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ヤマモモ2021

ヤマモモ、今年は摘みました☆

行動圏内に木があるのですが、つい見に行きそびれている間に雨が続いたりなどして摘みそびれる年もあります。
今年は青いうちから何度か観察に行き、ほどよい頃合いに摘んできました。
(うちよりちょっと南に住むお友達のFBで、「収穫して追熟中」という記事を読んだのも助かりました。)


6月28日頃が、丁度熟してきたところ。

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ヤマモモ

ヤマモモって、広葉樹のはずですが、実を食べると針葉樹のような森の香りがするのが不思議です。


地面に落ちている分も少な目の段階です。

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ヤマモモ


でも、今年はなんか、木が不調なのかな。
粒が小さ目で、あとつやつや具合もなんだか足りず、樹脂で黒く薄汚れているものが多いです。
摘んでいてどうも気分が盛り上がらない・・・。
こんなもんだったかなあ。
以前は、「うっわ~、宝石に囲まれてるみたいだ~」と思ったこともある気がするのだけど。



ひとまず持って帰ってきてから、選別します。
大小さまざま。
でも、必ずしも大きいのがいい、という訳でもないのです。

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ヤマモモ


手の上の2個、左は透明な丸いビーズの集合のようになっていて、右は、ツヤがあまりなく、それぞれの粒が尖がってザラザラしてみえるのが分かるでしょうか。

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ヤマモモ

この2タイプだったら、粒は小さくても左側、キラキラビーズタイプが美味しいと思うのです。
(特に生食の場合。加熱したらもしかして似てくるかもだけど)


なので持ち帰った分を選別。いいものだけ加工します。

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ヤマモモ



ヤマモモの加工(種とり)は、2008に一粒ずつナイフで剥いたりフードプロセッサーにかけてみたりなどいろいろ試行錯誤してこの方法に落ち着きました。

まずはぬるま湯でよく洗い、キッチンペーパーの上に広げて水けを乾かします。
次に、ひと粒ずつ、ヘタ部分をピンセットなどでくり抜きます。
(この時、全ての粒を触ってチェックすることにもなるので面倒でもやっています)

その後、土鍋に入れてフタをして加熱。
スプーンでちょっと押して、簡単に果肉がほぐれるのが目安。

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ヤマモモ


それを、目が粗く、編み込みタイプでないプラスチックザル(カゴ)で濾します。
ヤマモモは果肉の組織が繊維っぽい構造なので、通常の金ざるだと挟まって厄介なので、こういうタイプが便利です。
丁度良く加熱されていれば、ヘラですっと押すだけで果肉がほぐれます。

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ヤマモモ


とれた果肉。種が何個か網の目を通り抜けているので、見つけ次第つまみだします。

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ヤマモモ


残りかすの種。かなり綺麗に果肉を回収できると思います。

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ヤマモモ


最近は、とれる量が少な目ということもあり、できたピュレにお砂糖を混ぜて冷凍しています。

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ヤマモモ

ジャムを作ったこともありましたが、ヤマモモの場合、どれだけ煮てもペクチンでとろみがつきません。
なのでジャム用ペクチン買って追加するか、もしくはとことん煮詰めて水分を減らすか。

でも、このフレッシュな風味が美味しいと思うので、煮詰めないピュレをゼリーにしたり、ほかのベリーと混ぜてサマープディングにしたりしています。


■過去記事
ヤマモモ2008
7/10~12頃収穫。
種をとる方法を試行錯誤した年。最後の方に、プラかご方式を発見。
ジャムにする際、とろみが出るまでとことん煮詰めたら、とても目減りしました。

ヤマモモ2009
この年のジャム作り
7/6頃収穫。
プラかごで濾す方法で濾して、寸胴鍋にたぷたぷになるほどピュレをつくりました。
この年のジャムは、ペクチンを使って煮すぎないようにしてみました。


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