1月中旬の鳥取滞在、今回は「鳥取グリーンホテルモーリス」に宿をとりました。
これまでは、とれるときには「αー1鳥取」でした。
(独身時代、出張で使って以来の愛用の宿。理由はもはや忘れかけていますが、確か、掛け布団が薄い毛布ではなくふっくらフカフカタイプだったからだと思います)
今回は、ダンナサマがリサーチしてくれて、大浴場もあるし、最近改築されているし、ということでこちらに。
来てみると、とっても素敵なホテルでした。
ロビーの内装がとっても好み。
アジアンリゾート風で、木部はダークな色調で、アジア風の置物や染織品で飾り付けてあります。
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たとえばこんな感じ。
手織りのシルクの織物だと思います。
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こういうシルクストール、すごく好きなのです。
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あちこちに、それぞれ違う柄のものが使われています。
これは、ロビーのソファーの間にある応接机のカバー。素敵・・。
写真が下手でうまく伝わりませんが、シルク独特のツヤがあり、目を惹かれます。
シルクなのでこういう場所でつねに光や空気に触れていると、段々色あせて、風化してほころびてくる可能性が高いです。
傷んでしまっても、また似たようなシルクの布に掛け替えられるといいな~。
このホテルの白眉は実はこちら。
立派なマンガライブラリー。
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(写真はホテルのHPからお借りしました・・)
上質なマンガがどっさりそろっています。
(鳥取は故・谷口ジロー氏の故郷)
ホテルの自室に持ち込むことも可能。
市内は特に観光するところもないし、雪がちらついて寒いので、食事に外出したりする以外は、部屋でマンガ三昧☆
読みたい本が沢山あって、読み切れませんでした。
この宿は昔は古くてボロボロで、部屋もかなり狭く、中にはビル中央に位置しているのか窓のないお部屋もあったのだそう(アレはきっと消防法違反だったのではとの噂も)。
で、最近になって、オーナーがもともとの事業(雑貨屋さん)を縮小してホテル事業に本腰を入れ、すっかりイメチェンしたようです。
二日目に行った料理屋さん(はせ川、また記事にしますね)でゲットした情報によると、経営者の奥様がフランス人なのだとか。
そういえばエレベーターホールには、フランスのマンガ(?)タンタンのポスターが飾ってありました。
アジアンリゾート風のインテリアや、マンガライブラリーは、フランス人の奥様のセンスも入っているかも。
ホテルの部屋でのんびりしているのに罪悪感がない、とてもいい宿でした。
(ふとんは薄い毛布タイプでしたが・・)