ハワイのフルーツツアー、ベルトラ、というサイトで予約して行ってきました。
ワイキキ市内でピックアップしてもらい、車で現地へ。
車には、もう一組(大阪の新婚夫妻)でしたが、現地で女性4人が合流し(これはイレギュラーなことのよう)、8人で農園内を巡りました。
食べごろの実がある木のところで立ち止まり、一切れずつ試食、というスタイルで園内を巡り、その後、軒下にテーブル等設営して着席。
そこでもまた、違うフルーツ、そしておにぎり2個を頂きました。
とりあえず、見たものをほぼ全部写真に撮ってきたので、ご紹介します。
木全体、葉っぱ、果実、カットしたところ、という順に並んでいます(撮影し忘れもあります)。
長くなるので、写真の縦方向をトリミングしてありますが、それぞれ、クリックすると元の写真が大きく表示されます。
長いので、3編に分かれています。
(1)の目次
■サポジラ(見)
■パパイヤ(見)
■グレープフルーツ(食)
■金柑(食)
■ザボン(見)
■マイヤーレモン(見)
■スターフルーツ(食)
■グアバ(食)
■マメイサポテ(見)
■チェンパダック(見)
■ジャックフルーツ(食)
■チェンパダック×ジャックフルーツ(見)
■マンダリン(見)
■ジャボチカバ(食)
■スターアップル(見)
■チコ/サポジラ/sapodilla(見)
スタート地点に何本も木があって、気になったのがこれ。
サポジラというものだそう。
今回は熟しているものがひとつもなく、味見はなし。
参考情報によると、黒糖のように甘く、酸味はゼロ。果肉はややざらざらしているようです。
■パパイヤ(見)
台湾では、お庭などにもよく生えています。
今回は熟しているものはありませんでした。
私は、レモンをかけて食べるのが好きです。(パッションフルーツで和えても)
■グレープフルーツ赤・白(食)
初試食はグレープフルーツ。赤と白。
どちらも味が濃くておいしかったです。
貝殻は、アフリカマイマイというカタツムリの殻。重症の感染症を引き起こす広東住血線虫という寄生虫がいるので、カタツムリ本体はもとより移動跡なども触らない方がいいそうです。
■金柑(食)
おなじみ金柑。
フリーダムな感じで育っていましたが、甘くておいしかった!
(しかし、このあといろいろなフルーツが出てくるので、食べずにタッパにでもしまっておけばよかった・・)
■ザボン/文旦(見)
これもおなじみ文旦。熟すにはまだ早いようでした。
■マイヤーレモン(見)
マイヤーレモンのようです。miyakoさんから頂いたことがあります。
皮が薄く、酸味が少なく、やさしい味わいのレモンです。
ママレードやコンフィを作ったこともありました。
売店で売っていて、1個1ドルでした。
■スターフルーツ(食)
カタバミ科ゴレンシ属だそうですが、あのカタバミとは似てもにつきませんが、あちらはカタバミ属。属が違うとほぼ別人、ってことですかね。
みずみずしく、ほどよく甘酸っぱく、私はいつも、美味しいプラムの果肉に似ているなあ、と思っています。
(皮が酸っぱ渋くて果肉は薄味のようなハズレのプラムよりずっと美味しいと思うのです)
台湾でも栽培されています。機会があれば台湾もしくはハワイのものを是非。
(日本産は、味が薄いことがあります)
■グアバ ピンク・白(食)
フトモモ科バンジロウ属のグアバ。
(外見がザクロにちょっと似ていますが、ザクロはミソハギ科ザクロ属)
赤も白も、ほどよく熟したものを皮ごと頂きました。
全体に、洋梨程度の柔らかさで、甘酸っぱくて味が濃くて、美味しい!
(ちょうど虫歯の穴に詰まりそうなサイズの、大き目の丸いタネがありますが、食べてしまえます)
台湾にもグアバはありますが、あちらでは青くてカリカリの状態のものを、ワタをくりぬいて食べる習慣です。
この状態だと味は、未熟な洋梨というか、味のないりんごというか・・・。
台湾人はフルーツへの情熱がすごいと思うのですが、このグアバを好む理由だけはよく分かりません・・・。
グアバは葉っぱも、揉んでみるとグアバのいい香りがします。
■マメイサポテ/オオミアカテツ/Mamey sapote(見)
こちらは見ただけ。果実が実ったあと、熟してくるまで2年ほどもかかるのだとか。
こちら(ハワイ在住の方のブログ)によると、果肉はオレンジ色、中心に大き目のタネが一個。
味は、ねっとりしたカボチャやサツマイモのような感じだとか。
(デンプン質ですね)
アカテツ科アカテツ属で、メキシコ、キューバなど中央アメリカ原産。
生食のほか、ミルクセーキやアイスクリーム、砂糖漬けなどに加工されるそうです。
■チェンパダック/コパラミツ/chempedack(見)
大きくて立派な葉っぱで、果実もインパクトがあるサイズです。初めてみました。
名前もコパラミツですし、ジャックフルーツの親戚のようなものだそうです。
味は甘くてドリアン臭がややあるとか。(苦手なひとは苦手系)
実は天ぷらにして食べたりもするようです。匂いが飛ぶのだとしたら、結構美味しいかも・・。
タネも加熱して食べられて、栗のようだとか。
ずっと前、ドリアンのタネを茹でて食べてみたことがありますが、なるほどデンプン質ですが、やはりドリアン臭が・・・。
もう一度食べたいというほどではありませんでした。
これは、ドリアンよりは臭い弱めのようなので、タネも美味しいかも。
■ジャックフルーツ/パラミツ(食)
葉っぱは、チェンパダックが先端がとがっていたのに比べ、こちらは先端が丸いです。
果実は、写真のものはまだ赤ちゃんで、とても大きくなります。
試食会の際に出して頂いたのですが、果肉は甘く、独特の食感があります。
コリコリ、まではいかないけれど、きゅうきゅう、という感じだったかな。カブのお漬物を薄くカットしたような食感。
味は甘く、わずかにドリアン臭。んー、あんまり好みじゃないかも。(私は酸味があるものが好きなので)
食べきれずに余ったのですが、持ち帰り用に下さい、とは言いませんでした。
今考えたら、レモン汁をかけて食べてみたら面白かったかなあ。
でも匂いがなあ・・・。
■ジャックフルーツ×チェンパダック(見)
ジャックフルーツとチェンパダックのハイブリッドということです。
確かに葉っぱは、ジャックフルーツに似た先端が丸い形状。
果実はチェンパダックに似ていますが、ジャックフルーツの果実もこんな感じじゃないかしらん・・・。
■マンダリン系(見)
柑橘コーナーにありました。
手で剥けるみかんの仲間だと思います。
■ジャボチカバ/樹葡萄/Jabuticaba(食)
以前台湾で初めて食べて、ブログの記事にしたことがある、ジャボチカバ。
フトモモ科プリニア属で、南アメリカ大陸原産。
熱帯の樹木にしては、葉っぱがツツジみたいにちまちま小さいですよね。
木からつぶつぶ実がなっている様子は、いつ見ても不思議・・・。
果実は巨峰くらいの大きさで、皮は厚く食べられないです。
中の果肉は、白くてとろっとしていて、中心に直径5mmくらいのタネがひとつ。タネはかじっても毛羽がとれないタイプ。
味は、くっきり甘酸っぱくて美味しいです(好み)。
一個あたり食べられる部分が結構少ないですが、今回頂いたものはかなり大粒で、美味しく味わえました。
■スターアップル/スイショウガキ/カイニット/牛奶果(見)
とても大きな葉っぱ。裏が金茶色で、特徴的でした。カッコいい葉っぱじゃない?
アカテツ科オーガストノキ属で、中央アメリカあたり原産。
今回は果実はなっていなかったので、台湾で食べたときの写真をつけました。
そのときは、薄甘い、ぼんやりした味でしたが、状態がいいものを食べたらまた違うかも。
(台湾で500円近くの価格でしたが、あの味ではその価値はありませんでした)
このツアーでこれが食べられるのは、何月頃なんだろうな・・。