不思議食感のなお菓子を頂く機会があったので、ご紹介します。
有名かもしれませんが。

富山のお菓子で、「月世界」というもの。
羊羹のような細長い箱に入っているのは・・・

ぴっしり美しい、正方形の包み。
これが、重さがないくらいに軽いのです。

よくみると、うさぎの模様が。
奥ゆかしく、白地に白のうさぎ。

中はふたつに分かれています。
色は、真っ白という印象でしたが、この写真で見るとクリーム色ですね。
「暁の空の淡い月影と美しい表情から」、月世界という名前がつけられたのだそうです。

とてもとても軽く、でもしっかり固い形状。
歯ごたえは、パキっと固め。
「メレンゲみたいだし多分甘いんだろうなあ・・・」予想しつつ口にしたのですが、それほど甘くないです。
衝撃的なのが口どけ。
口に入れた瞬間から、するるっと消えていくのです。
カシっと固い歯ごたえと、空気のような口どけの対比が新体験。
余韻に、卵白のやさしい味が広がります。
『小さなお茶会』でかるめ焼きのことを「お月様の味」と表現していましたが、この「月世界」こそ、月光の味といってもいいのではないかしら。

原材料は、砂糖、卵、寒天。
馴染みのある材料ですが、食べた瞬間、こんな新体験が味わえるなんて、すごいです。
おせんべいやクッキーのように、日常的に食べるようなお菓子ではないかもしれませんが、もし1個食べてみられる機会があったら、一度は味見をおすすめしたい、とってもスペシャルなお菓子でした。
それにしても、どうやって作るんだろう。
和菓子の淡雪羹(卵白を寒天で固めたような生菓子)が原型かなあと思いますが、低温乾燥焼き?
いや、フリーズドライかな。
キューブ状のインスタントお味噌汁のあの軽さと似ている気がします。

箱の説明によると、明治の半ばに創製されたのだそうです。
明治半ばって、フリーズドライ製法はあったのかしら(ないよね?)。
このお菓子にも、インスタントラーメン開発史みたいな苦労話があったのでしょうか・・・・。
このほか、やはり富山には卵白を使った面白い和菓子があります。
不破福寿堂の鹿の子餅といって、白くてキューブ状で、お餅とマシュマロの中間のような、ふにふに、もちもちとした食感。
こちらも初めて食べたときは、「えええっ、こ、これはなに?」と衝撃でした。
いつか記事にしたいと思います。
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ところで、記事とは関係ありませんが、プレゼント企画。
内容・発送時期は未定ですが、ココナツかんころ餅は入る可能性大です。ほかにも何か手作りのものを。
3,4名くらいかな。
マルシェに来て下さった方、コメントをよく下さる方を優先にします。
到着後、メール(もしくはコメント欄)にて写真や感想を下さると頂けると嬉しいです。
(連絡がないと結構凹みます・・・)
大変恐縮ですが着払いにさせて下さいませ。
応募が少なかったらどうしよう。