パネトーネ、今年は国内で買えるものを買い集めています。
最後にご紹介するのは、ジャンフランコ・ニコリーニ。
昨年試食会で食べてみて、特徴があって印象深かかったもの。
代官山のボンタ・イタリアというカフェで小規模に仕入れていると聞いて、今年問い合わせてみました。
が、今年は輸入しないことにしたとの返事が。
残念~と思っていたところ、「他から何件か問い合わせがあって、やはり仕入れることにした」との連絡が。
その段階で結構沢山買ってしまっていましたが、ひとつとりおいて頂き、日本到着後、発送して頂くことにしました(支払いは銀行振り込み)。
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ミントブルーのしっかりした箱。
この箱を包み紙で包む形で送って頂きました。(段ボールを使うと更に梱包サイズが大きくなるので)
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何やらメダルが。
2021年のパネトーネワールドカップで賞をとったのかな?
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厚紙がたっぷり使ってある丈夫な箱です。
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中は、袋がパネトーネの上で縛ってあります。
この縛り方はパネトーネのドームをつぶしてしまって、問題がある縛り方です。
(実際、「かなりつぶれて届いたので値引きします」、という感じだったのでした)
(後で見せますが、特にこのお菓子屋さんのパネトーネはつぶれに弱い)
側面の紙ケースのところに縛り目がきた方がよさそうです。
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底面積が広くて背が低いタイプ。
紙箱の形状に沿って、やや四角形に変形しています。
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断面。左がこちら、ニコリーニ。
右は先日記事にしたジャンベルラーノ。
ニコリーニの、気泡の大きいこと!
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大きな気泡がぷくぷくです。
直径が大きくてこの気泡ですから、そりゃつぶれやすいですよね。
味は、とってもしっとり。
シュー皮の内側のところのような、みにょん、と伸びるような弾力感があります。
側面、生地が紙ケースにあまり貼り付いていないことから、かなり油脂のにじみ出た生地だったのではないかと想像します。
(そしてその側面~上面部分が美味しい)
底面は、大抵の場合ちょっとぼそぼそしているものですが(オリヴィエリの500gがそうでした)、これは底面までしっとり柔らか。
油脂の量や焼き加減など、相当こだわっているのかなと伺えました。
常温で食べると、ヨーグルトのような香りがするのもこちらの特徴。
(強い香りではないので気づかないときもありますが)
軽く温めると、パネトーネらしい香りになります。
ダンナサマはこちらが結構気に入ったようでした。
ちょっとリッチな配合なのか、美味しいからと沢山食べると、少し胃もたれする感じもありました。(中高年なんだからちょっとずつ食べようねー、もー)
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原材料:
小麦粉タイプ00、砂糖、卵黄、オーストラリア産種なしサルタナレーズン、オレンジピール、オレンジピールペースト、レモンピールペースト、天然酵母、アカシア蜂蜜、塩、麦芽、バニラビーン
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