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トルコのバクラバ

トルコのバクラバをまた頂戴したので、ご紹介します☆
(Gさん、いつも本当にありがとうございます!!!) 

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トルコのバクラバ

お店は、イスタンブールのアジア側にある老舗の
KARAKÖY GÜLLÜOĞLU
(ホームページはこちら)。

前にも頂いたお店ですが、品揃えが違いますよ☆☆
 

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トルコのバクラバ

じゃーん☆
すご~い☆

 

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トルコのバクラバ

右から、ココア、ナッツ挟みカダイフ、ナッツのせカダイフ、クルミバクラバ、ピスタチオのロールバクラバ、クルミ巻。


それぞれ説明しますね。
まずは右側3種類。

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トルコのバクラバ

1.ココア味のフィロ生地。前回も似た感じのものを頂きました。前回は、フィロ生地だけで構成されていて、ナッツやクリームはなかったような印象でしたが、今回はチョコクリームがかなり下の方に挟まっていました。前回、気づかなかっただけかな・・。
チョコクリームも美味しいですが、ココア味パイ生地自体の味が絶品です。
下から3分の1くらいの位置の、しっとり湿った生地の味が美味しい・・。

2.カダイフ(糸状の生地)で細かく刻んだピスタチオの粉を挟んだもの。
カダイフはシロップをたっぷり吸いこんで、ほろほろと崩れんばかり。
シロップの糖分濃度が低い場合なのか、カダイフはしっとり水分を含んでぷるぷるのういろうみたいになることもありますが、このカダイフはサックリ感があります。
かなりの甘さで、アラブ菓子に慣れない日本人の大半にはもしかしたらキビシイかも。
(私は全く問題なし)
甘さのなかに、挟んであるナッツの風味とコクが感じられます。
クオリティの高い新鮮なナッツならではの味です。

3.右隣のカダイフのものと、下側は同じです。一番下がカダイフ、その上にピスタチオ粉。
そして、上の層が、カダイフではなく、ホールのピスタチオがゴロゴロ。
全体にほろほろ、コロコロしてさっくり噛み切る、というよりは、ちょっとずつすくって食べるような感じです。
ホールのピスタチオは、グリーンが鮮やかで風味も濃くて、最高級な感じ。日本では滅多にお目にかかれないです。
勿体ないので、豆部分のみ横にのけておいて、下の層は下の層で食べ、豆は豆でつまんだりしています。
 

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トルコのバクラバ

4.クルミのバクラバ。
長方形にカットしてあり、間には細かく刻んだクルミが。
上下切り離されていることで、上の層のサクサク感がキープされるような気がします。

5.やや粗く刻んだピスタチオをフィロ生地でロール状に巻いてからぶつ切りにしたもの。
その他のものより、ピスタチオの刻み方が粗めで、ナッツ感がたっぷり。
周囲の巻いてある生地はシロップがよくまわって結構しっとりです。

6.小さ目に切ったフィロ生地にくるみの粉を散らし、それをくるっと海苔巻きのように巻き上げたあとにまるく整形してあります。
真ん中のくぼみには半割のくるみが。
焼き加減は浅めで、茶色く色づかない程度。
巻き込んだくるみの粉が結構たっぷりあるのか、齧ると濃厚なくるみ風味。甘いことは甘いのですが、くるみのほろ苦さとコクがぴったりあって、後を引きます。
個別に整形するので、手間はほかのものよりもかかっているのではないかと思います。
色白に焼き上げることで小麦の香ばしさをあえて押さえて、ナッツが主役のお菓子になっています。
 


どれもこれも、禁断の美味しさ・・。

今回、本場にならって常温でおいてあるのですが、最初はシロップじゅわー、のしっとり感、そして次第に水分が飛ぶのかサクサク感が増す、両方の美味しさを堪能できました。
目の前にあるとキケンで仕方がないので、あとほんの少しだけれど、冷凍しようかな・・・。
でも食べちゃおうかな・・・。
Gさま、本当にありがとうございました。


===

トルコからの帰路、ラグビーワールドカップの関係で、日本行きの飛行機のチケットが高騰してとりにくかったそうです。
なんとかとれたのがロシア、モスクワ経由のアエロフロート。
彼にとっては20年ぶりのアエロフロートだそうです。
20年前ということは、ソ連崩壊(1991)が30年前なので、ロシアになって10年後くらい。

当時は、
・空港が停電じゃないかと思うぐらい暗い
・CAさんが仏頂面
・機内で上映される映画の吹き替えを一人の声優さんがしている
など、戸惑う状況。
今回は、
・年齢の若いCAさんは笑顔(年配の方はあいかわらず)
・鮮やかなオレンジ色の素敵な制服
・モスクワ空港には,シンガポールやバンコクの空港のように,お店があふれており非常に活気があったり
など、全てが変わっており非常に感慨深かったそうです。

ダンナサマも、ソ連崩壊直前に行ったことがあるとか。当時は普通の人は何を買うにも並んでいたし、外国人は外国人専用のお店でしか買えないし、でも外国人用ホテルでは朝ごはんにキャビアが出てきた・・・とか。
今行ったら感慨深いでしょうね・・・。
ていうか、今、中高年のロシア人はソ連時代を知っているはずで、住んでいる人たちにとってはその変化はどんな感じなのでしょうね・・・。

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