
畑にチェリーペッパーが2株植わっています。
これはハラペーニョやセラーノと違って赤くして使う種類のようです(多分)。
そして、My畑では一番激辛。
こんな風に少しずつ色づくので、赤くなったものから収穫して冷蔵庫にためておきました。

1ヶ月以上こつこつ収穫し、小さいビニール袋にずっしり、たまりました。
激辛なので、何に使うかが問題です。

イタリアでは、こんな風にヘタから中味をくり抜き、中にツナペーストなどを詰めてオイル漬けにしたりするそうです。
でも、この断面を少し舐めてみましたが、1個食べるのも無理なくらいの辛さ!!!ひゃん!
ちょびっとずつ使える、薬味的なものを作った方がよさそうです。

赤唐辛子が採れたら作ろうと思っていたのがハリッサHarissa。
クスクスに添えたりする赤唐辛子ペーストで、スパイス(キャラウェイ)の香りが特徴的なのです。
全部半割にしてヘタと種を取り除き、ざっと洗います。

これをフードプロセッサーで粉砕。

細かくなりましたが、ピュレ状ではないです。

チェリーペッパーだけだと激辛過ぎるので、こんなこともあろうかと用意しておいた、こちらを使います。
これは何かというと・・・

長野の「中辛なんばん」(わらびさんその節はありがとうございました!)。
とても立派な肉厚の唐辛子で、辛さはマイルドです。

これをオーブンで焼いて、皮を剥き種をとって、冷凍しておいたものです(9/21頃。この時はまだチェリーペッパーが足りなかったので)。
この果肉をピュレ状にして、激辛チェリーペッパーに混ぜました。
滑らかで甘みがあり、美味しいピュレです。辛味を薄めるのに効果抜群でした(でもまだ辛い)。

スパイス類をミルで挽いて加え、それを2つに分けます。
片方にはニンニクを加え、スティックミキサーで混ぜてピュレ状にしました。
もう片方は、粗挽きのまま・ニンニクなし版。
ニンニク入りの方が、ハリッサに近い味がする気がします。
(実物はもう随分前に食べたっきり・・・)
ニンニクなしの方は、割とさっぱりした感じ。和風料理の薬味にも使えそうです。
でも、何だかキャラウェイの味が薄いです(いっぱい入れたのに)。だいぶ古くなって風味が抜けてしまったのかも・・。
買い直すかなあ。

左:ニンニク入りなめらか版
チェリーペッパー、中辛なんばん、ニンニク、塩、キャラウェイシード、クミンシード、カルダモン粉、クローブ粉
右:ニンニクなし、粗挽き版
チェリーペッパー、中辛なんばん、塩、キャラウェイシード、クミンシード、コリアンダーシード、カルダモン粉、クローブ粉
■■ハリッサ覚え書き
■今回の材料
チェリーペッパー
中辛なんばん
ニンニク(生) (皮ごとローストしたニンニクを入れるレシピもある)
塩
粒スパイス(キャラウェイ、クミン、コリアンダーシード) ミルであらい粉にする
粉スパイス(カルダモン少々、クローブ少々)
(ドライトマトを入れるレシピもあるが、今回は忘れた)
(オリーブオイルを入れるレシピもあるが、今回はなし)
■作り方
(1)チェリーペッパーの種をとってゆすぎ、フードプロセッサーで微塵切りにする。
べつのボウルにあけておく。
(2)中辛なんばんは、丸ごとオーブンでローストし、種と皮をとっておく。
(3)中辛なんばんをフードプロセッサーでピュレ状にする。
(4)チェリーペッパーと中辛なんばんピュレを混ぜ合わせ、塩、スパイスなどを混ぜる。
(5)半量をとりわけ、皮を剥いたニンニクを加え、スティックミキサーでピュレにする。
(6)小瓶に詰めて冷凍保存。
(※)ドライトマトを入れるレシピもあるらしい(リサーチ不足で、作った後から気づいた)。
使う際、微塵切りにしたドライトマトを混ぜてみようかな。
(※)キャラウェイの風味が弱いので、新しいものを買ってくるべし。使うときもうちょい混ぜよう。
■■参考情報
(1)Harissa recipe のGoogle画像検索結果。
色々なハリッサや、ハリッサを使ったお料理の写真が見られます。