茨城は実はメロンの産地です。
季節になると、スーパーや農産物直売所にいろいろな品種のメロンが並びます。
こちらに住むようになって、よく買って食べるようになりました。
(実家住まいだったころは、母があまり好きでないためか滅多に食べませんでした)
メロンって美味しいんだ~と思うように。
ふんだんにあると、えり好みするようになってきます。
お気に入りになったのは、どちらもグリーン系の「タカミ/貴味」そして「阿見グリーン」。
(アンデスは、安売りしてても買わなくなりました)
珍しもの好きの私にしては珍しく、この2品種から浮気することはほとんどなかったのですが、先日、未知の品種を頂きました。
名前は「ユウカ/優香」。(松太郎ママさん、ありがとうございました!)
このユウカちゃんも、とても美味しいメロンだったのでご紹介します。

ユウカメロンの皮は黄色っぽい
ほかにはあまりない、かなり黄色っぽい色合いです。
育成した機関のサイトによると、育成年次は1990年で、タカミと同じ年。若いうちは緑色の果皮で、熟すと黄色に変わるので、収穫時期が分かりやすいという利点があります。
熟してくると、芳香があることから優香と名付けられたようです。

ユウカメロン断面
切ってみると、中は黄色いということはなく、青肉タイプ。
そしてタネエリアがとっても小さいです。どうりで、サイズの割に、えらくずっちりしているなあ、と思っていました。
皮の方もギリギリまで柔らかくて、可食部率がとても高い、お得なメロンです。

捨てるゴミも少ない
タネはほんのちょっぴり、そして皮ギリギリまで食べられるので、捨てるゴミがとっても少ない、おりこうさんです。
それだけでなく味も抜群。
「もう食べごろですから」とちょうどいい熟し具合のものを頂いたせいかもしれませんが、全体が均一に完熟していて、ヘタのすぐそばからもう甘いです。
(普通はヘタ側は甘みが薄かったりするのだけれど)
とてもジューシーで、風味がよく、後味スッキリ。
うっとりしながらどんどん食べ進んでしまうおいしさでした。
(勿体ないので、ひとり4分の1ずつ、2回に分けて頂きましたが、一度に半分くらいはいけそう)
栽培がやや難しいのか、生産地はまだそれほど多くなく、今回頂いた新潟産のほか、茨城などでちょっと作っている程度だそうです。とっても貴重なメロンなのでした。
どうりで、スーパーでは見かけない訳です。
近所にJA系の大型直売所があるので、もしかして出ていないか、探してみようかと思っています。
とっても美味しかった~。
松太郎ママさん、珍しいメロンを御馳走さまでした!