お友達から、橙を頂きました。
(天子さん、ありがとうございました!)
やはりママレードやピールを作られる方で、最初は地元のダイダイを買っていたそうなのですが、加工が必須のダイダイはあまり人気がなく、伐採の憂き目に。これは大変!とお庭に植えたのだそうです。
このあたりの産直でも、ダイダイはまず見かけません。
初めての柑橘、とっても楽しみ。
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これが橙。
八朔くらいの色と大きさです。
中国から日本に伝わった柑橘のようですが、中国から西へ、ヨーロッパに伝わったものがビターオレンジなのだそうです。ビターオレンジママレードって有名ですが、ダイダイの仲間だったのか!
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葉っぱは、葉柄付近がこんな風に細くくびれています。
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オックスフォードママレードのレシピ、そしてお手本を添えて下さいました。このレシピは、柑橘を丸ごとゆでて作るという方法です。果実と同量の砂糖(ドキドキ)、そして黒砂糖とウィスキーも入ります。
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お手本がこちら。
黒砂糖など茶色いお砂糖を使っているので、あめ色です。しっかりゼリー状に固まっており、味はビターで大人の味。黒糖のカラメル風味とウィスキーのスモーキーな風味が絶妙です。
で、これをトーストに乗せると、とんでもなく絶品!このママレードは、ヨーグルトよりトーストに断然合います。甘党でないはずのダンナサマもどんどん食べ進んでしまうほど。
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お手本がとっても美味しかったけれど、初挑戦の柑橘を、丸ごとゆでるのは何か心配・・・。
まずは半分くらいのダイダイを、いつもの作り方をして、柑橘の特徴を調べてみます。
さて、八朔を食べるときのように、皮を剥いて、じょうのうから果肉を取り出してみようとしましたが、このありさま。種が多く、じょうのうはかたく、果肉は極めて柔らかいです。なるほど、絞ってポン酢にするのはそのせいか。
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では別の方法で・・。
表面のツルツルしたところをゼスターグレーターで軽くこそげ、縦半割りに。そして芯のところをナイフでカットし、電動シトラススクイーザーで絞ります。
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表皮は乾かしてみました。
今度何かに使おう・・。
表皮を削いだのは、このあと皮をピールにもするので、糖分を染み込みやすくするため。
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絞ったダイダイ。
このあとじょうのうはむしりました(使わなかった)。皮を更に反割りにし、ゆでこぼすのを2回ほどやりました。一晩水に晒しても皮は結構苦め。でもこの苦味が特徴なので、むきになって苦味抜きはしないようにしました。
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(市来オレンジママレードを作ったときの写真です)
4分割状態の紡錘形の皮を2方向から刻んで、平行四辺形にします。
この刻んだ部分をママレードに、平行四辺形の部分をピールにします。(こうするとピールの大きさが揃うので気に入ってます)
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絞った果汁は、一部をピールに、残りはママレードに。
ポン酢にするだけあって、とても酸味が強いです。
ここに、果実と同量の砂糖を・・・うう・・ちょっと勇気が・・。
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砂糖はともかく、黒砂糖とウィスキーは入れて、大人風味のママレードを目指してみました。
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でも、お砂糖が足りず、また煮詰め方も足りなかったのか、とろん、とゆるいです・・・。
まだダイダイは半分あります。
今度はまるごと茹で方式を試してみるかなあ・・・。なんか心配・・・。うまくいくかしら。
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来週は更新お休みです。ちょっとあったかいところへ。初めての土地です。
自分の作る冬野菜料理に飽き飽きしてきたところなので、結構楽しみです。
2/14追記
リフレッシュして旅行から帰ってきたのですが、パソコン不調のためもうしばらく更新お休みにします。
タブレットでは書きにくい~。
折角写真沢山とってきたのに。忘れてしまいそう。