今年のはじめくらいから「あったらいいなー」と思っていたものを買ってしまいました。

アヒルちゃんマークのこれは・・・

じゃーん。
「卓上脱気シーラー ダッキー」です。
脱気とダックをかけてダッキー、という腰が砕けるようなネーミング。
とはいえ何か可愛いです。
選ぶ際は、
・専用袋ではなく市販の真空袋が使え、ランニングコストが安い
・水物のパックもOK
という点が決めてでしたが、アヒルにほだされた、というのも否めません。
袋は何枚か本体のおまけでついてきましたが、自分でも用意しておきました。
近所の業務用包装資材屋さんに、色々な大きさやグレードのものがありました。
今回買ったのはナイロンポリTL という商品名で、20cm×26cm 100枚入りで1019円。
このほか、脱酸素材により適合したものなども。

練習がてら、いろいろパックしてみました。
まずは干し芋。
ジップロックの時にやっていたように、シリコン紙(オーブンペーパー)とキッチンペーパーを入れ子にして霜よけにし、脱気。
この状態で冷凍してみます。
少なくとも密閉度はジップロックよりはいいはずなので(ジップをちゃんと閉めるのがヘタなため)、保存性アップのはずなのだけれど。

かんころもちも脱気してみました。
詰めるものの配置などもまだ実験中です。

そしてピールも。
獅子柚子ピールとシロップを袋に詰め脱気。
その後湯煎状態で殺菌してみました。
ガラス瓶詰めの方が安心感は上ですが、ピールとシロップの量にあうサイズの瓶を用意するのに毎回かなり苦労しています。
瓶詰めにして、余った分は袋詰め、ということ方法がとれると楽になるかもと期待しています。
ところで、脱気シーラー「Ducky」という命名には、業務用調理器具の伝統(?)を感じます。
業務用調理器具は、ストレートな機能・用途の表現と駄洒落(おやじギャグ?)をミックスしたような、絶妙な名前が多いです。
大根のツマ切りだったら、「ツマ一番」とか。
どことなく昭和っぽい名前といいましょうか・・・。
でも、厨房で、コード番号や「スライサー」など一般名で呼ぶより、「ささがき君」とか「ダッキーちゃん」という名前で呼べたほうが、仕事仲間って感じでいいかもなあ、と思ったりもします。
楽しい名前の例をどうぞ。
どれも名前は可愛いけどパワーは満点。こんな道具、使ってみたいです。
大根のツマ切り ・・・ ツマ一番、 つまきり君、 新つまさん
キャベツの千切り ・・・キャベスラー 、電動キャベツスライサー DENCABBE でんキャベ 、 電動キャベツー、 電動ジャンボキャベツー
大根おろし ・・・ 電動オロシー 、 電動スーパーオロシー 、電動スーパーおろし丸 、ニューオロシら〜く 、トロロ・オロシー
ささがき ・・ 電動ササガキー、 電動ササガキカッター ささがき君
かつらむき ・・・ かつらむき器しらが
ネギ切り ・・ 電動白髪ネギシュレッダー白雪姫、 電動シラガ
イカの松笠切り器 ・・ いかにも
■参考情報
(1)ダッキーの使い方動画
(2)「ポテトルネード体験記」
読み物サイトデイリーポータルによる、ポテトルネードカッター(雷切り器)の製作所の取材。
ツマ一番を作っている会社です。さまざまな業務用カッターが登場します。