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2016お正月料理

(今頃お正月のネタですみません)

年末年始は、今年も帰省してお料理等の助手に励んでいました。

26日の昼過ぎくらいに、私ひとりで車で移動。
その日は叔母が来て、サーモンの解体を手伝ってくれていました。
今年はサーモンの到着がとても早かったのです。
(前の年は29日に解体開始だったのに比べると、随分早いです)

ダンナサマは31日に(電車で移動して)合流。
1日までは特に来客はなく、両親と私、+ダンナサマで、3、4人。
ダンナサマは2日の昼に出張に出発し、入れ替わりに叔母一家が実家に来て新年会。
2日の新年会は、昨年同様、ダンナサマがいないので9人でした。

前の年は29日から各種作業を始めたのに比べると、今年は割と時間があったことになります。
なので、メニューについてもっと念入りに母と打ち合わせすればよかったのだけれど、二人とも体は動くけど、いまいちヒラメキに欠けるような感じ。
今回はなんとなく惰性?でおせち的なものを作りましたが、出来上がってみると、私も母も、なんとなく作り飽きたというか、食べ飽きたというか・・・。

来年は新展開、脱おせち=脱和風なんてどうかしらん。
洋風のメニューにするとか、エスニック風のスパイシーな味付けにするとか・・・。

クリスマス料理本でメニュー構成を見ると、意外と品数は少なくて、5品くらい。
品数を減らしても、盛りつけとか、プレゼンテーション(例えばパンとサーモン単体でそれぞれ出すのではなくサンドイッチにして出すとか)で工夫するとインパクトが大きくて楽しいのではないかしら。
(メンバーも高齢化しているので、ボリュームはさほどいらないはず)

母も私も二人とも余りにひらめかないので、弟チームにサラダを頼みました。
これはなかなか助かりました。ひとの味付けというのは、新鮮で食べるのも楽しいです。

父はすごく頑張って、アップルパイとプリン、2品も作ってくれました。あと伊達巻き、ローストビーフも。
スイーツ系は売れ行き抜群。アップルパイはお持ち帰りにしてもいいし、どれも喜ばれました。

去年はダンナサマが一足先に家に戻っていましたが、今年は出張で一週間留守にしていました。
例年、お正月料理のあまりはごっそり私が頂いて、二人でその後数日、「食事の支度は並べるだけ☆」状態を楽しむのですが、今年はひとりだけ。
いつものペースで消費できなくて、色々と不便でした。
ダンナサマへ:なるべく年始には出張は入れないでね。


新年会に出したものはこんな感じです。

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お正月料理

前半の目玉はこちら。
Duckbillさんから頂いた、手作りの雉の燻製。
丸ごとですよ~☆ 

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お正月料理

従兄弟のダイスケ君が綺麗にさばいてくれました。
ダイスケ君、いつもありがとうございます。 

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お正月料理

右は炒り銀杏(miyakoさんありがとうございます!)

煮染めは、鍋サイズの都合もあり、分けて煮ました。
里芋は薄めの色で。
コンニャクとゴボウと干し椎茸は濃いめに。

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お正月料理

大根と人参と昆布はひとつの鍋で。
特に理由はなく、なりゆきで私が煮染めを煮ていたのですが、私にしてはすごく濃いめに、しかも何度か味を足して煮返したはずが、冷めてみると、うすーい味。
そのせいか売れ行きも悪く・・・。
作った私自身も、年末、半月くらいおでんを食べていたので和食だし味は飽きてました。
来年は煮染めはなくてもいいんじゃないかなあ。何か洋風のものが食べたいなあ。 

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お正月料理

うずら卵とぎんなんのピンチョス(叔母作)。
上の煮染めの上の銀杏も叔母の作品です。
間にべったら漬けを置こうと思って、忘れました。

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お正月料理

伊達巻き(父作)。
年末、有楽町の富山物産店で買った昆布巻き昆布。
母作きんぴらごぼう。

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お正月料理

なます、酢レンコン。
(どちらも母作)
レンコンは、酢レンコン用に母が折角肉厚のを買ってきたのに、私が持ち込んで冷蔵庫に入れてあった貧相な芽バスの方を使っていました。まさかほかにもレンコンがあるとは思わなかったから・・と。失礼しました。

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お正月料理

水ようかんと黒豆(Fujika作)。
盛りつけが可愛くない?どうお?

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お正月料理

芋ようかん。
渋皮煮を埋め込みました。
これ用の寒天液の一部をとりわけて、あんこを混ぜたのが上の水ようかんです。

京都で買った小豆を、茹でこぼさない方式で煮てみました。 

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お正月料理

今年もローストビーフ。
(写真は撮り忘れたので数年前のを流用)

お肉だけ並べ、ソースは各自好みで、というスタイルではなく、予め数種類のソースをかけて盛りつけたらどうだろうか。マスタード、グレービー、ホースラディッシュクリーム、わさび醤油など。
テーブルがとても狭いし、みんなおしゃべりにも忙しいため、腕を伸ばす回数がなるべく少ない方が便利かもしれない。
 

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お正月料理

今年のスモークサーモン。
添え野菜は、山盛りパクチー、ディル、ミント、わさび菜など。
暖冬の影響で庭の菜っ葉類がみんな元気で助かりました(ミントを混ぜるのは、違和感もなく美味しい)。

こちらも、ある程度調味して、野菜と一緒に巻いて生春巻きにしたらどうかな?
あ、でも来年はサーモンがないかもしれないんだなあ・・・。 

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お正月料理

弟チームにサラダを頼んだら、2品も持ってきてくれました。
片方は大根(from母の畑)とカニカマのマヨサラダ。
おせち料理は和風ダシ味のものが多いので、マヨネーズって無性に美味しかったりします。
自分が作ったものじゃないものって、すごく美味しい。

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お正月料理

弟が茹でたというキャベツサラダ。
年末という時期ですがとても柔らかな春キャベツでした。
ドレッシングはバルサミコと胡麻油と塩(やや塩多すぎた)。
トッピングは炒りキヌア(最近流行っているとか?)
TVで見たローラのレシピとか言っていました。
キヌアが小石のように固いと父は言っていましたが、でもちょっと待つとふやけます。みんなモリモリ食べていました。
 

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お正月料理

今年のお酒はこちら。
特に、初すがた、と、寿月が美味しかったな~。
お父さんへ、来年もよろしくお願いします。 

 

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お正月料理

最後は、お待ちかねのデザート。
アップルパイとプリンは父作。
バクラバは、叔父に結構好評でした。
ここで叔母が一番好きなお菓子はプリンということがここで初めて判明。
スーパーのからデパ地下のまで、いろいろ食べ比べて、味にはこだわりがあるそうです。

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お正月料理

父がパイ皮作成中の様子。
(NHKの「グレーテルのかまど」を欠かさずに見て色々なお菓子を研究中みたい。)
薄くて丈夫なマットを買ってきて作っているのを見たのですが、私だと急いでしまって適当にお茶を濁してしまうところを、ゆっくり、丁寧に作業しています。
で、なんか上手なのよ!

これまで数回作って、作業手順や林檎の分量など、かなり慣れてきた段階だそうです。
来年もまだ飽きてなくて、また作ってくれるならば、2倍量のパイ生地を作ってもらって、お料理にも使いたいものです。 

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お正月料理

デザートにこれも。トリュノワです(Fujika作)。
去年も、作ろうかな?と思って材料だけ実家に運び、作らずに持って帰りましたが、今年は実行できました。

サイの目に切ってココアをまぶしましたが、もう少し小さくてもよかったかな・・。
母に好評でした。


======
■■来年への課題
・今年は特に時間に余裕があったので、メニューの検討にもっとじっくり時間をかけて検討してもよかったかも。
 年末あたり、美味しそうな料理本(和食に限らず)を図書館で借りておくといいかも。 
 (なますは飽きないけど、煮染めはなんか飽きちゃったのは私だけ?)

・美味しいお肉やサーモンなどメインがあれば、他には品数はあまり多くなくていいのでは。
 プレゼンテーション(盛りつけ)に余力を残しておく。

・使い捨てのごく小さな小皿・小鉢があると便利かも?
 (汁っぽいものを手許によそうときなど)

・弟チームにサラダを頼んだのはよかった。
 来年も頼んじゃうかも。

・盛りつける際に余ったものは、(私や弟の)持ち帰り分はさっさと袋詰めしておくといいかも。 

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■■2016年のお正月料理メモ

■タンパク質系
○スモークサーモン(別記事参照)
のべ5回目。大量仕込みは4回目。今回はサーモンが大きめで、枚数は少なめ。
ソミュール法で作りました。
ディルは庭のもの。

○スモークサーモンの副産物、鮭のハラス部分のスモーク
これは作ったけれど、新年会には出さなかった気がする。
スモークサーモンの皮は私が貰って帰りました。焼くとバリバリになっていいスナックです。

○ローストビーフ
今年も地元でお肉をゲット。
父と二人で「食品館あおば」に予約に行き、大きなのを2ブロック買ってきました。
塩、粒胡椒、ローズマリー、庭のタイムをまぶし、フライパンで焦げ目をつけた後、2重ホイルに包みます。
焼くのはお肉がかなり大きいので、オーブンで2回に分けて。
焼き具合は、久々の大きなお肉で勘が鈍って、ちょっと足りなかったかなあ・・・。
お肉の性質なのか、焼いた直後は固く感じたので焼きすぎかな?とオーブンから出してしまった。
金串はまだぬるめだったので、もう少し焼いてもよかったなあ。

○グレービーソース
ローストビーフの肉汁で作成。

○マグロお刺身+母の大根のツマ(写真撮り忘れ)
マグロは弟がアメ横で買ってきてくれたもの。
どちらも好評。今年も写真を撮り忘れてしまいました。

○雉の燻製
Duckbillさんから頂きました。
とても珍しいものでみんなにも大好評。
Duckbillさんご馳走様でした!

○カニ
ロシア産のとても立派なズワイガニ。叔母からの頂き物。
2日に頂き、弟と私で山分けしてそれぞれの家に持ち帰りました。
我が家でマヨ和えにしてたっぷり頂きました。

■副菜・野菜系
○大根と人参のなます
母の定番で、白ごま入り。さっぱりして大好き。
今年は白だしをちょびと入れてみたようです。
お店の味っぽくなって旨みアップだけれど、私はどちらかというとない方が好きかな。

○酢レンコン

○だし汁
かつお節、鰹節けずり器、を持参し、たっぷりだしを作っておいたのは便利でよかった。
鍋も2つほど持っていって、便利だった。
小さいテフロン鍋もあるとよい。 

○お煮染め(Fujika作)
大根、人参、昆布、椎茸、里芋など。
私が適当に作ったのだが、味が薄くていまいち・・・。
(八頭も収穫して実家に送ってあったが既になくなっていた)

○きんぴらごぼう
ゴボウを買ってあったので、母が作成。
太めの切り方で、歯応えがよかった。
唐辛子がかなり利いていた。

○数の子
ダンナサマは新年会にも出ないで出張に出てしまうので、今年はなし。

○黒豆(Fujika作)
山形産黒豆を、ひと袋だけ作成。
皮が結構固い豆で、はじけてしまった(はじけたものは炒り豆に)。
柔らかく茹でてから渋皮煮のシロップで味付け。

○伊達巻き(父作)
昨年同様父のスティックミキサーで作成。
今年は卵焼き器で7回くらいに分けて焼きました。母も2回ほど。
こんなに毎年父が作ってくれるならば、もっと大きな卵焼き器を買ってもいいかも、と母が。
その方が太くて立派になりそうです。新しい方が焦げ付かないし。
今年の発見としては、フタをして、蒸らし加減に焼くこと。焦げやすいので強火は厳禁。
確かFujika持参の卵で作ったはず。

○うずら卵とぎんなんのピンチョス、ぎんなんピンチョス
叔母持参のおつまみ。
昨年同様持ってきて下さいました。

○かまぼこ
富山物産館にて昆布巻きかまぼこを購入。

■ごはんもの
○ホームベーカリーのパン(母作)
ローストビーフやサーモンに添えたらいいかも、とホームベーカリーで2斤分パンを焼いておきました。
両方プレーンだったかな?。 


■お漬け物
作ってはあったけれど、出しそびれました。
○べったら漬け(母作)

■お酒
○ビール

○日本酒は、父が最近通っているお酒屋さんから4合瓶を6種類とりよせ。それぞれ味が違い、どれも美味しかった!
お父さんへ:また来年もよろしくお願いします。

(1)大那 柚子(日本酒仕込み)  栃木県大田原市 菊の里酒造株式会社

(2)大那 特別純米「初しぼり」生酒 栃木県大田原市 菊の里酒造株式会社

(3)大那 特別純米「直汲み」生酒  栃木県大田原市 菊の里酒造株式会社

(4)雄東正宗「初しぼり」生酒

(5)阿櫻 純米吟醸 美郷錦 秋田県横手市 阿桜酒造株式会社
どれも美味しかったですが、今回はこれが一番印象的でした。
とてもすっきりした味わいで、後を引くというか、どんどん飲めてしまいそうな味! 

(6)阿櫻 特別純米 中取り 生酒  秋田県横手市 阿桜酒造株式会社

○おとそは今年はなし。


■甘いもの
○栗渋皮煮入りいもようかん
母作のサツマイモで作成。
「50度洗いをすると、ほらこんなにお湯が濁って」と見せようとしたのだが、サツマイモがかなりしなびており、ヤラピン液もカスカスになったのかあまり出てこなかった・・・。

○水ようかん
いもようかん用の寒天液をとりわけて作成。
お餅の衣用に炊いてあったあんこを使って作成。
ごく薄味で、父は手をつけない位だが、私はとても好み。

○アップルパイ
父作。皮も薄くて上品。
りんごは、3.5個分だが、もうちょっと多くてもいいかも?

○プリン
父作。カラメル部分は、分量よりだいぶ多めの砂糖を使った。

○バクラバ  (詳細はこちら)

○トリュノワ

○フルーツケーキ
Fujika持参。叔母宅に1本プレゼント。

○干し柿
あったのだけれど、新年会では出さなかった。
(叔母一家は干し柿あまり好きでないため)

○フルーツポンチは今年はなし。




■おもち
もち米は、今年もmiyako家のもの(miyakoさんご馳走様でした!)。詳しくは別記事にて。
今年はわりとあっさり作り終わってしまいました。
丸餅、昨年初めて作って、とっても美味しいとのことで、もっと色々丸めるのかと思っていたけれど、
「丸餅は白いお餅だけよ」ってことで、ちょびっとだけだったな。

○のしもち
 ・白餅
 ・青海苔と塩
 ・よもぎ+白ゴマ
○丸餅
 ・白餅
○なまこ餅
 ・黒豆入り白餅
 ・黒米とくるみ
 ・うるち米と生薑汁


■おもちのタレ(母作)
今年はつきたて餅はなくて、焼いて食べるお餅のみ。
○海苔+醤油 
○あんこ 

   

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