先日、珍しいバウムを頂きました(Sさまありがとうございました!)。
本場ドイツ、シュベルマー Schwermer のバウムクーヘンです。
しょっちゅう食べる訳ではありませんが、バウムクーヘン研究中なので、感激です。
Schwermerは、1894年創業の老舗お菓子屋さん(コンフィズリー)です。
はじめは東プロイセンのケーニヒスベルク(現在はロシア領のカリーニングラード)でカフェ・シュベルマーとして開業し、第2次大戦後はドイツの、Bad Wörishofen バート・ヴェリスホーフェンという場所に移転したとか。
昔からマジパンやチョコレートで大変有名なお店のようです。

小ぶりですが、ずっしりしています。
中心の空洞部も底も、全体がホワイトチョコでコーティングされています。

原材料は、多い方から
全卵、砂糖、バター油脂、カカオバター、小麦デンプン、小麦粉、全乳分、水、アーモンド
などとなっています。
切ってみると、表面のホワイトチョコが結構シッカリ厚めです。
そーっとナイフを入れて、綺麗に切るようにしてみました。
パクっと食べてみると、ホワイトチョコのパリッと折れる感じがまず印象的。
中のケーキ部分は、みっしりとして比較的乾いており、コシのある味わい。
日本のものは「ふんわり」や「しっとり」を追求している場合が多いですが、こちらはまた別系統の味わいです。
もぐもぐ食べているうちにケーキのほろっとしたところにホワイトチョコのリッチなクリーミーさがからまって、丁度いい甘やかな風味になってきます。
なるほど、さすが本場、という印象の、とっても美味しいバウムクーヘンでした。
カットしたところの写真を撮る間もなく、後をひく味わいなのでつい食べ終わってしまいました・・・。
美味しかった☆
■参考情報
シュベルマーのバウムクーヘンのページ(ドイツ語ですが動画あり)