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2010年、産直にこんなカボチャが積んでありました。
四十肩の人だったら片手では持てないほどの巨大さ。
(手前のキャベツの大きさからご想像下さい)
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すごく迷いましたが、少し小さめのものが売っていたため、結局買ってしまいました。
味は、水分が多めではあるものの、とても甘いかぼちゃでした。
で、播いてみようかと、種をとってあったのです。
種は、普通のかぼちゃよりも小さめです。
フタバの姿はズッキーニやカボチャと同じ。
そして育ってくると、カボチャのように地面を広く覆い尽くすタイプの植物でした。
(何種類かの苗を適当に植えているので実をつけるまでは何だかよく分からない状態)
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雑草をかきわけ、収穫!
幼果をズッキーニとして食べるのを楽しみにしていました。
(後述するイタリア野菜と近い気がしていて試したかった)
果実はツルの比較的先端につく気がします。
花落ちのすぐそば、写真右側のやや膨らんだところにだけ種があります。
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試食のため、まずはシンプルにスライスして焼きました。
これはこれは!
普通のズッキーニとはちょっと違う味わいです。
我が家のズッキーニ(ロマネスコという皮が薄緑ぽいマダラのもの)は、同様に焼くととてもジューシー。そしてうっすらトウモロコシのような甘みがあります。
こちらの鶴首かぼちゃ幼果は、コリコリの食感! ビックリ。
特に種のない細い首の部分がコリコリで、花落ち付近の種を含む部分は、いくらかジューシーです。
そして味わいは、枝豆のような、若いアボカドのような感じ。
見た目が薄緑だから視覚に騙されているのかな?
でもほんのりとした甘みと青っぽさにコリコリの食感が加わって、ほんと、枝豆をイメージする味でした。
コリコリ感を生かしてコリンキー風に、ピクルスにしてもいいかも?
(生でサラダもいいようです)
特に期待せずに植えてみた鶴首かぼちゃですが、好みの味のズッキーニがとれて儲け物でした(植えてはみたが好みでない味のものもたまにあります)。
しかも、じゃんじゃん葉っぱが広がるので、ニンニク跡地の雑草よけにもなります。
ところで。
検索してみると、これら ↓ は鶴首かぼちゃと近いのではないかと思います。
◎イタリア方面呼び名 : トロンボンチーノ(トロンボーンチーノ)、tromboncino、tromba di albenga、トランペットズッキーニ、トランペットかぼちゃ、zuccine trumpet ()
◎フランス方面呼び名 : ニースのかぼちゃ、Courgette longue de Nice
日本ではトロンボンチーノか、トランペットズッキーニが比較的知られている名前なのでしょうか。
トロンボンチーノならではのおすすめ料理法がありましたら教えて下さいね。