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鳥取マンションリフォーム(1):Before

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ここのところ、頭はリフォームのことでいっぱい。

・・・といっても、自宅ではありません。

結婚前、ダンナサマは鳥取県T市に住んでいたのです。
その頃、鳥取で初めての高層マンションの計画が。
で、家賃を払うくらいならローンを払った方がいいだろう、とそこを買ってしまったのです。
引っ越す時に売れば、それなりの値段になるはず、と。
数年は住んだみたいです。

さて、引っ越すというタイミングは、日本の景気は下向き急カーブ。
そもそも(数年前時点ですが)鳥取県のGDPは日本で下から2番目(ワーストは沖縄)。本州では最下位。不動産市場に活気がある訳がない。
しかも、その後他にも高層マンションがいくつも建ってしまって、単なる古マンションに。

仕方がないので賃貸に出して、早××年。
今年度になって仲介業者が変わり、9月に店子さんが出た際に、畳の表替えや、襖の貼り替えなどを勧められました。

畳か・・・。
それにお金を使うくらいなら、 もっと根本的に変えたい・・・。
という訳で、リフォームプロジェクトが始まりました。

自宅、もしくは、週末に車で通えるくらいの場所ならば、自分も作業、ということができますが、飛行機でないと行けない鳥取なので、なんとか業者さんを捜しました。
(ブログやHPで情報発信している業者さんは非常に少ないです。検索の仕方が悪いのかもしれないけど・・)


まずは工事前の様子をご紹介します。

鳥取マンション

こちらが間取り。
4LDKになるのでしょうか。 
部屋が細かく分かれています。

鳥取マンションbefore

玄関入ったところ。
げた箱の色は、明るい茶色に見えますが、濃い色です。 
廊下を進み、窓までずーっと進んで・・・ 

鳥取マンションbefore

窓から振り返るようにDKを見るとこんな感じ。

この写真だとそう悪くないように見えるかもしれませんが、狭いです。 

鳥取マンションbefore

人間を入れて撮るとこんな感じ。
DKの巾は、約2.6m。
(実際には違いますが)真ん中に立つと、両方の壁に手が届きそうな狭さ。

鳥取マンションbefore

キッチンは、独立型。
間口も狭いです。 


天井は、全部コンクリートに壁紙直貼りでした。
電線は天井のコンクリート穴から直接壁におりてきているようです。  

鳥取マンションbefore

これは和室の入り口。
2枚引き分け戸になっていて、両側に袖壁があります。

鳥取マンションbefore

和室の押入の向こう側がキッチンになります。
ベランダ(東向き)から入る光は、キッチンには届きません。 

間取り図には6畳とありますが、この1畳は0.9×1.8mより小さいサイズのようです。 

鳥取マンションbefore

押入は一間半ありますが、右奥には何やら謎の出っ張りが・・・?

鳥取マンションbefore

畳をどけてみたら、コンクリートの躯体が出てきました。

鳥取マンションbefore

こちらは洋室2つの入り口。
建築直後からの絨毯敷きです。

鳥取マンションbefore

間取り図にある洋室2。真ん中の洋室です。
部屋の大きさは、3.1m×2.3m。
シングルベッドが辛うじてひとつ置ける大きさ。

小さなクロゼットが部屋の2箇所にありますが、奥行きはたったの56cm。

鳥取マンションbefore

こちらは角部屋の洋室。
ここもさっきの洋室と同じ3.1m×2.3m。
シングルベッドが2つ置けて、周囲を楽に回れるようなスペースは、この家にはない、ということになります。

一間立派なクロゼットがありますが、奥行き57cmでは、扉を閉めたらスーツが型くずれしてしまいそうです。


何もかもが小作りな印象で(1間半もある押入以外)、リリパット国に迷い込んだガリバーのような気分。

これでも借りてくれる人はいるかもしれませんが、こんな家では、所有していて気分が盛り上がりません。
(畳にもお金をかけたくない) 

いっそ思い切って!!!


賃貸のターゲットは、会社のお金で借りてくれる転勤族です。
現状はファミリー向けの間取りですが、夫婦二人、もしくは子供ひとりだけ、という転勤族もいるはずなので、そのあたりをターゲットにすることにして、大幅に間取りを変えてしまおうかと思います。

みなさんならば、どんな間取りのお家に住みたいですか?

新年会で叔母や従兄弟、弟の奥さんに聞いたら、議論百出。全員希望が違いました。
しかも、大抵のことについて、世間の少数派に属する私なので、私のリフォームプランは裏目に出るかも。
現状復帰で畳の表替えだけしておいた方がよかった、ということにならないとも限りませんが、 やってみてダメならまた変えればいいし、最終的には家賃を下げるという手もあるし・・・。
自分が住みたいような家に、(何年かかけて)変えていこうかな、と思います。 


(その後、着々と事態は進行しています。次の更新をお楽しみに)
 


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