交通会館マルシェを2日連続にしたのは、東京に泊まってちょっと美味しいものでも食べようという下心でした。
おめあては、一昨年に行った、新富町のビッケというお店。
このコロナ禍で、お店閉めてしまったり、もしくは移転してしまったりしていないか心配でした。
(だってグーグルマップでうまいこと出てこないのですもの)
でも、確認してみたところ、元気に営業中。
よかった~。
前回もいろいろ頼みましたが、今回もいっぱい食べるよ~☆
まずはお店の看板商品、ビッケタルト。
玉ねぎと八丁味噌の具の、塩味のものです。
前回、「ちょっとしょっぱいかも?」と頼まなかったのですが、看板商品だしやはり味見してみないと。

結構小さ目サイズです。
頂いてみたところ、皮はサックサク。
そして具は、全然塩辛くない☆
炒めた玉ねぎの甘みと、味噌だと言われないと気付かない程度の旨味。
とっても美味しいです。
玉ねぎの水気がほんとに飛んでいて、パートブリゼが全然湿っぽくありません。
「これは相当煮詰めていますよね?」と効いてみたら、
「ええまあ。5時間煮詰めるんですよ。もういやでいやで(ニッコリ)」
とのこと。
でも、コロナで営業が厳しい時期、これの冷凍通販を始めたのだそうです。
普通に営業できない不安が、これを作って梱包して発送して、という作業でだいぶ紛れたのだとか。
一度味わった人は、ワイン好きなお友達にプレゼントしたくなるだろうなー。
手間のかかった逸品だと思いました。
次は、イワシのマリネ。

ヒコイワシがいいのがなかったそうで、今回はマイワシ。
マイワシはとろっとリッチな味でいいですよね。
下に敷いてあるにんじんとオレンジ、キャラウェイ?フェンネル?のマリネも酸味がちゃんとあって好みでした。
ヒコイワシが入った場合は、捌く作業がまた大変なのだそう。
そちらもまたいつか頂いてみたいものです。
エビとカラスミのサラダ的な。

茹でたエビかな~、と思っていたら、生のエビでした。
カラスミの旨味と塩気がいい感じ。あと、何か香ばしい、食べたことがない旨味があります。
聞いてみたところ、それはエビ油。エビの殻を油で揚げるようにして香味をつけたものだそうです。
えもいわれぬコクと香ばしさがあり、お皿に残った油もパンでぬぐって食べてしまいました。
これは自分では作れないよなー。
はっとする美味しさでした。
お肉もちょっと食べたいよね、ということで、
自家製パテ・ド・カンパーニュ。(これは前回も頼んだ記憶あり)

添えものは、フェンネルのマリネ。
なんかぶあつい切り方で、とっても食べ応えがありました。
レバー(白レバー?)が多めなのかな、リッチな味わい。
どういう配合か聞いてみたかったけれど、このあたりから常連のお客さんがドヤドヤと(といっても2グループだけど)は行ってきて、忙しそうで話しかけづらくて聞きそびれました。
カウンターの上には赤くてカッコいいハムスライサーが。
(うまく写真撮れてなくてすみません)
これがなんと、ハンドルを回して刃を動かす、手動式。

このスライサーが動いているところを見たくて生ハムを頼もうかと思ったほどでしたが、丁度他のグループで注文が出たので観察させてもらいました。
手動スライサーは、刃の回転速度が高速すぎず、ハムに含まれる油脂を溶かしてしまわない、という利点があるのだそうです。その分切れ味も重要で、月一くらいでメンテナンスが来るのだそう。
ちょびっとつまませて頂きましたが、ほんとに極薄に、綺麗にスライスされていました。薄いので、とろけるような味わいでした。
前回、メインコースのお肉料理があるのを知らず、前菜ばっかり頼んでいたのでした。
今回はメインを何かひとつ・・・と思いましたが、このくらいでお腹がだいぶいっぱいに。
他のお客さんもいて忙しそうだし、今回は、あとデザートくらいで切り上げることにしました。

私はヨーグルトジェラート、ダンナサマはエスプレッソ。
ごちそうさまでした。満足☆
このお店は、袋小路の路地のどん詰まりにあります。
シェフによると、もともと倉庫だった建物で、テナント料がかなりお安いのだとか。
「だから、つぶれようがないくらいなんですよ」と。
これはいいことを伺いました。
きっと当分おなじ場所にお店があるはず。
また行きたいな~。