12月末、ブログ友のスヌーピーさんから、生ベルガモットを頂きました。
お庭の木からの収穫です。
(スヌーピーさん、ありがとうございます!!)
ベルガモット、ここ数年来憧れだった柑橘です。
メルカリで探そうとしても、うまいこと販売中のものにあたらず・・・。
アールグレイの香料だったり、香水の原料だったり、果皮から精油をとるための柑橘です。
ベルガモットエッセンスの主な産地はイタリアのカラブリア州(長靴のつま先)。世界の80%がカラブリア産だそうです。
そして日本では、高知で生産しようとしているらしいですが、高知県物産館以外では見たことがありません。
(高知物産館にも大したものはありませんでした。ベルガモットシュガー、ベルガモットソルト、ソフトドリンク、お酒数種、のみ)
得られる精油1に対して、必要な果実はその200倍。
本物のベルガモット精油はとても高価みたいです。
生ベルガモットはこんな感じ。

レモンくらいの大きさと色で、レモンの両端のでっぱりをなくして平らにしたような感じ。
試しに少量の皮をナイフで削いで、紅茶に入れてみました。
とてもいい香りで、なるほど確かにアールグレイ風味になります。
折角なので一気に加工してしまうことにしました。
丁度家に、紅茶とルイボスティーがありました。(ルピシアのノンカフェイン福袋)

このふたつをアールグレイに変身させます。

4個、ゼスターグレーターで皮を削りました。

紅茶に半分。

ルイボスティーにも半分。

混ぜると、紅茶の方は結構存在感あるかな。

ルイボスティーは、茶葉が細かいので、すっかり埋もれてしまいました。

このままだと、皮の水分のせいで全体に湿気た感じなので、それぞれオーブンペーパーに包み、缶に入れて冷蔵庫へ。
こうやってしばらくおいて乾燥させていきます。
(冷蔵庫をあけるとふんわりいい香りが漂います☆)
さて、ベルガモットで興味があったのが、果肉。精油は有名ですが、果肉は・・?

これは、表皮を剥いたものを茹でこぼしたもの。
白いところはかなり苦いので、何に加工するにしてもちょっと晒した方がよさそうです。

中は、レモンのような形状の房。種がちらほらあります。
この茹でちゃった状態で果肉を食べてみると、酸味はレモンほど強くはなく、苦さもそれほどでもないです。甘さはやや少な目。
(Wikiによると、果実にはクエン酸含有が高く、苦さも強いとあったので、品種や熟し具合で違ってくるのかもしれません。あと茹でたせいで味も変わったかも。)
芯のところをV字に切って取り除き、輪切り方向にカットして、ママレードにしてみようと思いました。
が、ゆでこぼしたせいでふにゃふにゃと柔らかく、スライス幅が、極太5mm以上に。
ママレードぽくないので、どんどん煮詰めて、あと乾かして、ピール風にすることにしました。
(電気オーブンの、低温(70度くらい)送風モードが、乾かしモノにぴったりなのです)
(ピールの写真あとで)
念願のベルガモットを加工してみられて、とってもうれしかったです。
(もっといろいろな加工方法にするべきだったのかもしれないけれど)
スヌーピーさん、本当にありがとうございました!