DIY改装工事シリーズ最終回です。
父が来てくれた翌日(8/24土曜日)は、早朝のうちに一度パテ塗りの仕上げ(部分的な補修)をし、乾かしがてら、壁紙を買いに行きます。
ホームセンターには、前もって私ひとりで下見に行っておきました。
最近は「のりつき壁紙」というものもあるようですが、こちらのホームセンターは、糊のついていない壁紙をおいてあり、注文数量分、その場で生糊をつけてくれるというシステム。
糊つけサービスは、1mにつき60円(安い!)。
数十年前?、実家の壁紙を両親で張り替えたのですが(この時も私はお手伝いしてません。ダメじゃん、私。)、その時は既製品の糊付き壁紙を買ったそうです。
既製品と生糊タイプ、どう違うのか聞いてみたところ、操作性は同様だけど、生糊をその場でつける方が、防腐剤やら添加物がなくていいですよ、とのこと。
ただし、乾燥してしまうため、糊をつけてから24時間以内に貼り終えて下さいとのこと。
なるほど、タイムリミットがある訳ね・・・。
という訳で、なるべく一日を有効に使うため、ホームセンターの開店と同時にお店に突入です。

こちらが糊付けマシン。
壁紙のロールをセットし、必要分、糊が塗られて吐き出されます。

吐き出された壁紙は、お店の人が屏風畳みにしていきます。
若い男性の方でしたが、壁紙コーナー担当は長いようで、とても要領がいいです。

注文の際は、使う長さごとに切ってもらい、それを合計したメートル数から料金を計算します。
屏風畳みにした壁紙は、細長いビニール袋に入れてガムテープで封をしてくれます。
こうすることで乾燥を防ぎ、24時間程度は使えるのだとか。

これが「生糊」。けっこうたっぷり、べっちょりついています。
なので、一度ぺったりはりつけて失敗だったら、剥がしてまた貼り直したりもできます。
もし手についちゃったりしたらべたついて大変では?と心配していましたが、水洗いですぐに綺麗に落ちる、タチのいい糊です。

壁紙貼りグッズはこんな感じ。
刷毛とローラー、四角い金属製のコテは実家で以前使ったものを父に持ってきてもらいました。
白いプラスチック製のものは、今回購入(200円程度)。
金属製のヘラと違って壁紙を傷つけないので、あちこちで役立ちました。探せば家庭にある他のものでも代用できるかもしれません。

あとバケツに水を入れて、スポンジ、雑巾などを用意しておきます。
重なった部分をカットして後から剥がすため、糊を拭き取る必要があります。
今回は青い布巾の方をよく使いました。スポンジはもっと大判のものがよいです。


梁と壁面が貼れました。
本当は左のように、縦1枚で(継ぎ目少なく)貼りたかったのですが、貼るべきエリアの横幅が95cmと壁紙の幅(90cm)より幅広。
なので壁紙を有効利用すべく、右のように横に貼ってみました。

壁上部の梁の部分。
梁は、実は長方形ではなく歪んだ台形から構成されており苦労させられました。
(梁にボードをとりつけた際、左右の長さが違うことには気づいていた)
本当は、壁紙の幅を生かして、ピンクの線からピンクの線までつなげちゃって貼ろうと思っていたのですが、歪みのために無理で、一旦青い線でカットしました。
(本来ならば壁は縦向き、梁は横向きと、分けて貼るようなので、分けるのが普通なのかも)

天井の壁紙を1枚貼ったところ。
天井は、壁より更に大変!
二人とも台の上に乗り、四隅を持って大まかに位置をあわせ、とりゃあ!っと気合いで天井(まずは広い面積のところ)にはりつけて刷毛でならしていきます。
その後、カドをのところで上側に折り返します。
四隅を持つ際、乱暴にすると糊の重みで壁紙が破れます!
(余裕をもった長さで買っておいてよかった・・)
なるべくそーっと持つ必要があります。
あと、2人じゃなくて3人いると楽です。
(ダンナサマは出張で留守。ったく!)

懸案の6mmの段差を塗り込めた天井ですが、割と綺麗に出来たような気がします。
なめらかでしょ?
(実は写真を撮る角度にもよる)

廊下側。壁紙の切り替えラインがクッキリ。
右が古い方(天井用のチェック模様のクロス)、左が新しい方(もとの壁用クロスにあわせた模様)。
壁面(垂直面)を貼って、その続きで水平面も貼ってしまいましたが、本来ならば切り替えるのでしょうね?
出隅(ですみ。出っ張ったカド)では切り替えないらしいのですが、だとするとどこで切り替えるのだろう・・。
もう、多少のツギハギはいいのです。終わらることが先決・・。

昼寝を3時間くらい挟んで再開したのですが、やっぱり夕方になると疲れて集中力が落ちます。
ミスしやすいのは、壁紙の境目、2枚重ねてカットするところ。
よく計って目印とかもつけたつもりなのですが、下側の壁紙がギリギリ足りない場所を切ってしまうのです。
隙間があきます。

ここにも隙間が。
コーキング材というものを買って塗るといいかもしれませんが、まあそのうち・・。
おまけ。
今回父がおみやげに持ってきてくれた日本酒。
福井県在住の父の友人(九頭竜川の鮎釣り名人)が那須に遊びに来てくれた際、持ってきてくれた福井のお酒です。
このあたりでは見かけない銘柄で、すごく美味しいです。
琥珀色に色がついた古酒は、日本酒というよりシェリーのよう。
翌日は、床に貼ってあった段ボールをはがし、掃除をしました。
段ボールがあるといかにも工事中、という感じですが、養生を撤去してしまえば、単なる散らかった部屋(作業スペースを作るため、色々なものの配置がめちゃくちゃ)。
もはや壁紙の些細な隙間より、部屋の散らかりの方が断然目立ちます。
父が昼過ぎに帰った後、ひとりでせっせと模様替えをして、頑張ってお片づけもしました。
(途中、始める前より散らかっちゃって、全ての混乱に背を向けてソファーに座って空を眺めたりしつつ・・・)
日曜の晩、ダンナサマが出張から帰ってきた時には、「リフォーム後の素敵なお部屋☆」っぽい感じになっていました。
(ダンナサマは老眼だし、壁紙の隙間には気づかないはず。例え気づいても、名誉の負傷ってことで押し切る!)
7月21日(日)からスタートしたリフォームは、8/25(日)にほぼ完了。
丁度5週間。うち父が通ってくれたのは、計4回。ほぼ毎週末でした。
いやー、ほんとに終わるとは思っていなかった。
途中、石膏ボードのままでも住めるよね?とか思ったりもしました。
終わって本当によかった!
バンザイ!
●お父さんへ
この真夏の暑さの中、集中的に通って作業してくれてありがとうございました。
移動だけでも大変ですよね。
鮎、日本酒、水ナス漬け、などなど、お土産をありがとうございました。
散歩がてら買ってきてくれた菓子パンや鯛焼きなどもご馳走様でした。
こちらは野菜ばっかりで、大した御馳走もなくてすみません。
また次のプロジェクトも企画中なので、是非ともよろしくね。
怪我とかしないように気をつけて下さいね。
●お母さんへ
危険を察知して近寄らなかったみたいですが、無事仕上がったので、見に来て下さい。
もう作業はないので働かせたりしないので、大丈夫ですよ〜。
●壁紙貼りメモ
・父が壁紙貼りの経験者で、「結構簡単だよ」と言っていた。
確かに、心配したよりは簡単だった。
あんな大面積でベタベタした糊がついたものをどうやって扱うの?と思っていたが、割と扱いやすかった(大柄の模様があったりすると、また難易度がぐっと上がるだろうけれど)
・壁紙は1枚の幅が広いので、どんどん作業が進んでいく感じが面白い。
(今回はごく限られた範囲だったこともある。一部屋全部となるとまた大変そう。)
・父が経験ある、というのに頼ってしまって、私の方の予習がややおろそかだったかも。
細かいところで、よく分からないことや間違えたことが結構あった。
ユーチューブなどでもっと予習しておくとよかったかも。
・今回、天井用クロス(既存の天井と同じ模様のもの)も1メートルだけ買ってきてあったが、どこで継ぎ目を入れるのかよく分からず、結局使わず、壁用クロスを天井部分まで続けて貼った。
梁と天井、どう貼り分けるんだろう・・・。
・壁紙は、貼り立てで糊が湿っているときは糊の厚みで下地の凸凹が目立たないが、糊が乾くと下地のごく細かい凹凸までくっきり見えてくる。
やはり下地はすごく重要!
・目標レベルを下げておくと、多少失敗してもめげないで済む。
今回は、「壁紙がなくても住めるよね?」くらいのつもりでいたので、終わっただけで万々歳。
■費用明細
合計で6万7千円くらいでした。
うち、配電盤移動が3万7千円ちょい。
それ以外の材料費で、約3万円使ったことになります(廃材処理費は除く)。
工具は全て父が持っていたものを借りたので、大変安くあげることが出来ました。
なくてもいいものを買ってしまったり、多く買いすぎたり(ファイバーテープ)、多少無駄もありましたが、初めてだし仕方がないです。
業者の見積もりが50数万円だったので、だいぶ節約出来ました。
でもお金よりなにより、一度自分で経験してみた、という価値がすごく大きいかも。
漠然と考えたり、youtubeで見ているだけでは分からなかったことが沢山学習出来たし、作業の各段階で創意工夫したことが面白かったです(定石を知らないので工夫しまくり)。
畑でもそうだけれど、一度自分でやってみると、ひとがやっている作業や手順がすごく意味を持ってきて、見る目が違ってきます。
もしプロの改装工事作業を見る機会があったら、「ああ、ここはこうやるべきだったのか!」など興味深く観察出来るはず。仕上がりを見る際も、「この壁紙はどこでツギハギしているんだろう?」とか見るべきポイントが増えました。
一過性でない経験って、得難いものです。
ほこりよけ用養生シート 700円くらい?×2
1400 10,013 カッターの替え刃 195 石膏ボード 9.5mm×3尺×8尺 395円×3枚 1185 石膏ボードカット代 8カット 800 ファイバーテープ 1580 だいぶ余った・・・・。壁紙売り場にもっと少量販売のものがあった。 プラスチック製コーナーアングル 2.5m 147円 ×6本 900 タイガーパテ 4kg 1袋 950 思ったより沢山使った。余りは少々。 コーナーアングルが浮いてしまったところ用の小さな釘 1パック 180 養生用ガムテープ 1個 198 発泡ウレタンフォーム ダンフォームデラックス 1本 2625 石膏ボード固定補助として買ってみたけれど結局使わなかった(使い方はこちら) 壁紙貼り 壁紙 90cm幅×約8m分 1844
だいぶ余裕を持って買っておいた。
2,875 壁紙糊付け代 651 プラスチック製ヘラ 198 木工用ボンド (壁を壊す際に剥がれた壁紙の補修) 185 廃材処理 石膏ボード ? これからです 木材 ? これからです 合計 66,246
■DIYリフォーム記事 全5編
DIY改装工事その1:壁破壊と床張り
一番ダイナミックな作業です。
DIY改装工事その2:配電盤移動
電気屋さんに来てもらいました。
DIY改装工事その3:壁とりつけ
石膏ボードをホームセンターでカットして貰っておくと、割とスムースです。
重いボードを持ち上げての天井の取り付けには頭を使いました。
(頭というのはほんとの頭。頭頂部)
DIY改装工事その4:パテ塗り
ほぼひとりでやったため、心に迷いがあり、ややツメが甘いところもありました。
でも、結構な段差を塗り込めました。
作業としては、さほど力もいらない軽い作業ですが、根気が必要です。
DIY改装工事その5:壁紙貼り、完成!
パテ塗りよりはやや力もいるし、「真っ直ぐ」とか「キッチリ」が重要な、集中力のいる作業。
集中力が途切れるとミスをしがち。
とはいえ終わって嬉しいです。
費用(材料費)合計もこちらに。
■参考情報
壁をぶち抜いてひとつの部屋に かかった費用
父が見付けたブログ記事。投資のため不動産を購入し、(ものによっては)自分でリフォームして賃貸している方のようです。
我々の工事の方が、戸枠や配電盤などがあり複雑でした。
壁紙の貼り方情報
上記ブログの記事で、youtubeの情報をいくつかまとめてあります。