荒神谷遺跡に行った際、前から気になっていた、変わった生き物(あえていえば植物系)をみつけました。
記念館から発掘現場まで、200mくらいの遊歩道があります。
右側は蓮池。
もう花の時期は終わっており、特に見るものはないです。
左側は、ちょっとジメジメした草地。
いやにぬめぬめしているなあ、水たまりだったのかな、と覗き込んでみると・・・

ぬらぬら光るのはこれ!
あれです!
イシクラゲ。
こんなところでお目にかかろうとは。

ちょっとだけむしってみました。
ぴろぴろして柔らかく、岩海苔みたい。
陸棲藍藻の一種なのだそうです。
水たまりみたいなジメジメした(あまり綺麗そうでない)場所に生えていて、食べられると分かっていても、あまり食欲をそそりません。
最初に食べてみたひとはえらいなあ。

実は食べたことがあります。
台湾のレストランで、「雨来菇」という変わった名前に惹かれて注文してもらったのです。
海藻に近いけれど、歯応えと磯の香りに欠けるかな・・という印象。
すごく美味しいというものでもないかな・・・。
旅先だったので摘むひまもありませんでしたが、もし家の近くに生えていたら・・・・・・どうしましょうね。
すごく綺麗な場所だったら、摘んでみちゃうかも。
ワカメと一緒に炒めるとか、磯っぽい味を足すと美味しいと思うのよね・・・。
(じゃあワカメ炒めでいいじゃん、という気もする)
地面に生えているといえば、duckbillさんは(トリュフに詳しい方の案内で)トリュフをみつけたそうです。
どうせみつけるなら、イシクラゲよりトリュフがいいなあ。
■参考情報
デイリーポータルZ
「公園とかグランドに落ちているワカメみたいなアレを食べる」
Wikipedia イシクラゲ
イシクラゲの生態についての読み物