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おでんのだしの再透明化

2022年になりました。令和だと、4年。
年末年始は実家に行って、お餅をついたりしつつ、断熱リフォームの効果を確認してきました(効果ある気がするの!)。

新年早々ビンボ臭い記事からですが・・・。

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(12月下旬のこと)

おでんを、具をたし出汁をたしつつ、長々食べていました。
確か昨年は暖冬でおでんは作らずじまい。ひさびさだと特に美味しいし、楽です。

ある日、うっかりフタをぴっちりしたままグラグラ煮立ててしまって、だしがすっかり濁ってしまいました。

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おでんだし

ひどい濁りよう。
(あと、台所の蛍光灯のせいで、マズそう・・・)

これを再透明化します。
自分ではコンソメ処理とも勝手に呼んでいます。


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おでんだし

卵白とささみ(今回は2個・2本)をスティックミキサーで粉砕し、ここに濁っただし汁を少しずつ混ぜていきます。
(具を取り出して、大きなクズが入らないように茶こしなどで濾してから)

最終的に、白濁した液体が出来上がります。
これを、中火くらい?で、絶えずかき混ぜながら煮立てていきます。


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おでんだし

かき混ぜている最中はこんな感じ。
実はやるたびに、不安にかられます。

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おでんだし

沸騰してくると、モロモロとしたものが浮いてきます。
そうしたらかき混ぜるのをやめて、静かに煮立たせ続けます。

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おでんだし

しばらくそーっと煮立たせ続けて、モロモロの間から覗く汁が透明になっているのを確認。
そこで火をとめます。

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おでんだし

浮いたモロモロは、ふんわかしたかたまり状になっています。(簡単にほぐれる柔らかさ)
これを網杓子で取り除いたのがこちら。
鍋肌に多少こびりついていますが、だしは透明になっています。


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おでんだし

さらに目の細かい茶こし越して、別鍋に注いだのがこちら。
(ペーパーを使って布ごしするときもあります)
ほぼクリアなだしに戻ります。
(下に白く沈んでいるのは、透明なだしになったあとに投入した、具としてのささみ)


回収したモロモロは、ささみミンチをだしで煮た、ジューシー鳥団子的なものといえます。
なので私は「良質なタンパク質摂取!」、てことで、食べちゃうことにしています。(実際おいしい)
今回は、たまたまお好み焼きを作ったので、そこに混ぜて美味しくいただきました。


(お店以外で、うちほど長々おでんを食べ継ぐ一般家庭は少ないかも。
あんまり誰の役にも立たなさそうな記事でスミマセン)


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