
南房総の産直で、こんなものを買ってみました。
”ハイビスカスティー”という名前で売られている赤いモノの、生の状態です。
ローゼル、というようです。

(写真はWikipediaより)
正体は、アオイ科フヨウ属のこんな植物。
タチアオイやフヨウと似た花です。

(写真はWikipediaより)
これの果実を包むガク部分が、食用になります。

今回買ったものは上の写真よりも少し華奢で、こんな感じ。

分解してみました。
ガクはぺらりと外側を取り巻いている状態で、中にはバラのツボミのような実があります。

千切ってりんごと一緒に煮てみることにしました。
(電子レンジ)

コロコロした中味が余ります。
何かに使えないかな・・・。
乾かして、お手玉の中に入れるとか・・?
(結局使わずに捨ててしまいましたが・・・)

7,8分後、電子レンジを一旦止めて、土鍋のフタを開けてみると、わお!赤くなってる~。
ハイビスカスティーは赤いので予想はしていましたが、それでもなんだかびっくり。
芯まで煮えるまで、もうしばらく加熱してみます。

芯が残らなくなるまで加熱すると、こんなに綺麗な真っ赤に!
最近作ったジャムの中では、色鮮やかでかなり嬉しいです。
今回はたまたま家にあったりんご3個で作りましたが、5個分くらいでも十分綺麗な色がつきそうです。
少量だったので、小鉢に移して冷蔵庫入れ、数日で食べてしまいましたが、こんな綺麗なジャム、瓶に詰めたら嬉しいだろうなあ☆
次はいっぱい作りたいなあ・・・。
ローゼルのかけらは、りんごよりは僅かに固いです。
私は気にならない程度でしたが、気になる場合は、余り細かくちぎらずにおいて、煮えたら取り出すといいかもしれません。