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ウィーン2014:自然史博物館~カメ、ほか

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鉱物、恐竜フロアから階段を上がると、今度は各種動物の剥製やレプリカがびっしり展示してあります。
鳥などは、それぞれが小さく、ショーケースにびっしり入っており、そのショーケースもまた部屋の中に何列も並べられているため、もう数え切れないほど。

鳥って、動きがすばやいし、止まっているとしても木の上のほうだったりして間近でみる機会はほとんどありません。
『とりぱん』を読むようになるまでは、野鳥というものは私の世界には存在していませんでした。
(ダチョウとか、動物園にいる大きな鳥は知っていたけれど)
世界中の綺麗な鳥が集められているショーケースは圧巻でした。 

剥製は、今ははやらない技術なのかもしれませんが、生きた状態よりも実は動きがあり(翼を広げた状態がじっくり見られる)、また写真よりも立体的で、見ごたえがあります。

あまりに数が多くて圧倒され、写真どころではありませんでしたが、私の好きなものをみつけました。

カメ☆ 

NaturhistorischesMuseumWien

かめ~。
甲羅がまるくぷっくりしていて大きなカメに、昔からあこがれていました。
(飼ったりはしない)

(大体旅行に持っていくとそうなのですが、カメラに、「ぶーん」と震える症状が出ていて、写真がひどくてごめんなさい) 

NaturhistorischesMuseumWien

このカメもいいなあ。
Spornschildkröte ケヅメリクガメ だそうです。
甲羅の線模様と、足の丸タイルみたいな模様がなかなか。 

NaturhistorischesMuseumWien

ショーケースから出ていました。

NaturhistorischesMuseumWien

カメはちゃんと撮れていませんが、次のコマでラベルを撮っていて、Seychellen-Riesenschildkrote みたいです。
セーシェルセマルゾウガメかな? 

NaturhistorischesMuseumWien

Galápagos-Riesenschildkröte ガラパゴスゾウガメ。
昔『小学○年生』で見て、ずっと大好きだったカメです。

NaturhistorischesMuseumWien

こちらもガラパゴスゾウガメ。 首と足を最大のばしたところかな?

このほかにももっといっぱいカメがいました。
次は壊れてないカメラを持って、写真を撮りに行きたいです。 

NaturhistorischesMuseumWien Satyrtragopan。
キジ科の鳥、ヒオドシジュケイの一種。
つくりものとしか思えない襟飾りに、ツノまでつけています。
剥製にしたくなる気持ちが分かります。
  NaturhistorischesMuseumWien

ひえー、世の中にはこんな変わったシカが。
と思ったら、ふつうのノロジカ Capreolus capreolus でした。
ホルモンの異常でツノが変形成長すること時折で起こるようです(こちらのサイトに動画が)。
次の年はちゃんとしたツノが生えるといいのですが(このシカは剥製にされてしまっていますが・・)。


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