パネットーネ、今年は日本で買えるものを重点的に買いました。
注文した時はまだ気温もあたたかくて、全然パネトーネっていう気分ではなかったのですが、とにかく早めに注文しないとなくなってしまうので、注文時点で食べたいかどうか、はあまり考えず、みつけたら買う、というような方針で。
このバギーズのものは、確か昨年ネットで見かけて、「よし来年買おう」と思っていたものでした。(shopはこちら)
12月に入る前に、早々に届きました。
(繁忙期前にベーカリーに発注、そしてイタリアから発送、という作戦と思われます。
時期が遅くなると、ベーカリーも立て込んでくるし、イタリアの郵便システムは日本とは比べ物にならないいい加減さだというし・・。)

えらく大きな箱で届きました。
送料込みだからいいけど、でもキッチリサイズにしたらあと数百円は安くできそうなんだけどな・・・・。


白黒に、赤のアクセントの素敵な箱。
(オレンジピールとチョコとか、洋梨とチョコ、全粒粉など別のタイプのパネトーネもあって、それらは赤ではなくまた別の色)
比較的若い男性二人によるお店のようですが、共同経営者の一人の方がパッケージデザインをされているようです。

形状は、縦長タイプのパネトーネです。
Baghi'sのホームページによると、
原材料はイタリア産小麦の石臼挽き粉(タイプ 1 )、遠心分離のベルギー産バター、地元の農場で放し飼いにされた鶏の新鮮な殻付き卵、砂糖、砂糖漬けのオレンジ皮(フランスの製法でイタリア産オレンジの新鮮な皮から直接製造されたもの)、オーストラリア産レーズン、塩とバニラ。
だそうです。
(いまどき、製菓用卵黄パックを使うところも多いと思いますが、ほんとの卵を割っているのですね。パネトーネ、コロンバのシーズン、さぞかし鬼のように卵白がたまっていくことでしょう・・・。)

マスカルポーネソースを添えてどうぞ、とチラシにありました。

断面。左側の背の高い方がバギーズのもの。(右はオリヴィエリの500g)
味は、とてもオーソドックスな、美味しいパネトーネ。
オリヴィエリと食べ比べたのですが、よく似た感じの風味なのですが、バギーズはどこか濃い?コクがある?ように思いました。甘い、という意味ではなくて、力強い風味というか。
香りはバランスがとれている感じで、バニラ、バター、オレンジ、卵、酸味などどれかが突出している訳ではないです。
生地は、シナシナすぎず、ほどよい固さ。しっとり感と、縦に裂けるような感じもあります。
(カットしたものを電子レンジで片面500w20秒、裏返して同様に軽く温めてから頂いています)
表面に余計な甘いものが載っていないのもいいです。
とても美味しい☆

原材料:小麦粉、干しブドウ、砂糖漬けオレンジ、天然酵母、バター、卵黄(卵を含む)、甘蔗糖、食塩、バニラ