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干し柿2018:小箱

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11/19(月)~23(金)と台湾に行っていました。
干し柿作業たけなわのこの時期に留守にするのは、本当は避けたいところ。
ですが、のんびり気分のダンナサマが行きたいみたいなので、つきあいます。

今年の干し柿は、矢田さんに教えて頂いた秘密のプロセスをちょっと加えてやってみています。
柿が届いたら、まずは開封。軽く拭きながら3グループに分けます。

1:だいぶ柔らかめで、今日剥く必要があるもの
2:中くらいの熟柿加減で、その次に剥くもの
3:まだしっかり固いもの

2と3は、とある加工を。
1はその日に、翌日以降、2,3の順に適宜剥いていきます。

のんびり作業するのが楽しいのですが、今年は忙しいです。
出発までに剥いてしまわないと、帰ってからでは柔らかくなってしまうおそれが。
超特急で剥きました。

 

干し柿八珍姫

物干し竿を占領

とりあえず剥き終わった段階で、カート2つからあふれて、物干し竿を占領しています。
でも、このあと、干しあがったものを取り入れるので、大半はカートに収まるようになります。
 

干し柿八珍姫

クリップが残り少なく

柿用クリップが、残りごくわずかになってきました。こんなのを見るのは久しぶり。
短期間で沢山剥くとこうなります。
(この後、干しあがったのを沢山取り込んだので、またクリップは補充されました)

今年は柿が豊作だそうで(お米は大不作)、矢田さんは手持ちの金具とクリップが尽きるまで剥きまくったそうです。
こちらのブログに壮観な写真がありますが、この後もずっと剥いていたとか。いったい何個剥いたのでしょう?
小玉を分けて頂いている私のものより、サイズはだいぶ大きくて立派な干し柿だと思われます。
興味のある方は問い合わせてみて下さいね。

 

干し柿八珍姫

箱詰め

毎日少しずつ剥いてきたので、干しあがり具合もそれぞれ異なっています。
留守の5日間で、干しすぎになってしまいそうなものは、とりあえず箱詰め・発送(お歳暮?)。
この箱には本当は3列に並ぶのですが、まだそこまで小さくなっていなかったものは、こんな感じで2列に。
3列12個+スライス干し柿 もしくは、2列10個+スライス干し柿 になりました。
 

干し柿八珍姫

新趣向の小箱

今年の新趣向。1列入りの箱。
頭も手も柿剥きになっているときに、箱の設計・組み立ては、「あがぐぐぐぐ」となりますが、必要に迫られて何とか作りました。
柿が1列に並んで、真空パックの袋に入るように設計しました。
最初は5個入りで試作したところ、どの袋にも入りません。
仕方ないので、縁起が悪いけど(?)4個入りに。
これくらいかな?と試作したらちょっと長すぎてシールしにくいので、更に1cm縮めてようやく完成形。

 

干し柿八珍姫

4個入り

丁度すっぽり4個並びます。
わーい、可愛い~☆
平核無柿は、佐渡では八珍柿とも呼ばれるようなのですが、この干し柿は、(勝手に)名付けて「八珍姫」。
ちんまり小さくて、ぽちゃぽちゃしてまあるくて、四つ葉みたいなヘタもまた素敵で、これまで何種類も干し柿を作りましたが、お姫様のようにかわいらしい☆
 

干し柿八珍姫

袋詰め

真空パックの袋に丁度おさまります。
パック詰めしたのは、実はフタを作る手間を省きたかったというのもあります。
今年初めてやってみた○○加工のせいかどうか、例年よりオレンジ色が鮮やかなような気がしますが、どうかな?
本家矢田さんは、この色のまま、このあとうっすら粉を吹かせるのですが(夢のように綺麗!)、私はそこまでの技術はなく、ぽったりしたあんぽ柿状態です。

持ち運びやすくなったところで、スーツケースに詰めて台湾へ。
向こうでお世話になっている知人達に配ります。

 


配った相手の大半が、「味はどうでした?」と率直に聞けないくらいの間柄なので、気に入ってもらえたかどうかはよく分かりません。
冷蔵または冷凍保存、という注意書きはつけておきました。
食べてもらえたのなら嬉しいのだけど。


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