畑に植わっているニンニクの写真を撮ってきました。
大半が、生きているだけで精一杯、という感じ。
凍って枯れたのか、12月頃よりも葉っぱの数が減っている気がしますが、大丈夫なんでしょうか。

ふくち。
それぞれ、2枚は葉っぱが枯れている様子です。
貧相だわ・・・。
真冬はこんなものかもしれないけど・・・。

福地は、昨年の収穫を播くほか、JA白樺にて新しいタネ500gを追加で購入しました。育ち具合は、似たようなものかな?

こちらはお友達のmiyakoさんから頂いた岐阜のニンニク。2世代目になります。
昨年穫れたものを見ると、ふくちと同系統のようですが、鱗片を包む皮の厚みが気持ち、薄いかもしれません。

山形の最上赤にんにく。
暖地に不向きのようで毎年苦戦してます。今年は、植え付け直前1ヶ月くらい、冷蔵保存してみました。
大きく育て☆と、マルチ穴に1列おきに植えたせいかどうか、発芽や育ち具合がばらついて見えます。

イタリアのアブルッツォのニンニク。
ソフトネックタイプで、鱗片数はぐるりと2周する感じで多く、小さな粒もできるタイプです。
ふくちや山形に比べると、葉っぱが細いですね。

スーパーで売っていたスペイン産の白いニンニクを植えてみました。鱗片形状はまるっこくてアブルッツォのに似ていますが、鱗片配置は一周でした。
とても貧相な育ち具合です。

スペインのアホ・モラード。何世代目かです。
昨冬は暖冬で玉が全然太らなかったので、今回は植え付け前に種を一ヶ月ほど冷蔵してみました。(でも、結果的に、今年の冬は十分寒かったですね)
この品種は、冬の間もまっすぐ立って葉っぱも青々している気がします。

アーティチョークを買いに行った際、おまけで頂いたニンニク。茎が長めで、スペインタイプに似た品種ではないかと想像しています。
葉っぱの先が寒さで(?)赤紫になって、綺麗です。

シチリアのニンニク。おそらく、アメリカでクレオールタイプと呼ばれているグループではないかと思います。
春、分けつというのかな、茎がフサフサに分かれてしまうものが多発するので、これも半量、冷蔵方式を試してみました。
こちらは冷蔵組ですが、現段階で育ちが断然いいです。

こちらがシチリアの、タネ常温保存組。
全然違いますよね。
ただ、今の状態が、ニンニクの玉の太り具合や分けつの程度にどうつながるかは不明です。
今後の展開が楽しみです。

ここからは、畑友のY氏に頂いた種。
静岡薄紫、と名前をつけたもの。

完全抽台白。
わりと綺麗に育ってるかも。

紫(2)。
外皮、および鱗片を包む皮が綺麗な紫色で、三つ編みにしても可愛いニンニクです。
静岡薄紫の個体変異かどうか、注目しているところ。

昨秋、新たに頂いた種。
玉は白くて、鱗片はほぼ2周。
茎が柔らかくなって倒れるタイプも育てているそうなので、もしかしたらそれかもしれません。
葉っぱの育ちはとてもよいです。
(これを植えたエリアは、混み合って見える)
冬は、寒くて成長が遅いですが、病気の心配もいらないです。
本当の試練は、春。
あたたかくなってきてからです。
なんとかのりこえて、立派なニンニクに育ってほしいです。