今年も佐渡の柿、干しています。
ほぼ毎年、矢田さんから柿を分けて頂いていますが、柿畑面積を縮小したとのことで、今年はやや少なめ。
品種は平核無で、佐渡だと八珍柿とも呼ばれるようです。
とても色よく、ぽっりゃり可愛らしく干しあがるので、私は勝手に”八珍姫”って呼んでいます。
(あんみつ姫、のイメージ)
数年前、何種類も干し柿を作り比べてみました。
巨大な甲州百目は干し柿の王様格という印象。
面長に、高貴な感じに干しあがる大和百目は、クイーン。
そしてまあるく可愛い八珍は、プリンセスです。

通常は四角い柿ですが、たまに三角形(右下)や五角形もあったりします。

今年はこんな、天狗のような変形柿も。面白~い☆
上手に剥くのは難しいので、カット干し柿にしました。

あと、今年初めて見る、縦長の柿が。
直径は普通のものより小さく、四角ではなく丸型。
そして縦長。

剥いてみると、通常は黄色系の果肉が、これは朱色系の色。
一体何なんでしょう?
枝変わり?
それとも、雌花についた実なのかな?
(通常の平核無は、タネがないので両生花についた実だと想像しています)
もしかして渋がなくてタネがある甘柿なのかもしれませんが、ひとまず干してみることにしました。

我が家の秋の風物詩、柿干し風景。
こんな風に晴れている日ばかりだと楽なのですが、昨年も今年も、一週間晴が続くことってないです。
しかも気温が妙に高い日も多いです。

冷え込んだ翌朝(11/20・日)起きてみたら、外はほの暖かくて、こんな霧。
この日は朝から柿剥きにはげむ予定だったのに・・。
ガックリテンションが下がります。
(その後晴れてはきましたが、気温は高め。ううむ・・・。)