ハタケシメジは一体どこに生えているのか、更に散歩してみます。
といっても、ヤマドリタケモドキを探すのと、同じコースを巡るだけなのですが。

この時期、大きなイグチ類はあまりなく、目立つのはカキシメジ。
そして、加減によっては薄紫色がかっても見える、薄色のこんなきのこがありました。
ずらっと並んで生えるタイプのきのこのようです。

こちらは、同じキノコの、育ちすぎのもの。
茶色味が強くなっています。
やっぱり並んで生えています。

左がやや古いきのこ。右がそれよりは若いきのこ。
カサのへりに茶色の綿毛状のもの(ツバの一部)が付着しています。
ヒダは古くなると茶色になるようです。
軸は根元がふくらみ、ツバの痕跡があります。

こちらは幼菌。
ツバは綿毛状で、最初は白く、次第に茶色くなるようです。

幼菌が生えているところ。
コロンとして、すごく可愛いです。
いっぱい生えているので、食べられたら嬉しいですよね。
調べてみると、食べない(食毒不明)という説と食べるという説が。
売っているサイトすらあったりします。
気になる・・・・・。
で、どうしたかというと・・・・・。
■メモ
ウスフジフウセンタケ Cortinarius alboviolaceus (Pers. : Fr.) Fr.
ハラタケ目フウセンタケ科フウセンタケ属
■参考情報
(1)Wild Mushrooms From Tokyo
個人の方のHP。
分類ごとのきのこ、胞子の写真がとても参考になります。
こちらのサイトのウスフジフウセンタケと、今回採集したものがよく似ています。
(2)きのこ販売サイト
こちらではウスフジフウセンタケが食用となっているようです。
(3)ネットを検索してみると、ウスフジフウセンタケとされている写真は非常に多様です。
明らかに紫色で、情報?によるオオウスムラサキフウセンタケと酷似しているものから 随分茶色っぽいものまで。