冷蔵庫に、デーツとナッツがあったのでした。
(K君、デーツありがとうございました)
そうだわ、これで、デーツにナッツを挟むやつ、作ってみよう。
デーツって、切り目を入れると中の種はフカフカと浮いた上体で、すぐに取り出せます。
(干し柿の種は、ぴったりしたゼリー質に包まれて、ピンセットを使っても取り出すのは大変!)
種より大きめの空洞があって、いかにも何か挟みたくなるような形状ではあります。

手持ちのナッツを挟んでみます。
こちらはヘーゼルナッツと彩りにかぼちゃの種。

砕いた状態の胡桃を、適当にぎゅうづめ。

勾玉型のカシューナッツは詰めにくいです。
陰陽の形みたいにして入れてみました。

すっごい簡単に何個でも作れます。
というか、作ったうちに入らないわ、こんなの。
味見してみました。
デーツは、ものすごく甘くてネットリしているので、ナッツを挟むと甘さが和らいで食べやすくなります。これでもまだ濃い(デーツが強い)です。
これまでは種ありのデーツに単にじりついていましたが、わずかなひと手間なので、種はとって、何かのナッツを挟む方がいいかも。ナッツだけだと食べ過ぎてしまいますが、ナッツ挟みデーツだと、1個か2個でかなりの満足感。
デーツがあまりに強いので、ナッツの種類はどれでも大差ないです。
塩ありのアーモンドも挟んでみましたが、塩がついていても特に気にならないほど、デーツの濃さが圧勝。
とにかくなるべく沢山ナッツを挟むのがいいかも。
ウィーンのナッシュマルクトで、デーツにいろいろ挟んだおつまみを見かけました。
写真を復習してみます。

デーツに羊乳チーズを挟んだもの。
かなり塩が効いているかもしれません。

こちらはチーズと胡桃を挟んであります。

(写真がとっても見にくいですが)こちらは、ぺカンナッツを縦にぎっしり!
出っ歯の怪獣みたいになってます。
そうか、細長いナッツを縦に挟めばナッツ率を上げることが出来るのか。このくらいで丁度よさそう。

切り開いたデーツをがばっと広げ、白いチーズ(多分塩味はあまりない)と、クランベリー。
マイルドなフレッシュチーズがデーツの甘みを和らげて、クランベリーの酸味がアクセントになっていいかも。

こちらもフレッシュチーズこんもりに、ペカンナッツ。

一番デコラティブなのはこれ。
固めの生ハムを、ギャザーを寄せるように挟み込み、胡桃も詰めています。
(あわせめがヒダヒダのシャコガイみたいにも見えます)
ハムの分量がかなり多いため、デーツに負けない塩味があって、甘塩っぱい味かな、と想像します。
こうやって見てみると、どれもデーツからはみ出すくらいに具を詰めています。
デーツの空洞に収まるくらいでは、味的に物足りないのね、やっぱり。
種ありの鶴の子柿の種を抜いて、こんな感じにしてみたらどうかな?
(デーツサイズの干し柿1個あたりMax8個も種が入ってるんだけどね!ぷん!)
今度やってみよう。