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スタッフドオリーブ

8月の終わりごろのことです。 

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スタッフドオリーブ

ミヤジマさんに頂いたプチトマトで、ドライトマトを作りました。
(ミヤジマさん、その節は沢山のトマト、本当にありがとうございました!!)
もともと味の濃いプチトマトが、干すことによって更に濃縮し、レーズンですかアナタは? と思うような甘酸っぱさ。
 

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それにしても小さくなりました。
もとはプチトマトとしては普通のサイズですが、皮を剥いて干すことで、爪くらいの大きさに縮んでいます。
この小ささ・・・。
このサイズを生かして何かできないかしら。

そういえば、先日のお客さんディナーのとき、このドライプチトマトとMyオリーブのマリネを作ったのです。
オリーブはタネつきのままで、オレガノ風味を効かせて、なかなか成功。

オリーブのタネを抜いて、そこにこの可愛いドライトマトを詰めたらどうかな??
ずっと前、トルコ産のドライトマト(細切り)詰めオリーブを買ったことがありましたが、あれ、すごく美味しかったし☆
(いま検索したら、同じ商品はみあたりませんでしたが、例えばこんな感じです)

ちょっとだけやってみよう!
 

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スタッフドオリーブ

まずはオリーブのタネ抜き。
オリーブの上下を持って、むぎゅっと押しつぶします。

 

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そうすると、オリーブがこんな風に樽型に。
こうすることで種と果肉が少し離れた状態になります。

 

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そしてタネ抜き器。押すとぽっこん、と種がとれます。
このタネ抜き器はさくらんぼ用なのですが、さきほどの押しつぶし処理をしてあるせいか、問題なくタネが抜けます。
(さくらんぼよりも容易なほど。生さくらんぼはタネ抜きにかけるとあたり一面に果汁が飛び散ります・・)

 

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スタッフドオリーブ

タネの穴。

 

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ここにドライトマトをピンセットで詰め込みます。
トマトが小さいので簡単に入りました。

 

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トマトを詰めたオリーブを軽くあたため、そこに上質なオリーブオイルとオレガノ。
(オレガノはドライなので焦げないように要注意)

缶詰のオリーブをフライパンで加熱しそこにオリーブをオイルを注ぐ、という技はジェイミー・オリバーがやっていたもの。
加熱することでオリーブの水分が少し飛び、冷める際にオイルを吸いこむという原理。
缶の味もするような水っぽいオリーブが、上質なオイルを吸いこんで、風味よくリッチな味わいになるという訳。


 


さてさて、味なのですが。
タネがなくって、ものすごく食べやすいです。
ただ、トマトを入れてから加熱したせいかどうか、トマトの甘みとオリーブの塩味が融合して、甘じょっぱい味に・・・。うにゃにゃにゃにゃ。
ドライトマトとオリーブを混ぜただけのマリネだと、オリーブの塩味+甘酸っぱいトマトの味がそれぞれ味わえて、両者ひきたてあったのだけれど、合体するとなんかちょっと・・・。
甘じょっぱいのってなんか・・・ビミョーだ・・・。

よくあるドライトマトは、ここまで甘みがないので、たとえオリーブに詰めても甘じょっぱくはならないのだわ。
ドライトマトがフルーティすぎるが故の思わぬ展開です。

よし、こうしよう!
オリーブの穴には何かナッツを詰めよう。アーモンドかな。
で、ドライトマトは前のように添えるというか混ぜるだけに。
こうすると、赤や黄色のドライトマトの色も生えるし、タネなしオリーブの食べやすさもあるし、いいんじゃないかな☆

今度、ナッツ入りドライトマト添え版を作ったら、また記事にします。


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