昨年9月のナポリ旅行、1年経ってしまいましたが、まだ書きそびれていることがいくつも。
記憶も薄れかけていますが、書けるものから書いてみたいと思います。
とりあえずお料理については書き終わったかと思っていましたが、まだひとつ残っていました。
これで最後。最終日のごはんのようすです。
9月8日朝食

朝食のテーブル
最終日の朝食は宿にて、残り物片付け作戦。
とはいえ、食材消費計画はかなりうまくいっており、食べなきゃいけないものはごく少しでした。
・・・つまり、朝ごはんとしては物足りなかったということ。
四角いものは、宿ご提供の朝食のひとつで、サクサクのラスク的なもの。
あとリコッタチーズ、オリーブ、フルーツ、コーヒー、牛乳。
これで冷蔵庫はからっぽです。
(というか、あとはお持ちかえり用のチーズ。ぎっしり。)
その後、午前中は各自自由時間。
私は買い出しがてら菓子パンなどを買い食いしましたが、男性陣は多分そういうことはせず。
この日は、水牛のリコッタチーズが買えました(持ち帰り用)。
ちょっとだけつまみ食いしたら、夢のような美味しさ。
ああ、1リットルくらい欲しい・・・。でもとても傷みやすいものなので、沢山買っても後が大変なだけだよね・・。
昼ごろに、重たいスーツケースを引きずって坂道を上り、大汗かいてベスビオ周遊鉄道駅まで。
ここの電車はエアコンなしで、汗がなかなかひきません。
ナポリ駅で降り、ここからは空港バス(ようやく冷房にありつけた)。
ナポリ空港に着いたときには、男性二人はだいぶお腹が減っていた模様。
「もうすぐ機内でごはん出るよ?」と言っても聞く耳もたず。
ゆっくり座れるカフェテリアを探して、そこで休憩&軽食タイムになりました。
食べすぎると大変なので、各自飲み物と、お料理は2品だけ注文しました。軽く、サラダとパスタ。

大盛りのサラダ
モッツァレラを名残に食べたいねー、ということでモッツァレラ入りのサラダ。
届いてみたら、まるまる一個!
器もおどろくほど大きかったですが、生野菜はふわふわしているので、何とか食べきりました。
(辺りを見回すと、そういえばほかの人も、この大きさのお皿でサラダを食べていました)

スパゲッティポモドーロ
麺好きのダンナサマの希望でこちら。
玉ねぎも入らない純粋トマトソースだと思うのですが、美味しかったな。
自宅でもたまには、いろいろ入れすぎないシンプルなパスタも作ってみよう。
空港に入ると、おみやげ屋さんが誘惑してきます。
発泡スチロールの保冷箱に入ったモッツァレラなども。
ヨーロッパ圏内の人はいいかもしれませんが、乗継があると液体ものはダメですよね・・・。
名残惜しさが買い物浴を刺激すると思うのですが、何か買いたくて仕方がありません。
せめて実用的なものを、ということで、乾麺パスタをいくつか買いました。
あまりお店のそばにいると更に買い込んでしまいそうなので、ラウンジで待ち時間をつぶします。
ここでもまたプチモッツァレラなどつまんでいたのですが、誰かが時間を見ているだろう、とみんなでぼんやりしていたせいか、
「ミスター××、アナタが最後のお客さんですよ!」
と呼び出しをくらって、大急ぎで搭乗口へ。とっても恥ずかしかったです。乗り遅れなくてよかった・・。
ひとに頼らずちゃんと時間を把握しておかないとだめですね。
乗継は、ベルギーのブリュッセル。
往路の乗継空港(ドイツのハンブルク)とは全然違う雰囲気。パンも、プレッツェルは全く見当たりません。
往路の方が買いたいものが多かったな・・・。
自宅だと、ごはんの献立を考えて買い物して料理して、というのはあまり楽しくもない義務で、やらなくて済めばいいのに、とよく思いますが、旅先だと、ほぼ一日中それしかしていないけれど、何故か楽しいです。
なにが違うんだろう。
お店や食材が目新しいし・・・、あと自宅には料理どころじゃない作業や雑用が沢山あるからか・・・。
なるべくものを減らして雑用を減らそう。そして、例えばいつも買わない食材を買って新しいレシピに挑戦してみる。
旅先のように料理を楽しめるようにしていきたいものです。