとか取り外すことができました。
外したパーツ。

水栓のノズル部分は、だいぶ汚れてはいますが、ものすごくずっしりと重たい金属なので、磨けば使えそう。
でも、パッキンやらそういうパーツが古くて、交換しどきだったかなあと思いました。

さて、新しい水栓を真ん中の穴に差し込んでみました。

真ん中あたりに見えている細い金属のパイプが水栓側の給水管なのですが、接続箇所よりも長すぎます!
ここの洗面台は、高さ70cm。
今時の洗面台は高さ85cmくらいあるので、かなり低いです。
なので現代の水栓は長すぎるみたい・・・。
さてどうしたものか。
給水管を切るか? と考えましたが、ちょっと気持ちを落ち着けるため、お茶などのみつつ検索タイム。
ひとしきり検索したら、分かりやすい、いいサイトをみつけました。

よし、ホームセンターへGO!
このとき、つなぐ相手などの実物を持っていくのがコツ。
ネジのサイズなど、実物を見ながらチェックできます。
で、買ってきたのがこちら。

接続金具は、いろいろなネジ径のものが売っていて、現物を持って行ってほんとによかった。
それを使って、ぐねりん、とカーブさせてつないだ状態がこちら。

フレキ管がもうちょっと長いとよかったのですが、500mmのものしかなかったのでこうなりました。
(金属管製ならもっと長いのもあったけれど、柔らかいタイプはこれだけ。父がこちらを希望したので)

(お手本の絵だと、給水管はまっすぐのままですが、そうもいかずに曲げてしまいました・・・)

そこにはこういう構造の穴ふさぎパーツをつけます。

今回はネットで、工具と一緒に買いましたが、もし交換したければホームセンターで取り寄せることもできるのではないかな。
(ネットで買うとパーツ代と同じくらい送料が・・)


ここの洗面台は小さめなので、出っ張りがやや気になります。

こうすると、顔を洗うとき、右側で洗えばスペースが広めです。
まあ、使う人が使いやすいようにしてもらえれば。
私としては穴ふさぎパーツが大きすぎた気がするけど、母はさほど気にならないとのことでした。
これまでは、水を使うとき、必ずハンドルのそばが水浸しになったけれど、1ハンドルのこのタイプだと水がほとんど洗面台に垂れないとのことで、割と好評です。
やってみてよかったです。
給水管の接続の締め付けは、いちおうぎゅっと締めたつもりでしたが、洗面器とタッパーを下において、一晩チェックしておきました。
そうしたら、お湯の側に水が溜まってた!
翌朝は私がまだいたので再度締め直し、もう一晩チェックしてみてもらいました。
今度は大丈夫だったとのこと。
さて、ここで練習したことなので、いずれは自宅の洗面水栓も。
(シャンプー水栓なのですが、シャワーの穴が詰まっていて、だいぶ劣化しているのです)