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佐渡の八珍柿2019:ぷっくり大玉も

毎年、佐渡の矢田農園さんから八珍柿(平核無)をわけて頂いて、干し柿を作っています。

例年、矢田さんのところでの販売用には小さすぎるSサイズが我が家へ。
ところが今年は、ほどよい時期に適度な降雨があり、また秋があたたかかったせいか、秋になっても「柿の肥大がとまらない」状態。

いつもはあまりない大玉も、我が家に分けて頂きました。

例年、多くて7箱。(1箱20キロくらいでしたっけ?)
今年は、私が出かける用事が出来てしまったため(最近ダンナサマがヒマみたいで、予定を入れられちゃうのです・・)、
剥く時間がとれなくて、5箱。うち1箱+αくらいが、大玉です。

持ちなれたSサイズと違ってびっくりするくらいの大きさ。
見て見て☆ 

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ハ珍柿

下から2列目、6個並んでいるのがいつものSサイズ。
一番下の5個ならんでいるのがLサイズ。

 直径が全然違いますし、高さ方向にも!

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ハ珍柿

こんなに大きさが違います。

重さを計ってみたところ、大きいのが2個で510g、小さい方は3個で丁度510g。
大きい方は、小さい方の1.5倍の重さということになります。

T型のちゃちなクリップでぶらさげると、重さでぷるぷるしている感じ。
ハンガーに、通常S6個のところ、L5個吊るすと、ハンガーが心なしかしなっていました。


肥大がよいと、あちこちぷくぷく太って、形もちょっと違います。 

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ハ珍柿

花落ち側、この部分が窪む場合がけっこうありました(例年のSサイズだとそういうのは少な目)。

 

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ハ珍柿

皮を剥くと、窪んだところはこうやって皮が残ります。
でもこれを、無理に剥くと、水分がたまったりしてカビる可能性が極めて大(経験あり)。
なのでこのまま干します。
皮がちょっとくらいついていても、さほど固いということはないです。

 

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ハ珍柿

ヘタのすぐ横の「肩」ところも、もっこりとえらく盛り上がっています。

 

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ハ珍柿

私は包丁でくるっと一周剥くのですが、肩が盛り上がりすぎていて、ヘタがこんな風にぎざぎざに残ってしまいます。
(いつもだと、ここでヘタも綺麗にそぎとれる)

 

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ハ珍柿

包丁のさきちょで、ちょっと修正して、綺麗にととのえました。


干し始めてからは、心配になるほどの晴れ続きで、ぐんぐん乾いていきました。

干し柿の時期は基本でかけずに、毎日チェックしたいのですが、やむを得ない4日ほどの外出の間は、ベランダの、なるべく内側にカートを寄せて、日のあたりすぎ(及び万一の雨)にそなえました。
だいぶ乾燥が進んだ鶴の子柿は、乾きすぎにならないように、全部缶にとりこみ。(缶が尽きました・・)

気を揉んで出かけましたが、帰宅後、一番に様子を見に行くと、みんな無事☆
よかった~。


先週末くらいから、干しあがってきました。 

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ハ珍柿

Sサイズのかわいい子たち。
ぽっちゃりちんまり丸く、やーらかくて、干し柿の中でいちばん可愛いと思っているのですが、私だけかしら。
Myプリンセス、八珍姫☆


 

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ハ珍柿

今年は、他のものに使おうと買ってあったパックを、干し柿にも使うことにしました。
パックがあって、助かった。
今年はほんとに時間が足りなかったので、箱を作らずに済んで助かりました。

この2パックで、宅急便コンパクトの箱に丁度ぴったり、という感じです。
今年は鶴の子柿が多すぎなので、組み合わせてこんな感じにしてあります。
(業務連絡:お父さんへ こんな感じの2パックをキミエさんに送りました。)

鶴の子柿は、粉が吹いてくるともうちょっとグレードアップするはず。
11月10日くらいから缶にしまって冷蔵庫に入れてあるのだけど、まだみたい・・・。

本家、矢田農園さんでは、八珍柿にうっすら粉を吹かせてから販売していらっしゃいます。
私の場合は、それまで待てず、ぽったりしたあんぽ柿状態で終わりにしています。


たまたまこのタイミングで集まりがあったので持って行ったら、初対面の方にも、大好評。
「え、うそ、こんな干し柿初めて!すごいおいしい!」と言って頂きました。
夏休みの宿題の画を、お父さんに描いてもらったのに、入賞しちゃったような気分。
うれしいけど、実は私は剥いてぶらさげておいただけで、もとの柿が美味しいからなのです。
(矢田さん、褒め言葉、いっぱい頂いています~。)

矢田農園さんの柿がものすごく不作で買えなかった年に、佐渡のほかの農園から買ったことがありましたが、渋の抜け方や色がちょっと違うんですよね~。お父様の代から(もっとかも?)長年、いい肥料で農薬も少な目で、大切に育てていらしたからじゃないかなーと思っています。


あとは取り入れだな~と思っていたところですが、今朝になって、私のプリンセスたちに試練が!!!!!

霧!!!!
 

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ハ珍柿

一面、真っ白。
日曜日、妙にあたたかい曇り空だなあ、と思ったら、月曜日の未明になって、ホカホカ・もわもわの霧が。

干しっぱなしだった洗濯物が(←ここんとこのツッコミはさておき)、脱水して干した時点より、ぐっしょり重たくなっているくらいでした。
霧というだけでなく、気温が大問題。
ものすごくあたたかいのです。
11月も末になって、こんな暖かさだなんて!!!

扇風機をこっちに向けてみたりあっちに向けてみたり、北側玄関に移したらどうかと見に行ってみたり(北側はもっとぐしょぐしょ)、早朝から右往左往しまくりでした。
台風のとき、つい田んぼの用水路を見に行ってしまう(そしてたまに流されてしまったりする)人がいますが、大切なものがピンチだと、何もできなくてもウロウロして、見て回らずにはいられない気持ちがよく分かりました。。。。

昼からは晴れたけれど、こんなに濡れそぼったあとに乾くと、どうなってしまうのか・・。


大切なプリンセスたちにカビがこないよう、祈るばかりです。

 




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