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ウィーン2014:ホテル ARCOTEL Wimberger Vienna

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ウィーンでは、ウエストバーンホフから大通りを少し北に行ったところにある、ARCOTEL Wimberger というホテルに泊まりました。
予約はBooking.comでしました。

こちらは希望よりもちょっと高め。
以前泊まったペンションモーツァルトは、問い合わせてみたものの、既に予約で満室でした。
がんばって捜せばもう少し安いところもあるかもしれませんが、時期も迫っており、また久しぶりのヨーロッパなので奮発しました。

素泊まりなら割と安いのですが、朝食分の値段が結構するのです。
1日1泊、22ユーロ。
ダンナサマは、旅行先では、特に海外では(普段と全然違って)美味しそうにモリモリと朝ごはんを食べるので、ダンナサマのためってことで。うむ。
 

ARCOTEL_Wimberger_Vienna

お部屋はこんな感じ。
さほど広くはないです。
窓は大通りに面しています。
地下鉄および路面電車のブルクガッセーシュタットハレ駅が真ん前です。 

窓は開きません。
このホテルで唯一不満があるとしたら、窓が開かないところかな・・。 朝起きたら外気を感じたかったのだけれど。

ARCOTEL_Wimberger_Vienna

バスルームは大きなバスタブつき。

ARCOTEL_Wimberger_Vienna

洗面所も広めです。
あと、無料無線ランも使えますが、毎日パスワードを貰う必要があります。


ARCOTEL_Wimberger_Vienna

さて、期待の朝食。
想像に違わず大変豪華でした。
6時半のレストランオープン時に行ってもお客さんがどっさりいたため、数枚しか写真が撮れませんでした。

真ん中には果物がどっさり。
これの隣には、カットフルーツのフルーツポンチもあり、毎日食べてしまいました。
手前はチョコムース+生クリーム。
左の小瓶はパンに塗るスプレッドのようなもの(塩味)。 

ARCOTEL_Wimberger_Vienna

こちらは小さい丸いテーブルに、謎のとりあわせが並んでいます。周囲は(マフィン以外)概ね塩味のサラダっぽいもの。で、真ん中の茶色いものはレバーペーストか何かかな、と思ったらチョコムースでした。
どういう組み合わせなんだろう?なぜこのまとまりで?
あと、ネギってまるごと囓るのかな? 

ARCOTEL_Wimberger_Vienna


中央のメインテーブルには、暖かいジャガイモや卵、ソーセージ類、冷たいチーズやハム、そして何種類ものパンがどっさり!
(写真撮りそびれました)

そして少し離れたところに、ジュースとシリアル類のコーナーが。
カボチャの種やヘーゼルナッツもありました。 

ARCOTEL_Wimberger_Vienna

紅茶はティーバッグとリーフティ両方ありました。こちらはリーフティ。
ティーポットにはメッシュなどはなく、リーフティは淹れにくいなあ、と思っていたのですが、最後の日、葉っぱを詰めて使うお茶パックがあるということに気づきました。 

ARCOTEL_Wimberger_Vienna

4/30、外出先から戻ってくると、受付の脇にチョコが。
「これは?」と聞くと、「今日は創立24周年記念日なんですよ。お客様にチョコをプレゼントしています」 「まあ☆」
という訳で、1個貰ってきました。
(この時は私一人。ダンナサマがもしいれば、2個貰えたのに・・・ちぇー。) 

ARCOTEL_Wimberger_Vienna

こんな感じのチョコでした。
この旅行で食べた唯一のチョコかも?
すごく美味しかった! 

ARCOTEL_Wimberger_Vienna

マロニエの木がある中庭では、飲み物が飲めるようになっています。


日本人観光客も多いところのようでした。
ある日は、団体さんが来ていたのかな、朝食会場のあちこちで日本語の会話が聞こえました。


我々は、なるべく時差ボケにならないように、と5時前に起きて、腹筋などをし、お風呂、そして6時半に朝食、という合宿みたいなスケジュールでがんばりました。
おかげで朝食は美味しく頂けました。

朝ごはんを沢山食べるので、その後ずっとおなかが減りません。
結局、昼食は抜き、または外で軽くビールを飲む程度で、スーパーでビールやワイン、生ハムなどを買って帰って夕方にホテルで軽く何かつまむくらいの日が多かったです(ときには、朝食会場で、サンドイッチを作ってお弁当にしたりも)。
夜に外食すると、どうしてもワインも頼んでしまうため、高くつきます。更に時間もかかり、時差のせいで眠いですが、ホテルピクニックだと楽な格好でのんびりできるし、眠くなったらすぐ眠れるので楽でした。
(あと、私としてはチップの心配をしなくていいので快適)
贅沢な朝食代のもとがとれというか、むしろ節約になったかも!


ホテルにはスパ&サウナがあると予習しておいたので、一応水着を持っていってみました。
でも、そのエリアは何だか男性専用ぽい雰囲気。(案内には書いてなかったけれど)
(偵察に見に行ったら、デッキチェアに寝そべったすっぽんぽんのような男性が!まじまじとは見ませんでしたが)
という訳で諦めました。
外が見えるバブルバスが気持ちよさそうでした(おじさんと子供が入っていた)。
無人だったらよかったのになー。ちぇー。


■参考情報
Booking.comの アーコテル のページ。
豪華な朝食の一部も見られます。 


ニンニク2014:不完全抽苔、二次成長

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昨年は、割と綺麗に三つ編みニンニクが作れました。
今年いっぱい作ろう☆ と夢がふくらんで、いっぱい植え付けてしまいました。

三つ編みニンニクにするには、収穫時期が重要です。
収穫が遅れると、玉が割れ、葉も汚くなるため編み込みニンニクの綺麗さに響きます。
絶対遅れすぎないようにしなくては・・・と今からソワソワしています。

とはいえ、まだ収穫には間があって、今はトウ立ちの時期。
中心から花芽が出てきたら、それを摘み取ってしまい、玉に栄養が行くようにするのが定石です。
 

hardneck_garlic

ちゃんとしたトウ立ちというのはこんな感じ(まだ短いですが)。
中心からするっと固い軸が伸びて、その先にサヤのようなものがついています。
一番上の葉と同じ高さくらいまで軸(花茎)が伸びたら、サヤの直下で折りとります。
もし食べる場合は、花茎を長めに採取し花茎部分を食べます。先っぽのサヤは固いので食べません。
私は、見付け次第、花茎が短くても折ってしまうこともありますがやっぱダメなのかな。 

hardneck_garlic

ところが、我が家のニンニクは、こうやって先っぽからちゃんと花茎が出ないものが多いです。
ニンニクの茎の中程を押し破るようにして花茎が出てきます。
こういうものを、不完全抽苔というそうです。

hardneck_garlic

トウ立ちした花茎は、折れ曲がって外に見えているので、がんばれば折れないことはないです。 

でも、花茎先端のサヤ部分が、この上部にむぎゅーと収まった状態です。
花茎だけ折って、このサヤを残しておくと、サヤが腐って、上部の葉まで傷んでしまうかもしれません。
それは避けたい・・・。
これをそのままにしても、それなりに側球(ニンニクとして食べるところ)は大きくなっています。
という訳で、毎年放置です。

今年、数本だけ、折る実験をしてみました。サヤは、上または下から引っ張って抜き取りました。
茎は、上から見ると筒状(中空状態)になった訳です。
こんな状態では、雨や害虫、泥などがその空洞に入らないのかしら?
どうなるかな。

 

hardneck_garlic

先端から、細い葉っぱがモサモサと出ているものもあります。
これは二次成長という現象だそうです。
 

ニンニクの個々の珠球(一粒一粒)を包む皮が、休眠するのではなく、成長してしまう、という現象のようです。
こうなったとしても、玉はそれなりに大きくなりますし、中の粒(食べるところ)には問題ない気がします。
味や保存性も特に変わらないかな、と。
(商品価値は下がるらしいですが・・)
という訳で、こちらも放置。


とはいえ、育て方が悪いのかしら?と心配になり、ちょっと調べてみました。 

■不完全抽苔の原因
・品種による。福地ホワイトは、不完全抽苔しやすい。
 なるほど、確かに。ここ数年、自家採種で植え付けているニンニク(おそらく福地)は同じパターンですが、昨年初めて植えたスペインのニンニクと、最上赤ニンニクは、不完全抽苔がおこりにくい気がします。

・種球として15g以上の大粒を使うと、不完全抽苔しやすい。
 えーそうだったのか。大きければ大きい程いいかと思っていました。
 でも、中サイズでも不完全抽台している気がします。

・窒素肥料が多すぎる
 おっと。
 昨年植え付ける際、大きいニンニクがとれますように〜☆ と、つい肥料をどっさりやってしまったかも。
 来年は少なめにしてみるかな・・・。

■二次成長の原因
・晩冬の多雨による根腐れなど、何らかの理由で成長が一旦止まり、その後再び再開すると二次成長することもある。
 今年の冬・初春は雨がむしろ少なかった気がします。乾燥でも成長が止まった状態になるのかな?

・肥料過多、追肥のしすぎ
 追肥は、年末に粒肥料を少しやった程度でした。
 ただ、元肥(植え付け前に、溝を掘ってそこに埋め込んでおいた分)がちょっと多かったかなあ・・。
 今年の冬・初春は雨が少なく、その後の雨で、埋めておいた肥料がどっと供給され、追肥が多すぎたような状態になったのかも?

・品種にもよる。晩生の八幡平は二次成長が多い。福地は、本来二次成長は少ないはず。

・植え付け時期の早晩と二次成長には相関がない(岩手県では)。


■参考情報 
(1)yahoo質問箱の、不完全抽苔について 

(2)ニンニクの二次成長に関する研究 

(3)ニンニクの二次成長について ニンニク栽培農家のブログ

(4)ニンニク栽培のコツ 香川県

(5)ニンニク二次成長の原因と対策

(6)ニンニクの育て方

(7)ニンニクの球形成と休眠に関する研究

(8)まだ先ですが、三つ編みのイメージトレーニングとして・・・
ニンニク名産地 青森県田子町の編み込みニンニク
先っぽを2つに分けて、それぞれ三つ編みにしてその2本をしばり、その輪っかでぶら下げられるようになっています。
藁細工の伝統かな?

ケバブ風ミックススパイス

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ウィーンのエスニックスーパーには、美味しそうなミックススパイスがいくつも売られていました。
お肉用で辛いもの、辛くないもの、お魚用、などなど。

原材料欄を見てみると、パプリカ、クミン、コリアンダー、オレガノ、ガーリック、タイム、などなど、見覚えのあるものがほとんど。

ということは。

家にあるスパイスで作れるということでは?


その原材料欄を写真に撮るのは忘れてしまいましたが(だめじゃん!もう!)、朧気な記憶を頼りに、あれこれ混ぜて作ってみます。
 

dried_slice_garlic

ベースとなる赤パプリカ粉(辛くない)は今回買ってきました。

このほか、ドライライム・ドライスダチ(自家製)、ヒバーチ(ロングペパー)、クミン、ローズマリー、タイム、などなど。

dried_slice_garlic

そして、干したニンニクチップ。
しばらく前に作って、冷凍してありました。
粉状のミックススパイスを作るのにはうってつけ!この時のためにとっておいたのよね〜(うそうそ) 

dried_slice_garlic

原材料欄にdried lemonとあり、何だろう?と思いましたが、よく考えたら我が家にもあるこちらでした。
中近東食材の、丸ごと干したレモン(ライム)です。 

dried_slice_garlic

昨年冬に作った自家製の干しスダチも一緒に使ってみました。
(写真は一昨年のもの) 


ニンニクチップは、石臼で叩きつぶしたらどうかな?と思いましたがいまひとつ。(冷凍庫から出したところで湿気たからかも)
他の粉類と混ぜてミルで粉砕するのが一番よさそうです。

材料をいくつか混ぜては様子を見て、次にまた別の材料を足して、という感じでミルにかけました。
一応味見をしつつ進めるのですが、粉っぽくてよく分かりません。
ところが、ドライライムを加えて粉砕後にミルを開けてみると、途端に嗅いだ記憶のある匂いに!

こ、これは、ケバブだ!

ウィーンの街角のあちこちでふんわり香る、ケバブ系の匂いにすごくよく似ています。
そうか、あの香りは、パプリカとドライライムを混ぜた匂いだったのか・・・。

三升漬けを使ってジャークソースを作ったときも思ったのですが、最初は和風調味料のはずが、いろいろ足して混ぜると突然ジャークソースになります。
何か、決定的な変化を産む材料があるのだわ。
ジャークソースの場合は、オールスパイスかな。
ケバブスパイスの場合は、ドライライムがそれかも

 

kebab_spice


配合は適当なので、一期一会のスパイスが出来上がり。

kebab_spice

結構色々入っているので、もとのパプリカの色よりも白っぽくなっています。

kebab_spice

鶏肉にまぶしたところ。
なお、塩は少なめにしたので、別途塩味はつけています。 

(焼いたところの写真あとで)

唐辛子はあまり入れなかったので、マイルドな味わいです。 


タマネギ摺り下ろし、またはヨーグルトにこのスパイスを混ぜて、いわゆる漬け込み液を作ってもいいかも。
その際は、塩代わりに塩レモンのピュレを加えるとよさそうです。

実家でのバーベキューの際、鶏肉にまぶしておいて、炭火で焼いてみました。
食べている人たちが遠かったのだけれど、評判はどうだったのかな・・・。 

ボレッキ

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畑の一角に、昨年とっておいたディルの種をぶちまけておいたら、予想以上に発芽率がよくて、びっしりもやし状態です。
こんなことなら、もっと小分けにして、数カ所に播いておけばよかった・・・。
勿体ないことをしました。

間引いた小さいものも、使っていくことにします。
人参の間引き菜は、畑に置いてきてしまうこともありますが、ディルはハーブの中でも一番好きなものなので、ディルのためならがんばれます。
 

borek

小さいディル。
根っこごと引き抜いて持ち帰り、こうやって根とフタバ、枯れた葉っぱなどを取り除きます。
ちまちまちま。あー、ちまちまっ。 

borek

ここまでくれば、あとは洗うだけ。

 

borek

このディルで、ボレッキを作ります。
ウィーンで、冷蔵生地のユフカを買ってきたのです。 

borek

微塵切りにしたディルの葉に、羊のフェタチーズを混ぜます。
(このチーズもウィーン土産)
こうやって見るとチーズが少なすぎのようですが、フェタチーズはとても塩辛いので、これでも多いくらいです。
 

borek

ユフカを広げてみると、こんな、陸上競技場のような形でした。
かなり乾燥していて、破れやすいです。
ボレッキは、ラザニアのようにバットに重ねていくやりかたと、ロール状に丸めるやりかたがありますが、今回は丸める方にしてみました。 

borek

牛乳と卵を混ぜたものを塗り、ディルフィリングを端に一列、そして全体に少々散らします。
これをクルクル巻いていきます。 

後から分かりましたが、この乾燥状態のユフカだと、もっとたっぷりの液体を染みこませる必要がありました。
浅いお盆に卵液を張っておき、ユフカを浸してしまってもよかったのかも。
 

borek

ぐるぐる渦巻き状に丸めるボレッキもありますが、今回のものは乾燥していて破れるので、平行に並べるのみ。
上から残った卵液をかけ、別途卵黄も縫ってみました。
(この写真ではユフカが白いですが、半透明になるくらい、しっとりさせる方がよい)
 

borek

焼けましたが、ユフカが白いです。

餃子の皮は、上手に蒸し焼きにするとしっとりもっちり半透明になりますが、水分不足で失敗すると白いですよね。
このユフカもそういう状態です。

 

borek

生ではないのですが、固いです。

でもこうなっても大丈夫。
これを再び湿らせる技があります。
フレンチトースト!
卵と牛乳で液体を作り、これに長めに浸しておきます(通常より牛乳の方を多め)。
 

borek

そしてこれを焼けば、しっとりとした美味しいボレッキに。
ボレッキの場合、バクラバのようなサクサク感ではなく、卵液などをたっぷり使い、ぷるん・もっちり・しっとりを目指す方がいいようです。

 


折角コツが分かっってきたのに、ユフカとフェタチーズはもうなくなりました。
間引かなくてはいけないディルは、まだ沢山あるのにな・・・。
そうだ、餃子の皮でもボレッキが出来るかも!? 


■参考情報
(1)ボレッキ作り方
ラザニアのようにシートを重ねるやりかた 

(2)ボレッキ
ユフカを鋭角三角形に切り分け、具を詰めて丸めてフィンガー状にし、個別に焼くタイプ

(3)ボレッキ
扇形に切ったユフカを頂点を手前に置き、頂点からひだを寄せるようにシワにして、適宜具を包むというタイプ。出来上がりはナポリの貝殻型のお菓子スフォリアテッレのよう。
とても変わった形!一度試してみたい。 

(4)ボレッキ
千切ったユフカと具を交互に重ね、卵液を流し込み、しばらく冷蔵庫で寝かせた後に焼くもの。 

(5)ボレッキ
長方形のユフカの端に具をのせ、あとはぱらぱらと散らす。
そして端の具のみ生地をかぶせ、残りの部分は屏風畳みにひだをよせる。
それをぐるりと丸くうずまきにし、具がチラチラと見えている花のような形の状態に。

(6)手作り生地のボレッキ
アップルシュトルーデルのように、極薄の生地を作っています。
楕円形のテーブルから垂れ下がるくらい。
端のぶあついところは切り落とし、円周上に具(ここでは挽肉)を配置。そして外側から生地を丸め、最後は縦半分に生地を切っておき、細長い1本のロールにします。
それをぐるぐる渦巻き状に。
すごく面白そう・・・・。(難しいだろうけれど・・・。) 

(7)手作り生地のボレッキ
こちらもテーブルから垂れ下がるほどの大きさの生地を作っています。
最後は短めに切り分け、ゼムクリップみたいな形状のものを沢山作って、並べて焼いています。
いつかやってみたいな・・・。

(8)手作り生地の小さいボレッキ
少量の生地をお盆くらいの大きさに広げて、(6)、(7)同様に作っています。
最初はこのくらいの少量から挑戦してみるかな・・。 

冷蔵庫修理

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冷蔵庫が不調です。
我が家には2台あるのですが、古い方、三菱のMR-G50Aです。

最下段が冷凍室というタイプなのですが、冷凍室を引き出すと、バリバリバリっと音がして、氷が床に散らばるような状態。
庫内の下部に氷が張っており、冷凍庫にまで凍り付いて、動かせない時もあるほど。
多少の氷ならばともかく、冷凍庫が開かずの扉になってしまうのは困ります。

パッキンに汚れや隙間があってどこかに結露しているのかも? と掃除してみましたが、変化なし。
手をかざしても、冷気が漏れているようなところはありません。


三菱のサイトで検索しても、もはや取扱説明書が出てきません。
MR-G50A の次世代かな?と思われる MR-G50B はサイトにあり、2001年発売だとか。
とすると2000年頃のものなのかな?
(型落ち品を2001年に買ったような気がする)


どこで買ったのか記憶も定かではありませんが、どちらにしろ保証期間は過ぎているし、三菱のサイトに、修理の際は販売店に連絡を、とありましたので、最寄りの家電量販店にまず連絡しました。

数時間後、三菱のサービスセンターから連絡が来て、修理日の調整。
さすが冷蔵庫だからか、金曜午前中に行動を開始したのですが、土曜日には修理に来てくれることになりました。
(私の場合はそれほど緊急事態ではありませんでしたが、冷えないなどという深刻な故障が起こった場合、1日でも、数時間でも早く来て欲しいですものね)
 

冷蔵庫修理

故障したのはこの、MR-G50A。最下段が冷凍室、中段が野菜室という、今では貴重なモデル。
(新しいものでは東芝だったかの1モデルにしかないようです。わらび家と実家がそれなのですが、使い易いという評判)
上段の冷蔵室も広々して置きやすく、これより後に買った日立の冷蔵庫よりずっと使い易いです。
 

冷蔵庫修理

修理の際は、当然ながら全部取り外します。そして一番奥のパネルも取り外し。

冷蔵庫修理

可哀想な中味達。
この後、せめてもの保冷のため、バスタオルをかけておきました。
 

冷蔵庫修理

奥のパネルの向こう側には、こんな黒い冷却器(ラジエーター?)が隠れています。
このヒダヒダが冷蔵庫を冷やすしくみなのですが、結露(霜)がつくため、時々温度をあげて霜を溶かすようになっているのだとか。 
(詳しい説明は忘れました・・) 

冷蔵庫修理

冷却器下部は漏斗のようになっており、溶かした水を冷蔵庫外部(下部)の蒸発パンに落とし込みます。
(中程に丸い穴が見えるでしょうか)

この穴(パイプ)の中に、異物(冷却器表面のプラスチック樹脂など)が入ってしまうと、水が流れにくくなり、パイプ全体が凍り付いてしまいます。
そしてあふれた水が冷凍庫下部にたまる、という訳。 

この穴に高温蒸気が出るスチームクリーナー(汎用品みたい)のノズルをあてて、溶かして貫通させていました。
蒸発パンには水がどっさり。黒くて細長い異物(カケラ)もありました。 

冷蔵庫修理

再発防止のための部品もとりつけてくれました。
別の部品から電源を分岐させ、このパイプの中に電熱線を通してあります。
(左からたれてきている白いワイヤ)
こうすると、パイプの中が加温されるため、再び多少のゴミが詰まっても水が流れてくれます。 
こうやって修理すれば、ひとまず同じ故障は起こらないでしょう、とのことでした。 


パネルなど外したパーツをとりつけ、まず冷凍庫から再設置。
そして最後に野菜室をとりつけました。
 
所要時間は30分くらいかな?
冷凍庫のものもほぼ無事、といえるくらいの短時間で済みました。 

料金は、16000円ちょい。
自分では出来ないので、まあ仕方ないですね。
手早かったし、再発もしないようですし・・。


もしどなたか、同様の故障がある場合は、パイプの中の氷を溶かすだけでも一時的には復旧するはずです。
沢山のネジを外し、またそれを全部元に戻す必要がありますが・・・。

(もう一台の冷蔵庫に同様の不調があれば、ちょっと自分で分解してみようかな、と思っています) 


====

冷蔵庫の修理も終わって、あー、やれやれ、と思っていた日曜日(5/25)、 夕食後にのんびりTVを見ていたら、突然バチッという音がしてTVの画面が真っ暗に。

今度はTVが壊れました。
 

ひゃーん。 

ウィーン2014:ウィーンのど根性きのこ Grinzing, Vienna

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ウィーン市街の北部に、グリンツィングという地域があります。
ベートーベンが遺書を書いたハイリゲンシュタットの東側に隣接しているエリアです。
新酒の季節は、ホイリゲ(農家居酒屋)で自家製ワインを飲むことが出来る場所でもあります。
夕方以降はかなり賑わう場所だそうです。

新酒の季節でもないし、午前中だけれど、路面電車に乗って出かけてみることにしました。
20分くらいだったかな、とても近いです。

 

Grinzing,wien

駅前はこんな感じ。
ベートーベンが遺書を書いた時代のハイリゲンシュタットは、森とぶどう畑がある農村部、という感じだったようですが、今では、多少のぶどう畑は残ってはいるものの、郊外の高級住宅地になっています。 

Grinzing,wien

マロニエの白い花や、薄紫の桐の花(?)があちこちで満開でした。

景色と空気がすごくいいです。
でも単なる散歩より、もっと見るものが多い都会がいいなあ・・・と思いつつ、てくてく。

すると。 

Grinzing,wien

歩道のアスファルトがもっこら。

 

Grinzing,wien

何これ?

 

Grinzing,wien

めくってみると、中にはきのこが!! 

Grinzing,wien

大きいきのこと小さいきのこ、いくつかがまとまって生えています。

Grinzing,wien

1個取り出してみました。
窮屈なせいで多少いびつな形ではありますが、これは食用マッシュルーム(ハラタケのなかま)では? 

Grinzing,wien

パカッと割ってみると、よくみかけるホワイトマッシュルームにそっくりです。
匂いも、美味しそうなきのこの匂い。
でも。
うっかり食べて、旅行先、しかも海外で何かあると厄介です。
せめて誰かに教えてあげよう、と辺りを見回しましたが、平日の昼時の住宅地って、誰もいないのですね。

Grinzing,wien

名残惜しく思いつつ立ち去ろうとすると、あちこちにアスファルトの補修跡が!
ここはきのこスポットなのかも!

辺りを見回すと、下り坂を下りきって、また上り坂がはじまる、谷のような地形になっている場所でした。水分条件がいいのかもしれません。 


きのこ発見の興奮で、この後は、「何かないかしら?」というハンティング散歩になりました。
きのこはここにしかなかったけれど、「下心」があって歩くのは、景色を見るだけよりも楽しくてよかったです。 

景色の写真もいくつか撮ったので、別の記事でご紹介します。 


===
■参考情報
ホイリゲ案内  グリンツィング 

マグネット式包丁ホルダー Grundtal / IKEA

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包丁類、これまでは、流しの向こう側、対面式キッチンの開口部と繋がっているカウンターの上に包丁を置いていました。
でもいま、水面下でカウンター撤去作戦が進行中。

カウンターを撤去するにあたっては、その上にあるものを別の場所に置く必要があります。
全然活用出来ていないカウンターなので、包丁以外は、大したものはなし。うむ。


最近ようやく分かってきたことですが、私の場合、よく使うものは見えるところに置いておくのがよさそう。
流しの下の扉裏側に包丁ホルダーをつけたりしますが、あれは私には使いこなせません。
しばらく前から気になっていた、磁石でひっつけておくタイプの包丁ホルダーをつけようかと思います。

場所は、流し左側のタイル壁の下部。
洗ってすぐに拭いてここにひっつけるとよさそう。
 

knife_holder

買い物上手の弟に頼んで、GRUNDTALを2本、イケアで買ってきてもらいました。
(弟君、ありがとうございました!) 

knife_holder

3種類のパーツが入っています。
(1)2箇所ネジ止めするこの薄い板(ツルツルのステンレス)、(2)ネジの向こう側に噛ませる小さなスペーサー2個、(3)磁石が入っているヘアライン仕上げの表面の部材、です(ネジは附属していません)。
この部材(2)には予めネジ穴があけてはあるので、その位置で、4.5mmのコンクリート用ドリルでまずタイルだけに穴をあけます。
その後、下穴用木工ドリル3mmにつけかえて、穿孔。でも、石膏ボードの向こうに木材がありません。

knife_holder

フカフカの石膏ボードの向こう側には、何か謎の空間があり、そしてその奥にはすごく固いものが。コンクリート?
(平面図によるとこのあたりはパイプハウス)
仕方がないのでステンレス用ドリルビットを買ってきて、この金属パーツに穴を開け直しました。
ステンレスってものすごく固いのですね・・・。
ガリガリガリガリガリ、とかなり時間がかかります。
結局3箇所穴をあけなおし。
その場所にもまだ木がなかったら悲惨でしたが、どうにか掘り当てることができ、ネジ止めできました。  

knife_holder



出来上がりはこんな感じ。 
ここの幅をめいっぱい使うため、ホルダー2本をこうやって並べて設置しました。 
オーバーラップ部分が出来たことで、くっつく力が弱いゼスターグレーターもくっつくようになりました。 


タイル壁のせいで、かなり苦労しましたが、とりつけ易い場所ならば、DIYという程でもない作業でぱぱっと出来てしまうようなものだと思います。

なんとかとりつけて、包丁を並べてみると、思ったよりしっかりマグネットでくっつけてくれて、グラグラと落ちそうな怖い感じは全くありません。
流しに近いのもいいです。

「こうしたらどうかな?」という私のアイデアは、成功しないことも多いですが、今回はなかなかよかったんじゃないかな!(自分を励ましておかないとね)


タイルに穴をあけついでに、この上部のキッチンツールホルダー(バー)も取り付け直します。
吸盤がくっつかなくなってきたのです。
工具は、もうしばらく台所で待機していてもらいます。 

タケノコ(マダケ)の梅酢漬け

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えーと、マダケって今頃がシーズンでしょうか(出遅れたかな)。
お友達のお母様手作りの、美味しいタケノコの保存食をご紹介します。

皮がマダラ模様のマダケの、赤梅酢漬けです。
 

タケノコの梅酢漬け


こちらがその作品。
熟した小梅で作った美味しい梅干しと、その赤梅酢を使ったマダケの梅酢漬けです。
 

タケノコの梅酢漬け

とても鮮やかな色!
サクサクした歯応えと、爽やかな梅の味がすごく美味しいのです。

 

用意するのは、赤梅干しを作ったときに出来る赤梅酢。
(これがまずハードル高い)。
前年の夏に作った赤梅酢をとっておきます。

そしてタケノコシーズン。
ハチクや孟宗竹もありますが、この梅酢漬けにはマダケが合うのだそうです。

作り方はシンプルで、マダケのタケノコを茹で、これを赤梅酢に漬けるというもの。
ただし、水煮を買うのではなく、ちゃんと自分で茹でること。
次の日にはもう真っ赤に染まるそうです。
そして、色がついたら、普通の酢を加えます。
こうすると塩辛さが薄まり食べやすくなるとか。
保存は冷蔵庫で。
もし常温保存する場合は、赤梅酢に漬けておき、お酢は加えないようにします。

コリコリ感が絶品のマダケの梅酢漬け、もし赤梅酢がある方は、是非お試し下さい。
蒸し暑い時期、とっても美味しくて、ごはんがすすみます! 


(Rさま、お母様、ありがとうございました!!)


ニンニク2014:島ニンニク収穫

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ニンニク、品種によって状態がまちまちですが、一部収穫を始めました。

収穫の目安は、

 ・葉鞘(茎や葉)部分の半分〜2/3が枯れてきた段階
 ・試しに掘ってみて、根の部分が水平〜やや窪むくらい
 ・試しに掘ってみて、玉がもこもこと立体的になりつつ、破れていない状態

だといいます。
あと私の印象としては、

 ・抽苔(トウ立ち)していない株(育ちが悪いごく小さいもののことが多い)の場合、葉鞘(茎)のつけ根がぐらぐらして、傾くような状態になってきたら

というのも目安になると思います。
ぐにゃりとなったものを放っておくと、数日目を離した隙に地上部が枯れて消えてしまうので、斜めっているニンニクをみつけたら掘ってしまうほうがいいようです。
翌年、予想外のところからニンニクが出てくるのも面白いことは面白いですが・・・。


さてこちら↓は、沖縄の島ニンニクと、もう1種南方系のニンニク(台湾系ニンニク)を植えた場所。
左側が台湾系(やや緑が濃い)、右側が沖縄系(より黄色っぽい)。 

島ニンニク収穫

極少の種球を植えたため、もともと葉の数が少ない細い苗でしたが、黄色っぽくなって棒っきれみたいになってきました。
掘ってみると一応玉もふくらんでいるみたい。
(マルチをしてありましたが、収穫しやすくするために撤去)
 

島ニンニク収穫

2種のうち島ニンニクの方がより枯れているので、まずはこちらから収穫してしまいます。
薄紫のニンニクをぽこぽこ掘り出すのは楽しいです。

左に見える細長いスコップは今年導入。
これがあると、マルチの穴からでもニンニクが掘り出せて、とても便利。買ってよかった。 

島ニンニク収穫

粒が少ないのでいびつな(扁平な)形です。一球タイプもいくつかありました。

小さい割りには一粒が大きめで、使い易そうなニンニクなんだけど、なんか、植えたのと違うような・・・? 

島ニンニク

植えたのは、これでした。

お友達の沖縄土産に頂いた島ニンニクで、一玉あたりの粒数がすごい多かったのです。
あと、色も真っ白なんだけど・・?
(うちのも乾くとこうなるのかな?) 

島ニンニク

この玉には、なんと32粒もありましたが、今回収穫したものは、だいぶ少ないと思います。 


沖縄と、こちら北関東ではだいぶ生育条件も違うとはいえ、こんなに似ても似つかぬニンニクが出来るとは・・・・。

 

台所のツールハンガー、タオル掛け

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先週末、そしてこの週末と、衣替え(冬物の服や布団の撤収、夏物準備)をしました。
例年だと、まだ寒いかも?という心残りがあり、いろいろと片付けそびれるのですが、昨日、一昨日の暑さといったら!
クラクラするような日差しの強さと暑さでした。
おかげで冬のものは、迷いなく撤収することが出来ました。

ついでに、ごった返していた倉庫部屋の奥の方の、開かずの窓だったところも、気合いを入れて掃除。
何故この窓が開けられないのかとよく考えたら、外開きの硝子窓の手前に、内開きの網戸がついており、それが室内のカーテンなどと干渉して邪魔だから。
なので網戸は撤去。洗ってしまっておくことにしました。 

アルミの窓枠は結露の水が黴びて大変なことになっていましたが、綺麗に拭いて、カーテンも洗濯。
ついでに模様替えもして、その窓にアクセスしやすくしてみました。

ここしばらくの暑さでむわっと熱気がこもっていた部屋に、いい風が通るようになりました(10階だから虫もあまり入らないはず)。
換気もされて、しかも使える床面積も広くなり、倉庫から部屋に出世☆ ヤッタ!
(ルンバも余裕で動けるように)

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マグネット式の包丁ホルダーをタイル壁に取り付けた勢いで、その上にあったツールハンガーにも手をつけました。
 

台所タオル掛け

流しの左側のタイル壁に、こんな風に吸盤と竹の棒で、道具かけをつけてありました。
とりあえず仮に、というつもりで早10年・・・。
(私は、機能さえ果たしていれば、見た目の美醜はよく分からないタイプ・・・)
この吸盤が、汚れのせいかくっつかなくなり、よく外れるように。 
機能に不都合が発生したので、ようやく改修です。 

台所タオル掛け

今度は外れないしくみを導入。
9.5mmのステンレスポールがあった(拾った)ので、それにあうゲンコ(ブラケット)を買ってきてとりつけました。
片側で4箇所も穴をあける必要があります。

昔は壁に穴をあけちゃだめかな、と気にしていましたが、もう10年以上住んだ家だし、片付け易くすることが最優先だし、もはや気にせず、トライアンドエラーでどこにでも穴をあけます。

台所タオル掛け

ついでにSカンもステンレスのものを買ってみました。


せっかくここまでやったのに、それぞれのSカンに名札がぶらさがって、スッキリとはほど遠いですが、これは片付けに役立つので当分そのままです。
ボケ老人並みかもしれませんが、これがあると自分でも楽だし、食器洗い機担当の旦那様が、機械からとり出したものをちゃんとかけてくれるのです。(助かってます)


ものをぶら下げると(なるべく)隠れるようなところに名札があるのも、私向きです。
流しで作業中など、そのあたりに文字があるとつい読んでしまうのですが、名札がちゃんと読めるものは、指定席ではないどこかに出張中ということ。
で、あれはどこで何に使ったかなー、と思い出して、なるべく戻そうと心がけるようになりました
(特にキッチンバサミ。家中のあちこちに流浪して大捜索しがちでしたが、最近それほど捜さなくなりました)。

どうお? とダンナサマに聞いてみると、うーん、大差ないかな、ですって。

え〜。

自分では、(1)→(2) で落っこちなくなったという機能向上があって、(2)→(3)は、機能変化は特にないけれど、(1)→(3)を見比べるとで、見た目も結構スッキリしたかな?と思っていたのに・・・。
きっとダンナサマも、「違いが分からない人」だからよね・・・。 
 
 

もう一箇所ツールハンガーがありました。
 

台所タオル掛け

流しの正面側。
対面式キッチンなのでダイニングルームに向かって開口部があるのですが、その上部に、最近ふと思い立って、手持ちの材料でこんなバーをつけてやはり道具類をぶら下げていました(開口部にぶらぶら下がっている状態ですが、いいの。この開口部はいずれふさぐ予定)。
(写真を分かり易くする都合上、開口部に箱をあてています)

台所タオル掛け

流し左側のと類似のゲンコとポールを設置。
90cmの長さがあるため、重いものをかけてもしならないように、φ13mmのポールを購入しました。500円弱。 

台所タオル掛け

Sカンも、もとはプラスチック製がぶらさがっていましたが、100円ショップで購入したステンレスのものに変更。 


「ここはどうお?」とダンナサマに聞いたところ、
「ステンレス製のSカンになって、太さが細くなってゴムべらの小さな穴にひっかけやすくて、よくなった」
ですって。 (2)→(3) の変化に意義を認めてくれました(私も同感)。
((1)のままのポールに、ステンレスのSカンだけとりつけるだけでもよかったということか)

スッキリしたかどうかは深く考えないことにして、どちらについても少しは機能が向上してよかったと思います。

 

ポールとりつけが勢いづいて、ほかの場所も。
 

台所タオル掛け

流しの下の扉です。
手ふきタオル、みなさん普通どこにかけているのでしょう?
私の場合はここに、 

台所タオル掛け

えー、こんな風に扉に挟んで使っていました。
(ここに引っ越してきてからずっと・・・) 

台所タオル掛け

勢いがついたのでタオル掛けもとりつけます。
ステンレスカット用のジグソーの刃を購入。
ポールを適当な長さにカットしました(包丁ホルダーにドリルで穴を開けるよりも随分簡単)。
ゲンコの高さは、迷うところ。
試しに2種類、つけてみました。

結果、背が高い方は、タオルがするする滑って落ちるし、流しに立ったときにぶつかるので邪魔ということが分かりました。
ひとまず短い方に決定。
(この中間くらいのものがあればよかったのだけれど)
2種類ちぐはぐのまままた何年も経つところでしたが、気合いを入れて左側を取り付け直しました。 


DIYで何かやるときは、一度で最適な結果に到達することを期待せず、具体的に試してみる+だめなら何度でもやり直す、というトライアンドエラーの精神が肝要です。
多少の部品やツールの無駄(買い間違い)は、授業料ということで。

タオル掛けの高さ、この先また変えたくなるかもしれないけれど、いや、もとの取っ手に戻したくなるかもしれないけれど、その時はまたがんばろうね(→私)。


■メモ
ゲンコは、附属のネジは小さすぎたので使わなかった。
3.3mmのドリルでゲンコのネジ穴をひろげておく。
まず片側の一箇所について扉に下穴用ドリルで穴をあけ、3mm×12、または3mm×16 のネジでネジ止め。
その後、ポールをはめ、ポールが水平になるように、もう片側のゲンコの1箇所もネジ止め。 
位置が決まったら、残りの穴も下穴をあけ、ネジ止め。
(片側だけ全部ネジ止めしてしまうと、ポールを水平にしにくいのでダメ) 

タイル壁にとりつけた方の右側は、ちゃんと木にネジ止めされてないかも。
2箇所ほど穴をあけてみたが、どちらも、タイル、石膏ボード、謎の空間、何か固い物 という 状態。
穴に木工用ボンドを流し込んで固定してみた。
(石膏ボード用の補強具がJHにあるのは分かっていたが、遠いのでさぼりました・・・)
おたま類なら問題ないようだが、鍋など重いものはかけないように。 

ポールがくるくる回らないように、片方のゲンコの中に両面テープをくしゃっとして入れてみた。 

ニンニク2014:台湾系ニンニク収穫

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ニンニクの収穫、本格的にはじまりました。

かなりの量があるので、出来れば少しずつ掘り上げ、順次持ち帰りたいところです。
そのため、より枯れているものを捜して選んで、個別に掘り上げているような状態。
そうすると、無心に掘り続けるよりも、かなり時間がかかります。
もはや、多少の状態の差には目をつぶり、はじからどんどん収穫していった方がいいのだろうか・・?

状態から見ても、今週中には、ある程度は終わらせたいです。

しかも、木曜、金曜は、曇り一時雨の予報(60-70%なのでおそらく降るはず)。
どのくらい降るのかなあ。
雨が降ると、ニンニクが一気に肥大してしまって、玉が割れてしまう可能性もあります。
影響がない程度だといいのだけれど。
あと、掘り上げたニンニクは置いておかず、すぐに持ち帰ることにしよう。



沖縄の島ニンニクを掘った数日後、隣の南方系のニンニク(台湾系ニンニク)も掘ってしまいました。
 

島ニンニク収穫

この写真の左側が台湾系(やや緑が濃い)、右側が沖縄系(より黄色っぽい)。
 

台湾系ニンニク収穫

真ん中は、いつも植えているもの(福地だと思う)の、クズ。
右が沖縄系、左が台湾系。
地上部のひょろっとしたところはよく似ており、地下も似たようなものかと思いましたが、結構違います。
沖縄系は玉全体が濃いめの赤紫ですが、台湾系は白と薄紫のマダラのような感じ。
大きさも、台湾系の方が小さめ。

乾燥後、一皮剥いて綺麗にするのですが、その際にはどう違うか、また観察してみます。



収穫してきたニンニクは、数日以内に根っこを切り、葉鞘を切り裂いて軸を切り取ってぶら下げます。
それほど難しい作業ではありませんが、量があるとかなり大変。
いささか青ざめています。

そうだ、先週末、作り置きできるおかずを何か、作っておけばよかった・・・。
今更遅いけれど。

おそらく当分はニンニク作業にかかりきりのはず。
という訳で、春にちょっとだけ着手した布団カバーは未完成のままですが、ミシンと布はひとまず片付けました。
同時に両方は出来ないし、ね。
(また何年も寝かさないようにするから、待っててね〜) 

 

ピザトースト用サルサ

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バッファローチキンウィング、という料理があるそうです。
鶏の手羽肉(ウィング)の素揚げにピリ辛の赤いソース(トマト入り?赤唐辛子の色?)を絡ませるというもの。
アメリカではとても有名だそうで、手羽ではなくモモ肉や肉団子バージョン、素揚げではなくローストしたものや、蒸して裂いたものに絡める、など、いろいろなバリエーションがあります。

で、そのソースが我が家にあります。

でも鶏を揚げることは滅多にないです。
それに、もし唐揚げを作ったら、そのまま、表面がカリカリサクサクのまま食べてしまいそう。
(揚げたものにタレを絡めるのって、折角のカリカリが湿気てしまって勿体ないような・・。
あ、でも酢豚みたいなものかな?)

ピリ辛の味は大好きなので、我が家でよく使う、ピザソースに混ぜてみることにしました。
(トマトソースパスタでも作ろうかと思って作りかけの、煮たトマトがあったため)
激辛は苦手なので、混ぜモノをすることである程度辛さが薄まるのもいいところ。
 

ピザトースト用サルサ

ピザトースト用なので、パスタ用とは違ってケチャップ的な甘酸っぱく辛い味付けにしました。 


■■ピザトースト用ソース
■作り方
(1)トマトは4つ程度に切って低温のオーブンで乾燥焼きする。
 (こうすると、いきなり煮始めるよりも煮詰める時間が短縮出来る)
(2)少し縮んだかな?というところまでトマトを焼いたら、鍋に移して適宜煮詰める。
(3)タマネギ、ピクルスのニンニク、ピーマン、ディルの茎の方をしんなりするまで炒め、トマトソースに投入。
バッファローソース、砂糖、酢、スパイス(オールスパイス粉、コリアンダー粉など)を入れて更に煮詰める。

ウィーン2014:ドナウ川の島 Donauinsel

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ウィーン市街の北東に、円に接する接線のような感じでドナウ川が流れています(北西→南東方向)。
ドナウ川は、ウィーン近くのおよそ25kmにわたって、2つに分かれています。
市街から遠い川が、ノイエ・ドナウなので、新たに掘削した水路なのかな。
で、この2つの水路を分ける中州のような部分を、ドナウインセルと呼ぶそうです。
(ドナウの島という意味?)

広々した公園になっており、休日には家族連れで賑わう場所だということで、行ってみました。
 

Donauinsel

中州上には地下鉄のDonauinsel駅があります。
降りて、川のどちら川にでも行けます。
橋からノイエドナウの上流を臨んだところ。

Donauinsel

川岸は、リゾートっぽい雰囲気のレストラン街(?)になっていました。

Donauinsel

リゾート気分が盛り上がるようなテントや家具。

Donauinsel

西洋人って日に当たるのが好きですよね。

Donauinsel

我々は、あまり日に当たらない席を選んでランチにしました。ギリシャ料理店です。

こちらはムサカ。
かなりのボリュームです。 
すごく美味しかった! 

Donauinsel

焼き魚と野菜。
こちらも美味しかったですが、レモンが添えられていればもっとよかったかな。
ここはウィーンなので仕方ないですね。

Donauinsel

おそろしげな牙が!
オーストリアには海はないので、どこかからの輸入ものだと思います。
(お魚が一番美味しいのは、やっぱ日本ではないかと・・・) 

Donauinsel

公園のあちこちに、カラス。
黒一色の日本のとは違います。
黒いズボンに襟の高いグレーのジャケットを着て黒いネクタイを締めているような感じ。
 

Donauinsel

こんなめかし込んだ格好ですが、やっぱりゴミをつついていました。

 

コロンバ

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ウィーンのスーパーで、コロンバという鳩型の菓子パンを見かけました。
パネトーネ(クリスマス菓子)の親戚のようなイタリアのパンで、イースターに食べられるものです。

2種類あって、片方は大きくて大手メーカー(?)の比較的お安い、箱入りのもの、もう片方は小さめでちょっと高い、包み紙入りのもの。

今年のイースターは4/20。
ウィーンに行ったのはすっかり過ぎた4月末ですが、まだ定価のまま売られていました。
2月14日の夕方にはバレンタイン関連品を片付けてホワイトデー用品に模様替えする日本とは違い、割とのんびりしています。
(パネトーネもコロンバも、とても日保ちがするお菓子なので鮮度的には問題ないのですけれど)

少しは割引されていたらよかったのになー、と思いつつ、折角なので買ってきました。

海外旅行に行くとスーツケースがいっぱいになるまで買い物し続けてしまう、という自分の傾向に気づいたので、最近は大きくて軽いもの(クラッカーやパンなど)を早めに買うようにしています。
(でないと、小さくて重たい蜂蜜などを次から次へとどっさり買ってしまう危険性が)
パネトーネは丁度いいです。
 

コロンバ

奮発して、小さくてちょっとお高い方を選んでみました。

リボンや造花は、見る分には綺麗ですが、どうせ食べない部分なので何だか勿体ないような・・。 

コロンバ

どいん。
包み紙のため、真ん中のこんもりした膨らみがややつぶれました。
メレンゲのようなクッキー生地とあられ糖、アーモンドがトッピングされています。 

西洋ではこの形が鳩なのだそうです。
ううむ。鳩ねえ。

コロンバ

でもまあ、まるでひよこまんじゅうのような日本の千鳥文様も、かなりのデフォルメですし、よそのことはいえないか。

コロンバ

表面のカリカリした部分はかなり甘いです。私の場合はこれがないパネトーネの方が好み。
生地はしっとりふんわり☆
パネトーネにはレーズンが入りますがこれにはレーズンはなく、オレンジピールが沢山入っていました。
霧を吹いて少しトーストしてから食べるのも表面サックリ、中はしっとりふんわりで美味しいです。

コロンバ

Loison ロイゾン というメーカーは有名なようです。検索すると日本でもクリスマス季節にはパネトーネが販売されています。

立派な小冊子がついていました。

コロンバ

中央下部の写真でコロンバにトッピングをしています。 

コロンバ

パネトーネの工程。
左下の写真、なんて大きな型! 

焼き上がって冷ます際は、シフォンケーキのように逆さにして冷まし、自重でしぼまないようにするのだそうです。 

コロンバ

コロンバ、パネトーネ、パンドーロなどなど、いろいろなパンを作っているようです。
下段右端のパネトーネは、一体どのくらいの大きさなんだろう・・・。ゆりかごくらいあるのかも。美味しそう・・・。

コロンバ

パッケージがやや異なりますが、コロンバも載っていました。



■参考情報
Loison ホームページ

ニンニク2014:ぬかるみで収穫

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先週末の豪雨はすごかったですね。
高速道路の中央道が一時不通になる程。
その前までは真夏のような日照りだったのに、一転して激しい雨で、その後今週になっても雨続きです。

我が家のニンニク、収穫のタイミングなのですが、こんな大雨で難航しています。
 

ニンニク収穫

葉っぱが黄色くなってきて、もうそろそろ収穫のタイミングです。
本来は、晴れ続きのタイミングで収穫すべきなのだそうですが、この状態で雨に降られると、(三つ編みに大切な)葉っぱが腐ってしまう恐れがあります。
保存性の点などでどうなるかは分かりませんが、天気にかかわらず収穫を急ぎます。 

ニンニク収穫

ところが、農道を挟んだ反対側の芝畑は、水を満々と湛えたプール状態。
(レンズが汚れて写真が曇っていてすみません) 

ニンニク収穫

さて収穫に、と畑に足を踏み入れてみると
長靴がずっぽり。

うう、やっぱり。
うちの畑は元田んぼなので、大雨が降るといつもこうなのです。
(なので普通は雨直後には畑作業はしない) 

ニンニク収穫

普段ならスタスタ歩けるところを、ぐっちょらぐっちょら、長靴とニンニクを引き抜きながら、ようやく進むような状態です(一度バランスを崩して危なかった)。

泥になってしまってからマルチを剥がすのは大変!雨前に、予め剥がしておく方がいいです。 

ニンニク収穫

軍手はむしろ泥を蔓延させるので、素手で作業。
で、小さいスコップを片手に掘り出したニンニクは、根っこに泥がみっちょり。

このままではどうしようもありません。 

ニンニク収穫

なので芝畑の水をバケツに汲んで、洗います。(畑に穴を掘るだけで水が溜まる場合はそこで)

例年の収穫だと、ホクホクした土から掘り出し、半日畑で干したあと、軽く土を払って持ち帰ることが出来ます。
本来乾かすべきニンニクを濡らすのは忍びないですが、こういう状況下では仕方ないです。

ニンニク収穫

洗うと根っこも白々と綺麗・・・。

葉っぱも根っこもびしょびしょなので、このまま天日にあててスカッと乾かしたいところですが、この先数日ずっと悪天候の予報・・。ううむ。 

ニンニク収穫

「乾かすならお風呂場の乾燥機能があるじゃん」
というダンナサマの意見で、浴室の衣類乾燥(温風)機能を使います。
(洗濯物ですら単なる室内干しなので存在を忘れかけていました)

ニンニク姫たちはホカホカ・カラリと特等席。 
さすが乾燥機能、扇風機の風をあてるよりも圧倒的によく乾きます。 


お風呂場は、ラーメン屋さんか?というニンニクの匂い。

浴室のプラスチック素材に匂いが染みこまないか心配ではありますが、そもそもはダンナサマの発案だし、私はニンニクを腐らせないためには如何なる犠牲も払う覚悟だし(!)、まあいいかな・・・。

例年、台風が来てベランダからニンニクをとりこんだり、いろいろハプニングがありますが、今年は収穫時点から多難です。

6/11(水)、雨天決行で収穫完了しましたが、根切り、そして茎切り裂きと花茎切除作業がまだまだ沢山あります。


金曜には晴れるのよね、外に干そう!と予報を見直してみると、なんと予報が変わって、晴れ間が出るのは土曜以降ですって。
金曜は曇り一時雨。
ああ。

(この雨が春に一部でも降ってくれればアミガサタケが出たのになぁ、もう)


■メモ
・収穫の際はマルチはない方が作業が早い。
・泥になってしまってからマルチを剥がすのは大変なので、雨の前に予め剥がしておく。
・泥んこの際は軍手はなしで、素手で作業がよい。時々芝畑の水で手を洗う。
・玉部分だけ洗うよりは、茎葉も含めて丸洗いの方がよさそう。
・洗った直後は、玉の部分(花茎のつけ根)に水が溜まっている可能性があるので、玉が上になるように乾かす。
・必要ならば葉をタオルで拭く。
・乾かす際には、スノコに板を打ちつけたものも作ってはみたが、以前KOHさんに教えて頂いた育苗パレットが持ち運びもし易くてとても便利。買い足そうかな。

■参考情報
(1)秋田のあおいさんのブログ 泥だらけのニンニクを洗ったというエピソード



■My畑のニンニク関連記事 
●2011年収穫分
ニンニクの珠芽について
うちの品種は花が咲くのではなく、こぶ状のむかご(珠芽)が出来るタイプだということが分かりました。

収穫とその後の処理
 (この記事)
試行錯誤中。翌年、もっとよい乾燥方法(茎に切り目を入れる)を思いつきました。

三つ編みニンニク

初めて挑戦。可愛くできました。

●2012年収穫分
収穫・乾燥
茎に縦に切り目を入れて干したら、すごく乾きやすくてよかったです。

乾燥方法再考

干し方は、玉を上にして吊すと問題があるということが分かり、玉を下に干すようにやり直しました

珠芽を植えたものの収穫

珠芽からもちゃんとニンニクが出来るということが分かりました。

三つ編みニンニク作り
前年とは玉の配置をちょっと変えてみたりもしました。
かなり力はいるけれど、可愛いものが出来るので好きな作業です。

ニンニク保存

スライスを干してニンニクチップに。また微塵切りをオイル漬けにしました。 
他にも保存方法のアイデアをまとめました。 

●2013年収穫分
4月頃、葉っぱが青々 
小粒の鱗片や珠芽も沢山植えてみました。

収穫とその後の処理

三つ編みニンニク
1回目 7〆  78個  2回目 14〆 128個 3回目 21〆 176個

マルシェで販売 
縁あって多摩川マルシェに参加させて頂き、リボンをつけた三つ編みニンニクを並べてきました。

●2014年収穫分
植え付け

不完全抽台、二次成長
茎の途中を突き破るようにして珠芽が出てくるのは、不完全抽台と呼ぶということが分かりました。
鱗片からモサモサと若い葉が出てくるのは二次成長というそうです。 

島ニンニク(沖縄)収穫 
小粒で皮が赤いニンニクがとれました。

台湾系ニンニク収穫 
小粒で皮が薄い赤のニンニクがとれました。

ぬかるみで全部収穫 
蓮根のようにぬかるみの中で収穫。洗いました。 


リフォームで解体した扉で棚 DIY wall unit

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リフォームで壊した押入

昨年の夏、セルフリフォームで押入や壁を壊し、二部屋をつなげました(リフォームの記事はこちら。下の方に全記事のリストがあります)。
リフォームに伴って、扉が不要になりましたが、それらをとっておきました。
(この写真の折れ戸4枚、あともう一箇所のモノ入れから2枚) 
幅40cm、長さ180cmくらいのサイズです。 

通販の棚

どう使おうかな〜と思ってしばらく保留にしてありましたが、とある通販雑誌を見てひらめきました。

あの折れ戸を棚柱(側面の板)にして、バッテンの斜交いをつければ、棚が出来るはず! 

棚作り

という訳でダンナサマが出張の隙に施工。
(昨年9月頃のことです)
棚の横幅は、ホームセンターにある板をそのまま使える幅(91cm)にしました。
バッテンの斜交いは、別の組み立て式棚用にバラ売りされているものを購入。 

棚作り 今回工夫したのがこの耐震装置(?)。
棚の後端をしっかり固定するのが転倒防止のコツだそうで、リフォームで出た廃材と、買ってきた細長い木材で作りました。 
木製くさびも使い、かなりガッチリ固めました。  棚作り

もうひとつ工夫したのが、板(扉だったもの)に紙製のメジャーを両面テープで貼り付けたこと。
棚板用のダボ穴を沢山あける際、これがすごく役立ちました。
(工作精度がもともとないため、この程度でいいのです・・) 

棚作り

しかしこの工夫が仇に。
紙両面テープだからか、剥がしたくても剥がせません。 

棚作り

無理に剥がすとこんな風に跡が・・・。
うがががが。
これを剥がすのに、消しゴムやらガムテープやら総動員。

棚作り

結局、ドライヤーで温めながら剥がすと綺麗に剥がれるということが分かりました。
すごい助かった・・・。
30m以上もの破れた残骸を、シール剥がしスプレーでで全部こするかと思うと泣きそうでした。
この棚作りで一番くじけそうになった瞬間でした。 

 (写真あとで) 4区画あるうちの1区画は、当面着る服を置く場所に。
上段はジャケット類を吊し、下段は引き出しを作って畳むものを入れました。

引き出しの格好はイケアを参考にしました。 棚作り 棚上部の空間にはカラーボックスを並べました。
上に変なものが突き出ているのは・・  棚作り

えーと、こういう風にカーテンを吊すためのものです。(今年の春、ミシンの神様が降臨してカーテンを縫いました

ジャケットの肩が飛び出しているのでカーテンを棚の数センチ手前に吊す必要があり、また天井がコンクリートなのでネジ止め出来ないための苦肉の策です。

上につき出しているブツは、スプレーペンキで白く塗ろうかと考えています。
またはカーテンレールを超強力両面テープで天井に貼るという手もあるか・・? 
こういう、美観に関わるところは頭がうまく働きません・・。 


私が独力で作った棚なのでとても信用できず、最初のうちは見ているだけでも崩壊しそうな気がして仕方がありませんでした。
でも、その後のちょっとした地震でも倒れずに、無事に立っています。
ものを入れても大丈夫みたい。 

そうこうするうちに、一部未完成のうちにDIYの神様がどこかへ行ってしまい、そのまま使い始めてしまいました。
(なので、「完成!」という写真がない)


かなり巨大な収納空間が生まれたはずなのですが、空っぽの棚がある割りには、部屋がごっちゃりのまま・・。

片付かないのは、収納スペースが少ないのが理由ではなく、モノの帰る場所がちゃんと決まっていないせいのようです。



薄型TV

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とある日曜日、のんびりTVを見ていたら、突然バシッと音がして画面が真っ暗になりました。
 

ブラウン管テレビ

壊れたのはこのブラウン管テレビ。
地デジ化の際も、壊れるまではコレを使えばいいよね、と買い換えずにいましたが、 とうとうその日が来ました。

ブラウン管テレビ

SONYの KV-25ST12 という機種でした。

ブラウン管テレビ

なんと、1999年製。
そうか、前世紀か・・・・・。

これは私が独身時代に買ったもので、15年間に、2回の引越と東日本大震災と地デジ化をのりこえてきました。
 

ブラウン管テレビ

2011年3月11日の地震の際は丁度買い物に出ており、帰宅してみたらこんな状態。
これでお陀仏か・・と思ったのですがどこも壊れていなくて、なーんだ、買い換えは延期か〜(ちぇ)、と思ったのでした。

あれから更に3年。
まあよくもってくれました。  


故障後、しばらくTVのない日々。
最初は、あー、うー、間が持たないーという感じでしたが、
久々にダンナサマのコレクションの音楽CDをかけたり、夫婦の会話を復活させたりしていました。

あと、TVがないと、ダンナサマ担当の夕食の後片付けがはかどるということが判明。
(ダンナサマはTVがついていると、例え何百回も見た健康食品のCMですら、ぴくりともせずに集中して視るタイプ)
TVなしも結構いいもんだな、と思っていたところではありますが、新しいのを買うことにしました。

薄型プラズマテレビ

選んだのはこちら。
パナソニック「ビエラ」のTH-P55GT60というもので、何とこの時代にプラズマTVです。
プラズマTVって(液晶TVに押されて)2年ほど前に製造中止になったのだとか?
電気屋さんを(2件だけですが)まわって、わざわざ捜しました。

主体的に捜したのはダンナサマ。
私は何でもよかったし、液晶とプラズマの違いも実はよく分かっていないのですが、

「次に買うときは液晶しかないから、プラズマは今しか買えないよ。
ブラウン管、プラズマ、液晶、と3種類体験出来ることになるよ」
というダンナサマの言葉。
「そうか〜。失われゆく技術に敬意を表するのもいいかもね・・」と懐古趣味にほだされてしまいました。 

店頭展示品で、すごく安くなっていたのも決め手の一つ。
(記憶が定かではありませんが、壊れたブラウン管TVを買った時と同じくらいの値段かも)

サイズは、電気屋さんで色々並べて見ると、まあこんなものかな?という大きさ。
何しろ店頭在庫だし、他に選べないです。
大雨でもあったし、大きくて重いので後日配達してもらうことにしました。

配達当日は私は留守にしており(マイタケ原木の伏せ込みに那須へ)、ダンナサマが対応。
私はセッティングされている部屋に戻るのを楽しみにしていました。 
 

薄型プラズマテレビ

部屋に入ると、どいーんと巨大なTVが。
うおお。
大きい〜。 
特に、これまでのTV台にのせているので、どいん(画面)+ちんまり(台)、という組み合わせが妙です。 

薄型プラズマテレビ

でもまあ、薄いことは薄いです。


これまでの画面に比べると、面積はおそらく4倍近いのでは?
部屋の中でとても目立ちます。

Fujika:「お、大きすぎたことない?」
ダンナサマ:「そうでもないんじゃない?」

とダンナサマは平気そう。
(折角TVなし生活に慣れてきたのに)「画質もチェックしなきゃ☆」とダンナサマが言うもので、いろいろ見てしまいました。

感想は
・車を直す番組(『名車再生』)が好きでよく見るのだけれど、ネジや部品のひとつひとつがクッキリ綺麗
・(ベネツィアの)町や海の風景が、広々。行きたくなる。
・絵画を紹介するシーンでは、詳細までくっきりよく見える
 (実物を見に行くよりも、(近くで撮影しているし)明瞭なくらいかも?)
・番組表画面にすると、画面がでかいので当然文字も大きくて読みやすくて助かる(近眼なので)。
・映画も、かなりの迫力。
 『インセプション』を見たけれど、ブラウン管のときは気づかなかった細部がよく見えた。
 (無重力状態で球形の水滴(血)がぷかぷかしているところとか)
・それにしても、それほど大きくない部屋にこんな大きなTVで、なんかTV漬けの人達みたいで少々恥ずかしいような・・・・。
(『傷だらけの天使達』の四畳半にベッドというのエピソードも思い起こされるのだけれど、分かる方いらっしゃるかしら?)

でもまあ映画鑑賞はダンナサマの数少ない趣味の一つでもあるし、ダンナサマが気に入っているならいいかなと思います。

大きなTVに合うようなTV台は、これから作る予定。
(蕎麦屋の出前) 

那須のフレッシュチーズ

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マイタケの伏せ込みに那須に行った折、スーパーで美味しいチーズをみつけましたのでご紹介します。
(父がダンナサマへのおみやげに、と買ってくれました)
 

那須高原今牧場のチーズ

那須高原今牧場 というところのフレッシュチーズです。

左:朝日岳

生山羊乳のフレッシュチーズで、塩も入っていないようです。
とてもさっぱり。
これを自分で乾燥・熟成させたらどうなるかしら?と想像してしまいますが、美味しいのですぐ食べてしまいます。

右:ゆきやなぎ(塩入り)

生乳と塩で作ったフレッシュチーズ。
リコッタみたいな感じだけれど、ぷりん、としています。
塩味を感じるほどの塩辛さではなく、クラッカーやパンに添えて食べるのに丁度いい味です。
蜂蜜を垂らしても美味しかったです。
塩なしの「ゆきやなぎ」もあるようです。こちらはもっとお菓子みたいなのかな。蜂蜜とより合いそうです。次の機会に買ってみたいです。


那須ではいつも、ありあわせのものをガシガシ食べて、あとは木工やマイタケ原木作りなどの作業にいそしむ、というハードな合宿生活で、美食方面は探求していませんでした。
でもこんな美味しいチーズが近所で手に入るなんて☆(ちょっと高いけど・・・)

山羊のフレッシュチーズは、ヨーロッパに行かないと食べられないものかと思っていましたが、日本の酪農家もすごく頑張っているようで、嬉しいことです。
あとは、みんなで買い支えていかないと。



(業務連絡)
お母さんへ:今度トースターを持って一緒に那須にどうですか。美味しいチーズがありますよ。

お父さんへ:今回はご馳走様でした。
他にもまだ種類があるようですし、2つくらいずつ、お母さんへのおみやげに買っていったらきっと株が上がりますよ。

■参考情報
那須高原 今牧場 ネットショップ

マイタケ2014:原木伏せ込み

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3月初旬、父と一緒にマイタケの原木作りを那須でやってきました。
シイタケはコマを打ち込むというものですが、マイタケは丸太をオイル缶でぐつぐつ煮て煮沸消毒し、そこに種菌(おがくず)をまぶして袋詰めしておく、というもの。
一日中たき火しっぱなし、という豪勢な作業です。

その原木は、うまくマイタケ菌が生育してくれれば、初夏には土の中に埋め込みます。
ただし雑菌もはびこり易く、なかなか簡単にはいきません。

昨年は父に任せてしまいましたが、今年は私も伏せ込みにチャレンジしてみることにしました。
 

maitake

袋詰め状態のマイタケ原木。
半透明の袋ごしにも、色が違うのが分かるかと思います。 

maitake

黒っぽく見えたのは、じつは青カビ。
飴色混じりの白が、マイタケ菌がちゃんと育っているもの。
同じ袋の中なのに、1本はカビカビ、1本は白いというものもあります。

maitake

こちらがいい例。
カマンベールチーズのように、白くぷりんと固い菌糸が盛り上がっており、ところどころ(というかだいぶ)黄色みを帯びています。 
本来なら全部真っ白になるようなのですが、樹皮部分にはあまり菌糸が回りませんでした。
煮沸不足でしょうか?
(ご存知の方教えて下さい) 

maitake

こちらがカビ。
ある種のチーズのように、パフパフの状態。
持ち上げるだけで粉が舞い、結核がなおりそうなほど。 

maitake

思いついたことが。
チーズのカビは取り除けば大丈夫というし(お餅は取り除いてもダメらしいですね。私は食べちゃいますが)、洗ってみることにしました。

ダメでもともと!
ワシワシ洗えば、中の方のマイタケ菌は大丈夫かも? 

maitake

タワシでこする覚悟でいましたが、ホースの水をシャワー状にして強めにかけただけで、あらびっくり、こんなに綺麗!

maitake

これら全て、カビカビだったもの。
外見上は、すごく綺麗になってしまいました。

この後土の中に埋め込みます。 

maitake

原木の高さよりやや深い穴を掘り、なるべくきっちり並べていきます。

maitake

袋の中に3本入れたものは、こんな風に固まって菌糸が育っているものもありました。
これはバラさないように並べてみました。

maitake

状態のよいものと、カビ出身のもの、別の穴に伏せ込みます。

こちらは状態のよいもの。 

maitake

こちらはカビ出身。
心なしか、細い丸太にカビカビが多いようです。
細い方が芯までしっかり煮沸できてよさそうに思っていましたが・・・。

maitake

いい方。

maitake

カビ出身。
やはり木口の菌糸の盛り上がりなどがありません。 ダメかな?やっぱ?

maitake

土をかぶせます。
こちらはいい方。
フキが茂っていたところを掘り返しました。 

maitake

こちらはカビカビの方。
桜の木の裏を掘りました。大きな岩が出てきて、やや水はけが悪いかも。
今回埋めたところの左側は、昨年「ちょっとカビ」 の原木を埋めたところ。
どちらからでもいいから、何か出るといいなー。 

maitake

仕上げに枯れ葉のおふとんを。
赤ちゃんみたいに大事にされていますよ。 

maitake

カビカビの方にもおふとんを。
残ったマイタケ菌達で力をあわせ、カビやら雑菌に打ち勝っておくれ〜。


マイタケの発生は9月下旬からだそうです。
昨年は秋の天候不順のせいかどうか、結局どこからも出ませんでした。
今年は出るといいな。

私としては、カビを洗ったものから出るかどうかが楽しみです。
 

Myキクラゲの木が・・・

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今年の春は、雨がちっとも降らず、きのこ類は全然ダメでした。
アミガサタケは一度も見かけず仕舞い。
そしてキクラゲも摘むほどではないかな、という生え具合。
 

キクラゲ

5月22日の様子です。
以前より生えている範囲が広がったのはいいのですが、雨不足で成長しきらない状態でした。

キクラゲ

キクラゲはともかく、心配なのはこちら。
以前はさほど目立たなかったこのキノコが、胸の高さくらいまで、ずらっと生え広がっています。
この木、具合悪いのかな・・・。 


6月、梅雨入り直後からの豪雨で、ニンニク収穫に追われていました。
収穫も一段落し、空に晴れ間が出たとき、ふと、キクラゲのことを思い出しました。

そうだ、雨といえばキクラゲだったんじゃん!
あんなに降り続いて、もうビロビロに伸びきってしまったかもしれないけれど、ちょっと見に行ってみよう。
雨の最中に行ってみればよかったなあ、もう。



と行ってみたら・・・ 

キクラゲ

え! 

えええええ! 
木がなくなってる! 

キクラゲ

えーん!

駆け寄ってみると、根元にキクラゲの痕跡がちょっぴり。 

キクラゲ

いじましく、残骸をちょっと拾ってみたりしましたが・・・・。 


確かに春見たとき、悪い菌におかされかけているのかなー、大丈夫かなーという様子でしたが、まさかこんなすぐに切り倒されてしまうなんて。

せめて前日の雨のうちに見に行っておけば・・・ 
いやでも、おがくずの少なさから言って、切り倒されたのは大分前か?
まだ倒れる程の状態ではなかっただろうに、もう切っちゃうなんて・・・。こんな時だけ仕事が早すぎるよ、○○市!

色々考えますが、今更どうしようもないです。

あーあ。
折角自力でみつけたキMyキクラゲの木だったのにな。
次の木、見つかるといいのだけれど。 

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