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みえのスマイル(みえ紀南4号)

あまり行かない産直で、見慣れない柑橘が売られていました。

「みえのスマイル」というもの。

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みえのスマイル

中晩生かんきつの「清見」に「春光柑」の花粉を交配する事によって得られた種子を用いて、三重県農業研究所で育成された品種のようです。
皮が厚いので剥くのではなく、スマイルカットにするのがおすすめのようです。
味は、酸味が少なく上品な甘さ、とのこと。

私の好みではなさそうな気がしますが、折角なので一度買ってみることにします。

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みえのスマイル

説明にあったスマイルカットはこの方法。
上下に二つに切り、その後4つにカットして、かぶりつく、という方法です。


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みえのスマイル

でも、私としては中心の芯が結構ごついのが気になりました。


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みえのスマイル

なので、まず縦に切り、芯を切除。
その後三つに切って、果肉をナイフで切り取ると、食べやすいです。
(どうせナイフを出すならば、食べやすくして食べたいので)


味ですが、酸味はほとんどなく、砂糖水のよう。

ん-んんん。
ビミョー、というか、もう一度は買わないかな。

柑橘類が百花繚乱のいま、これがデビューできた理由がよく分からない。
確かに春のこの時期には品種は少な目ですが、既存の品種(八朔、河内晩柑、日向夏あたりかな)の仲間入り出来る気はしません。
既存の柑橘は酸っぱいからイヤで、こういうのを待っていた潜在的なニーズがどこかにあるのだろうか。
(八朔、河内晩柑、日向夏ファンがこれに転向するとは考えられない)

「外皮に苦味成分となるナリンギンが含まれていないことから、果皮をふんだんに使った加工をお楽しみいただけます。
マーマレードにも通常より果皮を多めに使用できます。」
こちらのサイトには書いてありましたが、スマイルカットで齧りついてみたところ、皮は、八朔同様くらいに結構苦かったです。
ママレードにするにしても、私だったらレモン果汁など酸味を足したい・・・。
香りがとりわけいいという訳でもないです。

置いておけば勝手に食べてもらえるみかん系と違って、これは結局誰かが(主婦が)ナイフで切ってあげないといけなくて、手間です。
(お弁当のいろどりにはいいかもしれないけど)

しばらく前、スイートスプリングという柑橘が売られていましたが、今はほとんど見かけません。
これは早春(2月頃)のもので、やはり皮ごと切って齧りつく系。
味は普通に甘酸っぱい柑橘らしい味でしたが、際立つ個性がない感じでした。

みえのスマイルも、今後みかけなくなりそうな予感。
なのでまあ、一度買ってみたのはよかったかも。



同じ300円出すなら、珍しいフリーズドライ金柑を買えばよかったかなとも思ったくらいでしたが。

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フリーズドライ金柑

金柑半割をそのままフリーズドライにしてあって、どういう感じなのか興味深いです。
これは生ものじゃないのでまだ売っているはず。
チョコがけの芯にしたらどうだろうか。
次に買ってみるかな・・。

 


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