サツマイモの記事の続きです。
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あいこまち、という品種を今年初めて植えてみました。
でん粉の糊化温度が低く蒸しいもの糖度が高い「クイックスイート」を母、条溝がなく立枯病やサツマイモネコブセンチュウに強い「関系107」を父とする交配組合せから育成されたもので、最初は関東128号という名前でした。
これが前途有望なので(?)2012年頃に「あいこまち」という名前で品種登録されました。
サツマイモの甘みに関する研究資料では、クイックスイートに次いで甘いとの評価。
今年は紅はるかはお休みにして、こちらに挑戦してみます。
植え付けたのは、一番南側で、やや湿っぽい畝。
同じ畝に、シルクスイートとこのあいこまち、10本ずつ植えました。
生育途中は、割とよく茂っていたように見えますが、収穫直前、ツルを刈り取ってみると、ツルのつけ根の太さが全然違います。
シルクスイートは極太でガッチリ。あいこまちはひょろりん。
どちらから先に掘ろうかと迷ったけれど、ひょろり、の方から掘ることにしました。
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ひょろり、というツルの地下には、お芋もちょろり。
やっぱり・・・。
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ああ、たったの2本。
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こちらも2本。
とはいえ、芋の形や大きさは、悪くないかも。
大きすぎる芋は本当につらいので、小さくて少ない分には不平をいわないことにします。
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ツルが延々長くのびて、その先にお芋がついていました。
どうしちゃったんでしょう。
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一株だけ、サツマイモらしいものもありました。
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10本苗を買って、収穫は合計4.8kgでした。
凸凹した溝やヒゲ根の少ない、ツルリとまるっこいお芋が多いです。
クイックスイートほどではないですが、とても収量が少ないです。
でも、これを植えたエリアでは、マルチを破られたりはしておらず、それほどネズミの気配は感じていないです。
苗が弱かったのか、じめじめして水はけの悪い土地があわなかったのか。
それともやっぱり地下通路経由で、ネズミがかじったのかな?
芋のかたちは、ツルリと丸っこく小ぶりで、ひめあやかよりも好みです。
来年はひめあやかをやめて、これをもう一度育ててみようかな。
■サツマイモ2014
■参考情報
あいこまち 新品種プレス発表