さて、オリーブオイル絞りの続きです。
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サラシ布で絞った液体、このうちボトル2本を頂いてしまいました。
これを持ち帰って、浮いてきた油を取り出すと、それがオリーブオイルです。
車の中で微妙に振動があったのは、いいことなのかどうなのか?
10/23 夜の時点。多い方:
オイルの層8.5cmくらい
薄い色の層10cmくらい
濃い色の層9.5cmくらい
少ない方:
オイルの層1.5cm(全体で18.3cmなので8%)
薄い色の層7.8cmくらい
濃い色の層9.0cmくらい 10/24 朝。
一晩経って、油が増えているだろうなあ☆と期待していましたが・・・ Image may be NSFW.
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一晩経っても油の層の厚さは変わりませんでした。
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こちらのボトルもそう。
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変化があったのは、下の方。
濃い色の、水の層が増えていました。
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こちらも。
こっちじゃないんだけどなあ・・。
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苦心して吸い出した油がこのくらいでした。
右は、吸い出したまま。うっすら濁っています。
左は、境目のドロドロも吸ってしまって、コーヒーのフィルターで漉したもの。
合計88g。カサでいうと(比重0.9で計算すると)、97ccです。
もとは750ccのボトル2本弱、1.3リットルくらいでしょうか。
収穫率7%くらい・・・。
勿体なくて使えないほど貴重ですが、ちょっと舐めてみると、ふわ~っといい香り☆
あの渋いオリーブの実から、渋くない、いい香りの油がとれるなんて不思議なくらいです。
うまくいくと、10~15%のオイルがとれるそうなのです。
青い実が多いほど、油の率は減るとのこと。
今回は青い実も多かったですし、7%というのは悪くない・・・・かな?
それにしても、油って何て貴重なのでしょう。
揚げ物大好きで、たまに揚げものをするときには新しい油をじゃんじゃん使っていましたが、それが極悪非道な行いだったように思えてきました。
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表層の油を吸い出した後、数日経つとほんのわずかですが、また油が浮いてきました。
でも層が薄いので、うまく吸い出すのは難しそうです。
この薄緑の層に油がまだ含まれていそう。
何とかしたら、もう少し浮いてこないだろうか?
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という訳で悪あがき。
あたためてみました。
結果は、より乳化を促進させたのではないかという感じ。
ダメでした。
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では漉してみたら・・?
薄緑の層をフィルターにかけてみたところ、モロモロが漉し残って、 肝心の油その上に。
下に落ちたのは・・・
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黒っぽい水。
(表層にうっすら油が見えますが、これはほとんどが最初から入っていた分です。前にオイル層最下部を漉したときの痕跡。)
でもこうやってみると、薄緑の層は大半が浮遊物と水分で、オイルは思ったよりは含まれていないのかも?
どうあがいても、ダメかな・・・。
いっぱい油をとるには、(ほどよい熟し具合の)大量のオリーブの実を使うしかないってこと?
今年は手絞りだった工程を、量産体勢にできるようにすると、いいかも。
プレスシステムはフルヤさんがお作りだったので、布袋を沢山縫うか、細いロープでマットを作るか、私なりに考えてみよう・・。
来年、それを持参して、再び挑戦してみたいです。 (来年への「宿題」。)
そう簡単に解決できない課題って、なんか燃えますよね!
フルヤさん、楽しい時間をありがとうございました!!
■メモ
遠心分離ってどれくらい効果的なのかな?
ペットボトルに薄緑の層を詰めてしっかり栓をし、洗濯機の側壁にそれをガムテ留めし、数分脱水してみたらどうかしら?
何かが分離できるのだろうか。
(薄緑の層に固執するのは無駄かしら?でも一度くらいやってみるといいですよね)