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2016島根旅行:出雲大社

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9月に両親と島根に行ってきました。
父の企画なので、歴史文物めぐり、という比較的硬派な旅でした。

メインテーマのひとつ、出雲大社。
とっても広くて、運動になる場所でした。 

出雲大社

出雲大社はこんな感じの立地です。

出雲大社

奥に見えているのが正門鳥居。

出雲大社

大国主命の像がありました。

出雲大社

大国主命といえば、うさぎ。
出雲大社境内には30あまりもうさぎ像があるそうです。
うさぎ探しをするのも楽しいかも。 

出雲大社

これが拝殿。
出雲大社というと、この建物の画像が使われると思いますが、神様がいる場所ではなくて、拝むための場所のようです。 

出雲大社

拝殿の注連縄。
長さ6.5m・重さ1tだそうです。
神社の鑑賞ポイントはよく分かりませんが、このねじねじの注連縄ってボリューミーで綺麗だなあ、と思いました。
どうやって作るのだろう? 

出雲大社

拝殿に向かって左後ろに牛と馬の像があります(神馬神牛)。
牛のほうがカッコよかったです。
このそばに、大遷宮にあたっての寄進者リストの看板がありました。
企業名、個人名が沢山。
企業で筆頭に書かれているところは、いくらくらい寄進したのかしら。想像もつきません。何千万円のオーダー?もっと少ない?
そんなにお金に余裕があるなら、顧客や社員に還元しなくていいのかな。

個人の寄付で、山林三筆、などというものもありました。
出雲大社は、それを売ってお金の足しにしたのかな。いくらになったのかしらん。 

神聖でスピリチュアルな場所のはずが、富の不均衡について考えたりして、どちらかというとドロドロした気持になりました。 

出雲大社

屋根の檜皮葺の見本。
撤去された方の古い檜皮は、寄進してくれた人などに、お守りとして少しずつ分けているようです(多分まだいっぱい余ってる)。

出雲大社

拝殿の奥にある、八足門。
ぐるっと四角く囲われた範囲の、開口部になります。

出雲大社

奥に見えるのが、御本殿。
神道の場合、ご本尊の仏像があったりする訳ではないようです。

出雲大社

背の高い建物が御本殿。

出雲大社

御本殿の屋根にある、バッテンの形でとびだしているものは千木。
水平に置かれた丸太的なものは鰹木というそうです。
どちらも装飾で、構造上は特に役割を果たしていないもののようです。

出雲大社

本殿の左裏側にある彰古館。非常に古い木造に見えます。燃えやすそう・・・。
博物館のようになっていて、一階には大黒様の置物が多数。
骨董品屋さんの匂いがしました。

出雲大社

2階には神事に使われた道具(?)も。
明治天皇が1868年に即位した際、出雲大社御神前に供えた幣帛(へいはく)(供物)だそうです。 
檜の柳箱に入っているのは、真綿・苧麻(からむし)・木綿糸。
何百年か前からの慣習なのでしょうね。 

出雲大社

境内の西隣にある神楽殿。信者の方が集まって何かをする、イベント会場的な役割の建物のようです。
ここにも立派な注連縄があります。

出雲大社

これは日本一の大注連縄だそうで、長さ13.5m、重さ4.4トン。
迫力でした。 


出雲大社は、全貌が広大すぎて視界におさまらず、また拝殿は左右対称といえないデザインで、「荘厳さ」を建築から味わうにはやや大きすぎでした(歩き疲れてぐったりだったというのもある)。
このあと行った熊野大社の方が、スッキリして綺麗だなーと単純に思えました。


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