サツマイモ記事、これで終わりです。
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畑って、何か植えておかないと雑草が茂り放題になります。
ズッキーニやユウガオのツルを伸ばす用にあけておいた場所があったのですが、その畝のズッキーニもユウガオも不調。
場所はあきっぱなしでした。
6月末頃には、腰くらいの高さまで雑草が。
意を決して、稲刈りのように雑草を刈り取り、耕耘機で耕して根っこを掘り返しておきました。
ここを空き地にしておくと、またもや雑草が・・。
雑草を生やかすくらいなら、サツマイモのツルの方がいいかも。
ぎっしり茂るので、草は生えにくくなります。
芋を期待するには植え付けが遅すぎると思いつつも、その辺で茂っている芋のツル先を切って、適当に活けておきました。
耕耘機で耕しただけで、畝も作らずマルチもなし、勿論肥料もなし、という手抜きです。
耕した直後の平たいところにツルをちょちょい、と埋めておいただけなので、徐々に土が締まって痩せていくことで、根っこ(芋の頂部)が露出しやすくなります。
お芋が太ってくると、御馳走丸見え状態。
葉っぱの陰で私にはよく見えないけれど、どうやら動物たちのお芋ビュッフェレストランになっていた模様。
ぺらり、とツルをめくってみたら、そりゃもうすごいかじられようでした。
折角なので家に持ち帰り、写真も撮りました。
(畑で撮影すればいいのですが、泥だらけの軍手をしていることもあり、いつも忘れるので)
囓っているのは、私はネズミかと思っていたのですが、キジという説も。
かじり跡から何か分かる方、是非教えて下さい。
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かじり跡、新鮮な順に紹介します。
こちらはお芋の肉の黄色い色も鮮やかな、新鮮なかじりあと。
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かじられた跡は、しばらくするとコルク化してこんな風に白くなってきます。
順調にいく場合はここから更に組織が修復して腐らないです。
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一番右、がっつり囓られました。
真ん中のものなんて、先端部分を残して跡形もないです。
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これはだいぶ古めのかじりあと。
黒く見えますがこれは傷んでいる色ではなく、傷が修復され表皮が徐々に形成されているためです。
(最初傷んでいると思っていたのですが切ったらうっすら紫色でびっくりした)
こんなにひどく囓られても、腐らずにこうなるというのは結構すごいかも。
こういう状態までくれば、保存性は割といいです。
土がついたまま数日間玄関先に放置しても腐ったりしません。
2畝分植え付けたのは、7月上旬くらい。
葉っぱは狙い通りわさわさ茂って、雑草よけ効果を発揮してくれました。
となると収穫もちょっぴり期待してしまいますが・・・・
■ べにはるか
雑草よけに7月上旬に植えたもの。
23本 9.6kg (クズ芋を除く) 0.4kg/本
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この新聞紙1枚分で9.6kg。
23本にしては少ないのは何故かというと・・
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囓られ芋が多数あったため。
写真を撮った後はどうしたかって・・?
折角運んだり洗ったりしたので、食べます。囓られたところをカットして蒸かして食べました。
(こんな動物の残りものいじましくを食べるくらいなら巨大芋を消費するべきだったのかなあ・・)
なお、新鮮なかじり跡に土がついたまま寒いところに放置しておくと、そこから腐ったりするので食べるならすぐにがいいです。
■安納芋
雑草よけ用に植えたもう1畝。 安納芋と紅吉少々、合わせて約20本くらいは植えたはず。
収穫は5.8kg。 極少!
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20本くらいは植えたはずなのに、掘ったらほとんど出てきません。
ひどく囓られた芋は、今回は畑においてきた、というのもあるけれど、土が悪かったのかな(掘ってみたらガチガチでした)。
経験上、安納芋は他の芋より動物に好まれます。
丸ごと何個も食べられてしまった可能性もあります。
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これは何?という出来。
安納芋とこちら(おそらく紅吉)、合計で5.8kg。
まあいいか。
■雑草・害獣対策メモ
・雑草が大変なので、空き畝は避けたほうがいい。
・春のうちに(雑草が茂ってくる前に)頑張って、畝を作ってマルチをかけておくとよい。
で、なるべく6月中に伸びてきたツルを植える。
・動物対策にはマルチはとても有効。マルチがあってもやはり囓られるが、ないのよりは全然マシ。