最近買い食いばっかしているみたいですが、もうひとつ、美味しいおやつをご紹介します。

「みちのくの味 胡麻かりんとう」というもの。
宮城県石巻市の日和製菓のものです。イトーヨーカドー系のスーパー(ヨークベニマル)で買いました。
それぞれは大きめのポストイットくらいのサイズで、ひらひらと波打った形状。
ゴマ入りの薄い小麦粉生地を揚げただけで、通常のかりんとうのようなお砂糖のコーティングはありません。
小麦粉を揚げた香ばしさとカリカリの食感が印象的です。生地に練り込んだお砂糖が、うっすら甘く、またわずかに塩味もあります。
基本的にはカリカリ・ポリポリという固めの食感。たまにパリパリの極薄のものや、やや厚めのカリリン・コリリンとあごが疲れそうになるものも混ざっています。

こちらは、薄味で、しかもカリカリの食感で、すごく好み。一度食べ始めると止められないです。
どちらが健康にいいのか微妙なところです。
(ていうか、何でいっぱい食べようとするかな、私)

この薄い生地は、生地を薄くのばすのではなく、塊をスライスすることで作っているようです。アップにしてみると胡麻がカットされている断面が見えます。
何故袋ごしの写真かというと、うっかり撮影のために開封してしまうと、空腹でもないのに一気に食べてしまうおそれがあったため。
不用意に開封するのは要注意。ぐっとこらえました。
で、いずれ、少しお腹が減ったおやつの時に開封して、光線がいい時間帯に写真も撮ろうかなと。
が。
ふと疲れたときに封を開けてしまい、お皿に移して写真を撮るひまもなく、中味は空に・・・・。
反省・・。
気を取り直して。
薄切りにして揚げる、という製法が、すごく気になります。
自分で作れないかしら?
日和製菓 胡麻かりんとう で検索してみると、「ハマる」「一度食べ始めると止まらない」という紹介記事は沢山出てきますが、似たものを作ってみた、というサイトはまだみつかりません。
お手頃価格で買えるので、作ってみようという人はいないのかな・・・?
塊の小麦粉生地を薄くスライスするのは、刀削麺のようです。
(刀削麺も作ったことないけれど)
生地の硬さはどの程度なんでしょう?
胡麻を切れるくらいのということは、かなり切れ味のいい刃物が必要・・・?
生地を冷凍させて、半解凍にしてからスライサーでスライスすると、薄切りにしやすいのではなかろうか?
手始めに、ちくわぶを薄切りにして揚げてみようかしら。
(ベーキングパウダーは入っていないので、かなり固いものが出来そうですが)
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業務連絡:A子さま。今度このお菓子どうですか。カリカリ好きのA子さんの好みではないかと思うのですが。
■参考情報
お砂糖をからめないかりんとうは、他にもいくつかあるようです。
ひらひらしたリボン状のもののほか、中華菓子のねじねじの麻花餅に似たものが、宮城や青森にあるようです。
こちらも美味しそう・・。
(1)宮城県石巻市 日和製菓 胡麻かりんとう
製造元のHPはないようです。紹介記事は沢山あります。例えばこちら。
(2)宮城県岩出山 大久保製菓 かりんとう/黒ごろも
こちらの「かりんとう」も日和製菓のものに似た、薄くてヒラリとした形状のかりんとうです。
黒ごろもは、 それに黒糖衣をかけてあるもののようです。
ネットで探すと、一斗缶での販売をよく見かけます。
エンドレスで食べてしまいそうで危険・・・。
(3)青森県弘前市 石崎弥生堂 縄かりん糖
本店では、日によるようですが昼過ぎくらいになると、お徳なコワレが買えたりするようです。
(4)宮城県仙台市 石橋屋(仙台駄菓子の老舗)
縄かりん糖ににたネジネジタイプの ばん茶がし
(5)索餅 さくべい wiki画像検索
細長く伸ばしてねじって縄のようにしたものの総称のようです。
(索は縄の意味だとか)
縄かりん糖やばん茶がしもこの仲間になるようです。
(中国の麻花兒/麻花餅がルーツかな?)
のばしてねじって茹でたうどんやソウメン(むぎなわ)も索餅の一種になるようです。