今年の夏は、8月後半からどこか行ってしまったようです。
はじめ涼しくなった頃は、
ああ、助かった!でも油断は禁物よね。いつまた暑さがぶり返すかもしれないし。」
と気合いを入れていました。
でもその後、一向に夏が戻ってくる気配はなく。
ほんとに?

今年8月のうちの近所の気温です。
(気象庁の過去の気象データ検索サイトより)
気温を見てみると、8月13日以降、最高気温が30度を超えたのは、たったの4日。
しかもとびとび。
8月25日以降はほぼずっと、最高気温が25度を下回っています。

あれは3年前。2012年の夏はものすごい猛暑でした。来る日も来る日も、飽きもせずピーカン照りの暑さが続きました。
あの年の気温はこんなでした。
今年と見比べると、同じ8月の気温グラフには見えない程です。
こんな涼しさと日照不足では、植物が心配。果樹や野菜は大丈夫かしら。
夏の食べ物(かき氷、スイカ、お素麺など)の売れ行きは伸びなかったでしょうね。

先日、まだ8月だというのにスーパーで素麺や冷や麦が山のように安売りされていました。
余りに気の毒で、一パック買ってきてしまいました。
めんつゆでひんやり食べるには涼しすぎるので、レタスの上に少しずつ盛りつけて、薬味を。

薬味はこちら。青唐辛子の塩ゴマ油漬けです。
この薬味、すっごくお勧め!
(というか私の好み)
青唐辛子(Myハラペーニョ)を微塵切りにし、多めの塩とたっぷりの胡麻油で和えるだけ。
油で和えるので、辛さは青唐辛子そのままよりもマイルドになるのですが、それでも辛いのは苦手、という方は、大丈夫な辛さになるまでピーマン微塵切りを混ぜるのがおすすめです。
肉厚のピーマンが混ざると、カリカリして歯応えがとてもよくなるので、辛いモノが大好きという方でも、少し入れるのをおすすめします。
塩+胡麻油といえば、レバ刺しのつけだれ。
もしレバ刺しが好きだった方なら、気に入るのではないかな。
白いご飯や冷や奴にかけたり、焼肉やチャーハンに添えたりなど、何でも合います。
ちょっと薄味にしておいたお料理に、風味を添えるのにぴったりです。
唯一残念なのは、冷凍には向かないこと。
冷凍するとカリカリの食感がなくなってしまうので、食べる分だけ作るようにしています。
(ごく辛い青唐辛子をペースト状にして冷凍しておき、使う分だけ、生のピーマンと混ぜて使うという手もあるかな?)
今年は畑では、マイルドハラペーニョがぽつぽつ収穫できています。
このハラペーニョは肉厚でカリカリの食感、しかも激辛には弱い私向きの弱辛。
この薬味にはぴったりです。
数年前の唐辛子責めともいえる大豊作以降、ずっと栽培に失敗していたので、久々の貴重な収穫です。