壁塗装は何度かやったことがありますが、小物の塗装はほとんど経験がありません。
が、ちょっと必要があって、ゴールドの塗料をいくつか買ってきました。
最初に買ったのが、右の大きなボトル、ターナーのアイアンペイント「ライトゴールド」(水性)です。
これは、買ってみてわかったのですが、金属調の質感に塗りあがる面白い塗料でした。
とてもぽったり濃いめの塗料で、刷毛目が残るほか、全体に点々とした粒があり、触るとザラザラしています。
そして、色がえらく緑色っぽいです。
刷毛目の凹凸はいいけれど、ザラザラ感はちょっといや。
なのでアイアンペイントを2回塗ったあとに軽くサンダーをかけてザラザラをとります。
あと、緑色っぽいゴールドは全く希望と違うので、この上から別のゴールドで塗ってみることにします。
アイアンペイントはホームセンターでみつけましたが、ほかの金色は見当たりません。一体どこに売っているのか分からず、やみくもに調べてゆきあたったのが、いくつかのゴールドの塗り比べテストをしているこちらのサイト。
プラモデルが趣味の方で、プラモを塗るための塗料のようです。
ということは、模型店?
近所の模型店を検索して、電話をしてみたところ、塗料をおいているとか。やったね!
(ネットなら確実に買えますが、出来れば送料を節約したかったのでお店に行きました。模型店、イオンに入ってるのです)
早速行ってみると、若い男性の店員さんが親切に解説してくださいました。
(プラモデルや塗装に詳しいマニア(オタク)かも。頼りになる感じでいいなあ)
ゴールドにもいろいろあって迷いましたが、複数の色があるのが油性。
で、油性のなかから2種類買ってみました。


上の写真右が、アイアンペイントのライトゴールド。
左が、Mr.Colorの9番、基本色のゴールド(油性)を上から塗ったもの。
(ミスターカラーには水性・油性、両方あり、油性の方が色数が多め)
アイアンペイントとは全く違う、なめらか薄塗りタイプ。
リキッドファンデーションのように、cover力(かばーりょく)があります。
ゴールドってこういう色、という色。


もうひとつのゴールドがこちら。Mr.Colorの217番(油性)。
9番のゴールドよりあたたかい、赤みのあるゴールド色でした。
今回は、基本色のゴールドにしようかな。
(後から気づいたのですが、こういう工芸・工作系の材料は、ホームセンターの塗料コーナーではなく、ジョイフル本田のホビー館の方に行けばいろいろあったはずです。チューブのアクリル絵の具のゴールドとか。)
何を塗るかというと、こちら。

鳥取の洗面所に、家に前からあったこの鏡を使おうと思って。
今の枠は、ローズウッドカラーというか、やや古臭い色です。
(もとは化粧台に立っていた鏡で、台の方はずーっと前に捨てました)
はじめにマスキング、サンダーで軽く表面をこすり、水拭きしてきれいにしてからアイアンペイントで塗装。
(マスキングテープは、いま全部実家にあるので、もう1個買いました)
アイアンペイントで2回塗り、その上から9番のゴールドを2回塗りました。

塗りあがり。まだマスキングテープがついてます。
鏡のガラス部分と枠の間の隙間がとっても塗りにくかったです。
(ガラス部分を外したかったのですが、裏板にネジなど見当たらず、外し方が分かりませんでした)

マスキングテープをとるとこんな感じ。隙間は、もともと暗く見える場所だし目立たないかな?
この写真は、鏡や照明器具とあわせて壁紙を検討しているところです。
花と葉っぱ、迷いましたが、結局左の花の方にしようかと思ってます。
(心はまだ揺れてます。葉っぱの方も買っておく???)
鏡、いちおう塗れたはいいけれど、これを鳥取まで運ばなくてはいけません。
自分で運ぶにしても、運送会社に頼むにしても、梱包が必要。
梱包!?
鏡って、どうやって梱包したらいいんだろうか。
なんかこう・・・・プチプチではだめな気がする・・・・。